不安でいっぱいのときの整え方|「今に戻る」という習慣

こんにちは。不登校・ひきこもりの母親専門『チェンジングカウンセラーⓇ』の平井いずみです。
前回のこの記事では、「回復はまっすぐじゃない」というお話をしました。
頭では分かっていても、
「このままで本当に大丈夫かな・・・」
そんな不安が消えないことって、本当によくありますよね。
実はこれ、心が「今」から離れ、
まだ起きていない未来のことを考えて、不安だけがどんどん膨らんでいっている状態なのです。
今回は、
そんなときにどうやって心を整えていけばいいのか。
前回お伝えした「回復の流れ」を、日常の中でどう支えていけばいいのか。
そのヒントとしての「今に戻る」という視点について、お伝えしていきます。
あなたの心が少しでも軽くなりますように・・・
目次
気づくと心は「今」から離れてしまう

人の心って、放っておくとすぐに、未来や過去に飛んでいき、不安だったり、後悔だったりを生み出しますね。
そして私たちは、悩みのループに入ってしまう。
「このまま良くならなかったらどうしよう」
「また同じことが起きたらどうしよう」
「あの時、違うやり方があったんじゃないか」
そんなふうに考え始めると、不安はどんどん大きくなっていくのです。
私も入院中、何度もその状態になりました。
身体はベッドの上にあるのに、心は過去やずっと先の未来に行ってしまっている。
そして、勝手に“妄想ループ”で、疲れ切ってる現実。
でもそれって、ある意味とても自然なことなんですよね。
大切なものがあるからこそ、過去を振り返るし、これからのことも気になってしまうのです。
ただ、その状態が続くと、心はどんどんしんどくなっていきますね・・・
「今」に戻る“シンプルな方法”
実は、そんな“妄想ループ”に入っているときに、私がいつも意識していることがあります。
これは、入院中に改めて実感したことでもあり、それ以前から、私自身が大切にしている感覚でもあって。
それはただ、シンプルに「今」に意識を戻すこと。
たとえば、
・ぼ~っと空を見上げる
・手をかざして太陽の温もりを感じる
・風を感じながら深呼吸をする
・温かいお茶を飲む
本当にちょっとしたことだけど、
自分の“五感”に意識を向けることで、少しずつ「今」に戻っていく感覚になれるのです(*^_^*)

すると不思議なことに、頭の中の“ぐるぐる”から、少し距離が取れるようにもなって(*^_^*)
「先のこと」は、どうなるか分からないけれど、「今」は、確実にここにある。
その感覚に戻ることで、必要以上に膨らんでいた不安が少しずつ小さくなっていくのだと思います。
そしてそれは、特別なことではなく、日常の中でも少しずつ育てていける感覚なのです。
「今に戻る」という感覚は、“自分とのズレ”に気づくことともつながっています。こちらの記事でも詳しくお伝えしています。
戻れないときは、「気づくだけ」でもいい
とはいえ・・・
「今に戻ればいい」と分かっていても、どうしても戻れないときだって当然ありますよね。
そんなときは、無理に戻ろうとしなくて大丈夫。
ただ、「今、不安なんだな」そう、自分で気づいてあげるだけでいいのです。
それもまた、“今にいる”ということだから☆彡
私たちは、ついできない自分を責めてしまいがち。
だけど、大切なのは・・・
できていない自分を責めるよりも、気づけた自分をしっかり認めてあげること。
その小さな積み重ねが、少しずつ心を整えていくことにつながっていくのだと思います。
自分にかける言葉で、「今」の感じ方は変わる
そして、自分にどんな言葉をかけるかで、気持ちが左右されること。
これについても、色んな気づきがありました。
不安になったとき、
「ちゃんとしなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
「まだまだだよ」
そんなふうに、自分を追い込む言葉をかけてしまうと、さらに苦しくなってしまう。
でも、
「今はこれでいいんだよ」
「少しずつで大丈夫^^」
そんな言葉をかけてあげると不思議とおだやかな気分になり、少しずつ心も落ち着いていく。
そうすると、身体もゆるんでくれて・・・
同じ状況でも、どんな言葉を自分にかけるかで、“今”の感じ方は大きく変わる。
今回の入院で、そのことを改めて再確認できました。
安心できる関わりが、「今」に戻る力になる
さらにもうひとつ、印象に残っていることがあります。
それは、安心できる言葉の力です。
「ここは病院だから、何かあっても大丈夫だからね」
看護師さんに笑顔でそう言われたとき、ふっと力が抜けた感覚がありました。
何かが劇的に変わったわけではないのに、ただ「大丈夫」と言ってもらえただけで、身体も心も緊張がほぐれた・・・
人は、安心できると、自然と「今」に戻ることができるのかもしれませんね。
逆に、不安の中にいると、心は過去や未来へと引っ張られてしまう。
だからこそ、安心できる関わりは、回復を支える大切な土台になるのだと思います。
不登校・ひきこもりの回復とも重なること
今回の経験を通して感じたのは、不安でいっぱいになったときの“整え方”もまた、不登校やひきこもりの回復と似ている、ということです。
「早く元に戻ってほしい」
「早く元気になってほしい」
「学校に行ってほしい」
「外に出て欲しい・・・」
親がそう思う気持ちは、ごく当たり前なこと。
私自身、長い間その期待を手放せず、ずっと握りしめていたから・・・
でも、場合によってはその焦りで、心が「今」から離れてしまうこともあるのかもしれませんね。
だからこそ、
・安心できること
・自分を責めないこと
と同じくらい大切なのが、「今に戻れること」なのではないかと感じています。
それは、「今」に戻れることで、不安に引っ張られすぎず、その人のペースで回復していくエネルギーが、少しずつ貯まっていくから・・・
そして、これもまた
こどもだけではなく、支えている親にとっても同じなのだと感じています。
「今に戻る」という感覚は、自分の内側に意識を向けることでもあります。その視点については、こちらの記事で詳しくお伝えしています。
【関連記事】子どものひきこもりで母親が辛いのはどうして?
まとめ|「今に戻る」が、心を支えてくれる

不安でいっぱいになったとき、無理に前向きになろうとしなくても大丈夫。
できる範囲で、「今」に戻ってみる。
それだけで、少し楽になることがあります。
そして、今に戻れないときは、「不安なんだな」って、自分の中の気持ちに気づいてあげるだけでも大丈夫。
その小さな積み重ねが、心を少しずつ整えてくれるから(*^_^*)
前回お伝えした「回復の流れ」と、今回の「今に戻る」という整え方。
まずは、日常の中でちょっと意識してみるだけでもいいですね^^
もし今、あなたがしんどさを感じているなら、ほんの少し、空を見上げてみてくださいね。
そこにある「今」が、あなたをやさしく支えてくれるかもしれません☆彡
もし今、
「このままでいいのか分からない」
「関わり方に自信が持てない」そんな風に感じているなら・・・
まずは、“自分とのズレ”に気づくところから
一緒に始めてみませんか?無料メルマガでは、
親子関係が少しずつラクになるヒントをお届けしています☆彡必要だと感じたタイミングで、
受け取っていただけたら嬉しいです。
※ご登録いただいた方には、
母子コミュニケーションを見直す音声もお届けしています☆彡
あなたが1日も早く、今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人

- チェンジングカウンセラー®
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
最新の投稿
ひきこもり2026年5月1日不安でいっぱいのときの整え方|「今に戻る」という習慣
ひきこもり2026年4月25日回復はまっすぐじゃない|何も変わっていないと感じる時に
人間関係2026年4月15日「なんで分からないの?」が増えた時に起きていること
人間関係2026年4月7日「ちゃんと伝えたのに伝わらない・・・」その前に起きている“自分とのズレ”とは
メルマガ登録無料音声セミナープレゼント『不登校・ひきこもり! 母子コミュニケーション術5選』〜母親が整うと、関係は変わり始める〜
「女性としての役割」・「女らしさ」に囚われ、
「こうしなきゃ!」と自分を追い詰めて苦しんでいるあなたへ
気持ちをラクにする、チェンジング・カウンセリングⓇメール講座(全9日間)
【登録特典】無料音声セミナープレゼント(24分34秒)
「なんで私はいつもこどもの機嫌ばかり取ってしまうんだろう・・・」と、
不登校・ひきこもりのわが子に、どう接していいか分からないあなたが、
こどもと心が通いあう、新しい関係を築けるようになるコツを、たっぷりお伝えしている音声セミナーです。
『不登校・ひきこもり!
母子コミュニケーション術5選』
この音声セミナーを聴き、9日間届くメール講座を自分のペースで読み進めてみてくださいね。
すると、これまでの生きづらさの理由に気づき、自分の生き方や在り方を振り返るきっかけが見つかるはずです。
子どもよりも、まずあなた自身の中に隠れている力に気付き、自分を整えながら、少しずつなりたい自分を目指してみませんか?
