家族の機嫌をとることに疲れている人の対処法
こんにちは。
《女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、
あなたはもしかしたら、
家族の感情に振り回されて、
疲れ切っているのかも知れませんね。
私も、息子の不登校・ひきこもり
という悩みを持ってから、
右往左往していた経験があります。
それによって無理をして、
少し体調も壊してしまったほど・・・><
人が感情を持つことは、
ごく当たり前のことです。
でも・・・
『家族の感情に振り回されて疲れている』
というのは、
あなた自身にマイナスの影響が出ている状態。
それって、
本当に疲れ
そこで今日は、
「家族の機嫌をとることに疲れている人の対処法」
についてお伝えしていきます。
目次
家族の機嫌をとることでどうなるのか
たとえば、家族の中に誰か1人
不機嫌な人がいたときに、
あなたはどう感じますか?
「なんだか雰囲気が悪くて、
居心地が良くないなぁ~」
そこまでは、多くの人が
なん
ポイントは、そのような場面で
あなたがどう動くのかというと
「あれ、なんか機嫌悪いなぁ。」
と感じた時に、あなたは
「この不機嫌さを、私がなんとかしないと」
と、無意識に
考えてしまうのではないでしょうか。
そして、機嫌を直さなければ・・・
と、あなたが頑張る。
不機嫌な人の喜びそうな言葉をかけてみたり、
不機嫌な人の好きなもので
ご機嫌が直らないかと試してみたり・・・
そうやって、一生懸命
相手の機嫌をとろうとすることで、
あなたが疲れ切ってしまう。
そんなパターンが
出来上がっているのではないでしょうか。
実はこれって、
家族間だけで起こる訳ではありません。
たとえば職場でも、学校でも、
地域でも、友人関係でも・・・
そうですよね。
不機嫌な人って、
いろんなところにいるんです。
そして、そういう
不機嫌な人の対応に追われていることで、
あなたはどうなっていくのでしょうか。
そうです。
当事者でもないのに、
なぜかあなたが疲れてしまうのです><
精神的に疲れ、肉体的に疲れ、
そしてその対応に当たるための時間
しかも振り回されることで、
あなた自身の自由が奪われ
束縛されている状況とも考えられませんか?
なぜあなたは家族の機嫌をとろうとするのか
あなたが今までやってきたことは、
『家族の感情の責任』
を、取ろうとし
でもそうすることによって、
あなたは色んなデメリットを被っている
可能性があるのです。
それでは、なぜあなたは
わざわざそんな疲弊するようなことを、
一生懸命やっていたのでしょうか?
実はここには、
ジェンダーの視点が絡んできます。
あなたはこれまで、
『ジェンダー』という言葉を
聞いたことがありますか?
私たちには、
生まれついての生物学的性別である
『男性・女性』という性別だけでなく、
社会通念や文化・慣習等によって
作り上げられた性別である
『ジェンダー』というものがあります。
つまり、ジェンダーとは
社会的性差のこと。
と聞いても、
何だかよく分からないですよね(;’∀’)
では、「男らしさ」「女らしさ」
という言葉だったら、どうでしょうか?
これらの言葉で思い浮かぶイメージって、
あなたの中にもたくさん出て来ませんか?
それらのイメージのように、
実は私たちは、性別によって
それぞれ期待される役割が違うのです。
ちなみに私たち女
他者の世話を焼くことを
社会から期待されてい
つまり、家族の中で
『ケア役割』を背負っているのです。
家族が心地よく過ごせるように世話をする、
ということですね。
そのために、
私たちがやらないといけないことは
本当にたくさんあります。
たとえば、家の中を掃除すること。
おいしい料理を作ったり、
汚れた洗濯物を洗ったりすること。
生活に必要なものを買いに行くこと・・・
いわゆる『家事』と
一括りにされてしまうと、
単純なことのように思えるかも知れません。
でも細かく考えると、
私たちは一つひとつ、
とても手間のかかることをやっていますよね。
そして、
その家族の世話を焼くということの中には、
『感情』に対する世話も含まれています。
つまり、これもまた、
家族が気持ちいい生活を送るために、
私たちが気を配ることの一つと
考えられていました。
だから家族の
それを解消しようと頑張ってしまうのです。
それが、
『良い娘』『良い妻』『良い母』・・・
のあるべき姿だという考え方が、
その根底には潜んでいます。
ということは、
あなたが女性に期待されている役割を
忠実にこなそうと思うからこそ、
家族の感情に
振り回されてき
【関連記事】
家族の機嫌をとることに疲れている人の対処法
あなたは、自分がなぜ
家族の機嫌をとることに疲れているのか。
ここまで読んで頂いたことで、
それが分かってきたのではないかと思います。
それでは、今の状態から抜け出すためには
どうしたらいいのかを
ここから2つお伝えしていきます。
家族の機嫌に左右されない
まず1つ目は、
家族の機嫌に左右されないことです。
あなたが、女性だからこそ
背負ってきたケア役割。
でも、大切なことがあるのです。
それは・・・
『自分の感情の責任は、自分で取る』
と
感情は、誰かが
肩代わりするものではありません。
そこをしっかり理解していないと
『不機嫌』を利用して、
相手の行動をコントロールする手段に
してしまうこともあるのです。
たとえば、会社で上司に怒られて、
不機嫌な状況で帰宅してきた夫。
帰宅した時から、
料理や子どもの騒ぐ声に
文句を言い出します><
その様子を見て
夫の不機嫌を察知した妻が、
夫を怒らせないように
気を遣い始める。
・本当は頭が痛くて寝たかったのに、
横になれない。
・本当はドラマを見ていたのに、
ニュース番組に変えた。
・本当は友達と出かける予定だったけど、
黙ってキャンセルした。
このようにして、
具体的に状況をイメージしてみると
どうでしょうか?
どれも、夫の機嫌が
これ以上悪くならないように、
妻が自分のやりたいことを
我慢してますよね。
つまり、夫が不機嫌になることで、
妻の行動を変えてしまっているのです。
これが繰り返されると・・・
パターン化してしまいます><
本来この状況は、
夫が自分で解決する必要が
あるのです。
だって、不機嫌な人は、
本人なりの事情があって
不機嫌になっている。
だから、不機嫌な人、
その当事者の問題なのです。
そこをしっかり意識して、
もし家族が
不機嫌オーラを醸し出していても、
あなたはそれに
左右されないことが大切です。
もちろん、すぐには
うまくいかないかも知れません。
だから、練習中だと考えてみてくださいね。
私もずっと、練習中(;’∀’)
でも、練習することで、
少しずつうまくいくようになっていきます^^
家族の機嫌より自分の機嫌を大事にしよう
家族の機嫌をとらない
ということは、
逆の視点から考えると
どうなるでしょうか。
あなたも家族
自分の感情の後始末を
させないということですよね。
実は以前の私は、
これをやってました(;’∀’)
たとえば、
家族に対して腹が立っている時に、
ガチャガチャと
音を立ててお茶碗を洗うとか、
無口になると
『私、怒ってるんだからね!』
ということを伝えるために、
不機嫌を使っていたのです><
本当に恥ずかしい(;^_^A
だからあなたも、
自分の感情の責任は自分で負うということ。
そこを、しっかり
意識してみてください。
そのためにも、
普段から自分が不機嫌になった時のために、
自分の機嫌を取る方法を
いくつか考えておくといいですね^^
たとえば、不機嫌状態までひっくるめて
「今の私でOK!大丈夫♪」
と自分に言ってあげる。
他にも散歩をするとか、
映画を観る、おいしいものを食べる・・・
自分の機嫌を取る方法は、
本当に色々あると思います。
あなただったら、
自分に何をしてあげたいですか?
あなたが家族に振り回されず、これから先の人生を、
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【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「家族の機嫌をとることに疲れている人の対処法」
に
私たちの生活のあらゆるところで、
女性に期待されている役割が
関わってきます。
それは、子どもの頃から
刷り込まれていて、
既に私たちの中に
価値観として根付いているからです。
でも、それによって
あなたの生活が苦しくなっているのなら・・・
そろそろその価値観を、
手放す時期が来ているのかも知れませんね。
そしてそれは、あなた自身が
自分でどうするか決めていいのです^^
あなたは、これからの人生を
どのように生きていきたいですか?
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
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この記事を書いた人
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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