人に迷惑をかけるって悪いこと?
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたは「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉に、苦しめられているのではありませんか?
そしてその言葉で、自分自身を追い詰めてしまっているかも知れませんね。
これって、ほんとにインパクトのある言葉だと、私は感じています><
私たちは、子どもの頃から「人に迷惑をかけないようにしなさい」と、言われ続けて来ていますよね。
だから、人に迷惑をかけることは本当に悪いことだと私自身も考えていたのです。
そして、自分なりに人に迷惑をかけないように、頑張っていました。
でもそれに対して、「本当にそうなのだろうか?」と、考えるようになったのです。
それは、子育てで悩み苦しんだから・・・
実は私の息子は、高校時代に不登校になり退学><
その後、ひきこもりの状態が長く続きました。
本当に、毎日苦しくて苦しくて・・・
息をするのも辛い時期すら、ありました。
そんな時に決まって私の頭をよぎるのが、この言葉だったのです。
やる、と言っていることが出来なかったり・・・
起きる、と言っても寝続けていたり・・・
行く、と言った約束を守れなかったり・・・
不登校やひきこもりになると、多かれ少なかれこういう状況に陥っていくケースが多いのではないかと思います。
うちの息子も、もちろんそうでした。
そして、この状況は当然、周りの人たちに迷惑をかけてしまうことになるのです。
『人としてやってはいけない』と、それまで信じていたことを、我が子がやってしまう><
しかも、繰り返し繰り返し・・・
それが、本当に辛かったです。
だからそんな息子に、人に迷惑をかけないようにさせようと、私は怒ってばかりいました><
そうやって、息子の行動をコントロールしようとしていたのです。
あなたも今、そういう状況にいるのでしょうか?
辛いですよね・・・
でも、結果として、息子のことがあったからこそ、私は大切なことを教わることが出来ました。
「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉に捉われていては、気付くことが出来なかったこと。
それは、『自分の価値観を変えたり、考え方を柔軟にすることの大切さ』。
そこで今日は、人に迷惑をかけるって悪いこと?というテーマでお伝えしていきます。
目次
人に迷惑をかけたと感じる時に陥りやすい状況
それでは、人に迷惑をかけたと感じる時に陥りやすい状況とは、なんでしょうか。
まず、人に迷惑をかけたと感じるのはどんな時か、考えてみましょう。
あなただったら、どんな時に人に迷惑をかけたと感じますか?
ケースバイケースで、実にいろんな状況が考えられますよね。
たとえば・・・
時間に遅れるとか、
約束をキャンセルするとか、
自分の仕事が終わらずに、同僚に後始末をしてもらうとか・・・
結果として、相手が困ってしまうことだったり、迷惑をかけてしまうことですね。
でも、その時に私たちは、あまりにも生真面目に「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉に、捉われ過ぎているかも知れません。
やり直しのきくようなささいな迷惑の時にでも、過剰に「人に迷惑をかけてはいけない」と思ってしまう。
そんな人が、実はとっても多いのではないでしょうか。
あなたも、そうなのではありませんか?
でもそれだと、どんどん苦しくなっていきます。
苦しみが、積み重なってしまいますよね><
そして、そんな自分を責めまくる。
さらに、自分に対して人に迷惑をかけることに厳しい目を向けていると、他者に対しても、そういう視点で見がちになっていきます。
自分にも他者にも、迷惑をかけることを許さない。
それって、本当に苦しい状況ですよね><
それでは、そんな時私たちは、どうしたらいいのでしょうか?
人に迷惑をかけることを許す
「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉に、捉われ過ぎて自分を責めている時に必要なこと。
それは、自分が人に迷惑をかけることを許すことです。
完璧では無いのが、私たち人間です(≧∀≦)
だって、私たちは神様でもロボットでもないのだから・・・
そんな、未熟な私たちのやることで、人に迷惑をかけてしまったとしても、それを許して次へのステップにする。
そのチャンスを、自分自身にあげてみませんか?
そこで、そのための方法を2つお伝えしていきます。
迷惑の程度を見極める
1つ目は、迷惑の程度を見極めるということ。
真面目な人ほど、過剰に「人に迷惑をかけてはいけない」と思ってしまうものですよね。
そして、面白いもので、人に迷惑をかけている人ほど、実は本人は人に迷惑をかけていると思っていない(;’∀’)
逆に、自分の方が、いつも人に迷惑をかけられていると考えている・・・
そんなことが多いと、周囲を見ていてあなたは感じることがありませんか?
実は、そんなものなんです(;’∀’)
だから、「人に迷惑をかけてしまった」と悩んでいる人は、その時点で自分の行動をしっかりと振り返り、客観的に判断している証拠^^
そうやって、ちゃんと自分を振り返り、反省している人の迷惑に、そこまで重大なことが、頻繁に起こるでしょうか?
そんな人が、そこまで自分を責めないといけないほどの大変な出来事を、繰り返し起こすでしょうか?
だから、気を付けたいのは、迷惑の程度を見極めること。
そこまで深く考えなくてもいいことと、やり直しのきかない大切なこと。
その区別を、自分なりに整理しておくと、何もかもに責任を感じ自分を責める負のループから、少しずつ抜け出していけるはずです。
そうすることで、未熟な自分を、少しずつ許してあげられるようになっていくのではないでしょうか。
迷惑の基準は人それぞれ違うことに気付く
2つ目は、迷惑の基準は人それぞれ違うことに気付くこと。
たとえば、あなたにとって迷惑をかけられるってどんなことですか?
実は私たちは、感覚も感じ方も、人それぞれですよね。
ということは、私にとって迷惑と感じることが、あなたにとっても迷惑と感じるかどうかは、分からないということ。
つまり、自分の物差しと相手の物差しが、同じとは限らないと意識しておくことが、とても大事です。
これって実は、とても深い意味があります。
逆に考えると、あなたが迷惑と思わずにやっていることが、実は相手にとっては大きな迷惑になっているかもしれない。
そういう場合だって、考えられるということなんですね。
よく言うじゃないですか、ありがた迷惑って(;’∀’)
だから、大事なことは、自分に対しても人に迷惑をかけることを許すこと。
そして、他の人の迷惑に対しても、寛容になること。
それが、私たちがより良い人間関係を築いていく上で、大切なのではないかと感じています。
あなたが今の悩みを解消しこれから先の人生を、
軽やかに生きていくためのヒントがたくさん詰まっている
無料メール講座は、コチラからどうぞ♪
※ご登録者さまには4つの特典付き!
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、人に迷惑をかけるって悪いこと?というテーマでお伝えしてきました。
私は、息子の不登校・ひきこもりという悩みをきっかけに、自分がそれまで持っていた価値観を変えたり、考え方を柔軟にすることの大切さをたくさん学びました。
こんな言葉を、あなたは知りませんか?
『子供叱るな、来た道じゃ 年寄り笑うな 行く道じゃ』
今日本は、少子高齢多死社会という、大きな変化を迎えています。
その中で、ダブルケアという育児と介護を同時にやらないといけない状況になってしまった女性がたくさんいらっしゃると思います。
子育てをしていても、介護をしていても、自分の価値観に合わないことに対してイライラしたり、感情的になったりすること。
私自身も、通ってきた道なので、とてもよくその気持ちが分かります。
そんなこと、日常茶飯事です(;’∀’)
でも、そんな時こそ、自分の価値観を変えたり、考え方を柔軟にすることが出来ると、自分自身が楽に生きられるようになっていくのです(*^^*)
だから、あなたも、まずは「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉を、手放してみませんか?
そして、『人は迷惑をかけ合いながら、助け合いながら生きていければ、ハッピーになれる』と考えてみてくださいね^^
それこそが、『おかげさま』なのです(*^^*)
あなたが1日も早く、人間関係の悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
※ご登録者さまには4つの特典付き!
~あなたが、家族の感情に振り回されて疲れ切っているなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
最新の投稿
- ひきこもり2024年11月5日ひきこもりの本人と家族がストレスを軽減するための5つの対処法
- 不登校2024年10月24日不登校は本当にデメリット?現状を見直す5つの視点
- ひきこもり2024年10月17日ひきこもり状態でも無理なく始められる体力作りの方法5選
- 不登校2024年10月9日不登校のわが子が久しぶりに登校する時に知っておきたい5つのポイント(親の心構え)
こちらの記事もよく読まれています
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導くチェンジング・カウンセリング®
「こうしなきゃ!」と自分を追い詰めて苦しんでいる
40代・50代女性のあなたへ
あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?