「お母さんが楽しみましょう」で、追い詰められていった私

こんにちは。
不登校・ひきこもりの母親専門『チェンジングカウンセラーⓇ』の平井いずみです。
「まずは、お母さんが楽しみましょう」
不登校やひきこもりのわが子のことで悩んでいると、こんな言葉を聞くことはありませんか?
でも、
「こどもがこんな状態なのに、私だけ楽しんでいいの?」
「そもそも、こんな状況で楽しむなんて無理!」
そんなふうに思うこともありますよね。
実は、かつての私もそうでした・・・(涙)
息子が不登校からひきこもりになり、どうすればいいのかわからず必死にもがいていた頃。
私も、何度となく「まずはお母さんが楽しんだらいいんだよ」と言われていましたから。
良かれと思ってかけてくれているその言葉。
だけど、最初私には、その意味がまったく理解できなくて。
それでも、言われたとおりに「楽しもう!」としてみたこともあったけど・・・
ところが、いくら私が楽しんでいるつもりでも、息子はちっとも変わらない(;O;)
それどころか、私自身がますます追い詰められていったのです。
今振り返ると、そこには当時の私には気づけていなかった、“大きな勘違い”がありました。
今日は、そんな私自身の経験を振り返りながら、自分を変えようとするときに大切な「目的と順番」についてお伝えしていきます。
あなたの心が少しでも軽くなりますように・・・
「私が楽しめば、息子が変わるはず」
悩んでいた当時の私は、息子の不登校やひきこもりを何とかしたくて、心理学やカウンセリングなど、さまざまなことを学んでいました。
息子が動かないため、私自身が、コーチングやカウンセリングを継続的に受けたりもしていたし・・・
学ぶためには県外だろうが、どこまででも行ってしまうほど、とにかく必死だったのです。
そんな中で、何度も耳にしたのが、
「まずは、お母さんが楽しみましょう」
という言葉でした。
最初は、正直なところ、まったく意味がわかりませんでした(>人<;)
「息子のことでこんなに悩んでいるのに、楽しむ気分になんてなれるはずはない!」
こんな感じで、完全拒否だった私。
それでも、いろいろなことを学ぶうちに、少しずつ
「そうか! 私が楽しめば、息子も変わるのか!」と思い始めたのです(;’∀’)
そして「それなら、私が楽しめばいいのね!」へと、あっさり方向転換(笑)
ただ、その頃の私の理解は
『私が変われば、息子も変わっていくんだ』だったのです。
だから、自分なりに楽しもうとしていたつもりでした。
ところが、いくら私が楽しんでいるつもりでも、息子の状況はいっこうに変わらず・・・
「あれ? どうして?」
「私が楽しめるようになれば、息子も変わるんじゃないの?」
そんな残念な思いが、だんだん私の中で大きくなっていったのです。
実は、当時の私は息子が変わることを期待していたからこそ、彼の変化が見えないことに落胆し、焦りばかりが募っていったんですよね。
そして、その現状を自分のせいにして「まだ足りない」と責め始める。
こうして、いつの間にか、ますます自分を追い詰めていくループが出来上がっている。

こんなに学んでいるのに、どうして変われないの?
実は、同じようなループが起きていたのは、「楽しむこと」だけではなかったのです。
息子への関わり方についても、そうでした。
学んでいく中で、
「過保護・過干渉をやめよう」
「先回りせずに、見守ろう」
そう頭では理解していました。
でも、つい口出しはするし、先回りもしてしまう。
そして、そのたびに、
「ああ、またやってしまった・・・」
と、自分を責めていました。
「こんなに学んでいるのに、どうして私は変われないんだろう?」
わかっているのに出来ないし、変わろうとしているのに変われない。
そんな自分を責めるためのループ突入を、何回繰り返してきたことか。
でも、よくよく考えてみると・・・
長い間身につけてきた考え方や行動を変えるのは、そんなに簡単なことではありませんよね(;’∀’)
だったら、すぐに変われなかったからといって、それが悪いわけではないし、責める材料にしなくてもいいんです。
むしろ、これまでとは違うことにチャレンジしようとしていること。
それ自体が、大きな変化なのに・・・
当時は、そんな大切なことを見逃していた私。
しかもそれに加えて、もうひとつ大きな問題があったのです。
【関連記事】こんなに学んだのに変われない私!どうしたらいい?
頭ではわかっているのに、なかなか行動を変えられない・・・
そんな自分を責めてしまうときに、大切にしてほしいことを、私自身の経験を交えてお伝えしています。
そもそも、私は何のために変わろうとしていたの?
それは、
「息子を変えるために、私が変わらなければいけない」
と思っていたことです。
私が学ぼうとしたのも、楽しもうとしていたのも、過保護・過干渉をやめようとしていたのも・・・
その先に、いつもあったのは、
「そうすれば、この子は変わってくれるはず」という期待。
逆に言い換えると、
「そうしなければ、この子は変わらない」ですよね。
つまり、自分自身に意識を向けているようでいて、実は、ずっと息子の変化が前提にあったのです。
だから、私がどんなに頑張っても、息子が変わらなければ、うまくいっていないと感じてしまう。
息子の状況を、「私の行動の結果」にしていたから・・・
そして、もっと自分が変わらなければいけない、もっと自分が楽しまないといけないと思う。
私の中では、いつの間にか、「変わること」や「楽しむこと」が、『やらなければいけない』という義務になっていた・・・
それなのに、なかなかうまくいかない。
そんなことを繰り返しながら、私はどんどん自分を追い詰めていました。
そして、そんな失敗を何度も繰り返したからこそ、ようやく気づいたことがありました。
それは、私が変わろうとしていた目的そのものが『間違っていた』ということ。
大切なのは、自分が変わる目的と順番
私は今、不登校やひきこもりのわが子のことで悩んでいる方たちに、いつもお伝えしていることがあります。
それは、「順番が大切」ということ☆彡
かつての私は、「息子を変えたい」
だから、「私が変わらなきゃ」と思っていました。
そして、そのための方法として、
「私が学べばいいんだ」
「私が楽しめばいいんだ」
と考えていたんです。
でも、今は違います。
わが子を変えるために、自分を変えるのではありません。
まず、自分自身が楽になるために、自分と向き合っていくこと。
これが先なんです。
「私は、どうしてこんなに苦しいんだろう?」
「私は、何にこんなに縛られているんだろう?」
そんなふうに、自分自身の気持ちや、自分の中にある価値観、思い込みを見つめ直していく。
たとえば、
「母親なんだから、こどもを最優先にしなければ」
「こどもが苦しんでいるのに、親が楽しんではいけない」
そんな考え方が、自分を苦しくさせていることもありますよね。
もちろん、わが子が心配になるのは自然なことです。
その心配を、無理になくす必要はないと思います。
ただ、その心配に自分の生活すべてを支配されてしまっていないか。
自分自身の気持ちを、ずっと後回しにしていないか。
そこに目を向けてみることも、わが子の心配をするのと同じくらい大切なのだと思うのです。
実は、自分自身の苦しさの理由が少しずつ見えるようになってくると、不思議とこれまで当たり前だと思っていたことも見直せるようになっていきます。
そして、自分の気持ちに正直に、行動を選び直せるようにもなっていくんです(*^_^*)

楽しむことまで、頑張らなくていい
今の私は、「お母さんが楽しみましょう」という言葉そのものが、間違っているとは思っていません。
むしろ、わが子との距離をとって、一人の「私」として過ごせる時間を取ることは、とても大切だと考えています。
ただ、その言葉を新たな「こうしなければならない」にしてしまうと、かえって苦しくなることもありますよね。
「楽しめない私はダメなんだ」
「もっと前向きにならなきゃいけない」
そんなふうに、自分を追い立てる必要はありません。
楽しめないときは、楽しめなくてもいいし、疲れていたら、休めばいいのです。
そして、何かやってみたいことが見つかったら、自分の気持ちに従ってやってみるのもいいですよね。
そのときに大切なのは、
「わが子が変わるかどうか」ではなく、「私はどうしたいのか」
という視点です。
そして、たとえ今すぐ何かを楽しめなくても、自分が何を感じているのかに目を向けることはできますよね。
「今日は疲れているから、少し休みたいな」
「本当は、ママ友とランチに行きたいんだよね」
そんな“私の声”に気づいて、耳を傾けてあげるところから始めていけばいいのではないかと思うのです。
それは、決してわが子をないがしろにすることではありません。
母親という役割を担う私も、一人の人間として、自分自身を大切にしてもいいのだから☆彡
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わが子にも、あなたにも、それぞれの人生がある
親が自分自身の気持ちや価値観と向き合うことで、少しずつ自分の言動が変わっていくことがあります。
私自身も、自分の価値観を見直し、息子への関わり方が変わっていく中で、少しずつ気持ちが楽になっていきました。
私の中にあった「こうしなければならない」を少しずつ手放し、自分の気持ちを聞きながら行動できるようになっていったからです。
そして、そんな親の変化が親子の関係性に影響し、結果として、こどもにも変化が生まれることがあるのです。
わが家でも、私の変化とリンクするように、息子にも笑顔が増えていきました。
でも、だからといって、
「親が変われば、必ずこどもも変わる」
ということではありません。
こどもには、こどもの気持ちや考え・意思があり、こどものペースがあるからです。
当たり前のことだけど、私たち親がどれだけ頑張っても、こどもの人生を代わりに生きることはできないんですよね。
そして、それは親自身の人生についても同じこと。
わが子には、
「周りに流されず、自分で考えて、自分の人生を生きてほしい」
そう願っているのに、私たち親自身が「母親だから」という役割に縛られ、自分の気持ちをずっと後回しにしていたら・・・
それって、少し矛盾していませんか?
だからこそ、まずは私たち親自身が、自分の気持ちを大切にし、自分で考え、自分で選んでいく。
そういう姿を、こどもに見せていくことも大切なのだと思います。
かつての私は、息子を変えるために、自分を変えようとしていました。
でも、今は、はっきりと分かります。
あなたが変わるのは、わが子を変えるためではありません。
あなた自身が、今の苦しさから少しずつ楽になっていくためです。
その順番を、ぜひ忘れずにいてほしいなと思います。
あなたは今、何のために自分を変えようとしていますか?
そして、あなた自身は、これからどんなふうに生きていきたいですか?
そんなことを、少し考えてみてもらえるきっかけになったらうれしいです☆彡
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ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
あなたが1日も早く、今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
この記事を書いた人

- チェンジングカウンセラー®
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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