不登校で夫婦の意見が合わない|父親と母親の考え方が違う理由

こんにちは。不登校・ひきこもりの母親専門『チェンジングカウンセラーⓇ』の平井いずみです。

 

わが子が不登校になると、

最初は夫婦で動揺し、何とか登校させようと焦るパターンが多いのではないでしょうか?

 

もちろん、わが家もそうでした。

 

そんな状況を経て、

父親と母親のこどもへの対応の違いが顕著になってくるのが、

こどもに登校への動きが見られなくなったころのように感じています。

 

「今は休ませてあげたい」と思う母親と、
「このままでは将来困る」と焦る父親。

 

そんなふうに、夫婦で考え方が食い違ってしまうことは少なくありません。

 

残念ながら、その違いが大きなストレスとなって、

中には夫婦関係が悪化したり、離婚にまで発展してしまうケースもあるのです。

 

でも私は、15年以上にわたり多くのご相談をお受けする中で、こんなことを感じてきました。

 

それは、

父親も母親も、それぞれの立場でわが子を守ろうとしている。

 

それなのに、なぜかその思いがすれ違ってしまう・・・

 

今回は、その違いが生まれる理由と、夫婦で支え合うために大切な視点についてお伝えします。

 

あなたの心が少しでも軽くなりますように・・・

 

父親と母親では、見ている景色が違う

もちろん、今の日本では多様な家族の形があり、ご家庭によってさまざまな違いはあります。

 

その上で、一般的に父親は社会の中で働き、

「結果を出すこと」
「責任を果たすこと」
「家族を養うこと」

などを求められる場面が多いですね。

 

だからこそ、

「学校へ行けなかったらどうなるんだろう」
「将来、働けなくなったらどうしよう」

と不安が募っていく。

 

特に男の子の場合は、

「男は将来、大黒柱として働きながら家族を養っていくもの」

そんな価値観を自分の中に取り込んでいる父親ほど、不安を強く感じやすいのかもしれません。

 

一方で母親は、

日々わが子の表情や体調、小さな変化を一番近くで見続けています。

 

だから、

「今は休ませてあげたい」
「まずは安心できることが大切」

という”今の状態”に、少しずつ目が向いていくのです。

 

つまり、どちらかが正しいということではなく、

父親と母親のわが子を思う気持ちは同じでも、見えている景色が違うということ。

 

父親は未来のわが子を心配し、母親は今のわが子を見ているのです。

 

だから、見えている景色が違うだけで、目指している場所は本当は同じなのです。

厳しい言葉の奥にある父親の不安

夫から、

「甘やかしすぎじゃないか」
「いつまで休ませるつもりなんだ」
「今日こそ行かせろよ」

そんな言葉を言われると、母親としては責められているように感じてしまうこともありますね。

 

でも、その言葉の奥には、父親なりの

「この子の将来が心配だ」
「親として何とかしなければ」

そんな強い不安が隠れていることがあるかもしれません。

 

もちろん、母親だって人間です。

突き刺さるような言葉を毎日のように言われていては、大きく傷つくこともありますよね・・・

 

きちんと

「そんなことを言われると、私は悲しいし傷つくからやめてほしい」

そう伝えることができれば、少しずつ関係性が変わっていく可能性もありそうです。

 

あるいは、

「夫の中の不安が、私に対する厳しい言葉として表れていることもあるのかな」

そう思えるだけでも、ちょっとだけ見え方が変わってくることがあるかもしれませんね。

 

ただ、それでやり過ごせない場合も当然あると思います。

 

その時のためにも、次のステップをあらかじめ考えておくことも視野に入れておくと、落ち着いて対処できるように感じます。

母親が孤独を感じやすい理由

また、母親は母親で、

仕事や家事を一生懸命こなし、日々時間に追われながら、さらにわが子と向き合っている。

 

一番身近でこどもを見ているからこそ、

「これでいいのかな」
「私の育て方が悪かったのかな」

そんなふうに、自分を責め続けてしまうことがあるのです。

 

相談現場で、わが子の不登校について

『夫から「お前の責任だ。お前の育て方が悪かったんだ」と責められた』などは、よく聞く話。

 

だけど、子育てへの関わり方は人それぞれ違うとしても、夫に対して

「この子の不登校は、あなたが父親としての責任を果たしてないから!」

そんなふうに話す方は、あまりいらっしゃいません。

(夫婦間のもめごとからの流れで、怒り心頭になっておられる場合は多々ありますが・・・)

 

私もそうでしたが、母親はやはり、

自ら“子育ての責任は母親の自分にある”と、感じている方が多いのだと思います。

 

このように、自分責めをしている上に、

寄り添い、一緒に考えてほしい夫からまで厳しい言葉をかけられることで、

「誰も分かってくれない」

悲しいことに、そんな孤独を感じる方も少なくありません。

 

だからこそ大切なのは、

夫婦で「正しさ」をぶつけ合うのではなく、

責任を擦り付け合うのでもなく、

お互いがそれぞれの抱えている不安を知ること。

 

そして、夫婦で協力していくことが、

こどもの安心にもつながっていくのではないかと思います。

 

わが家も、意見の食い違いでもめたことが何度もありました(-_-;)

 

その時に私がやったのは、夫を巻き込むこと。

 

私自身が試してみたい関わり方を伝えてくれている方のブログ記事から、

夫に読んでほしいページを何枚もプリントアウトしてファイルを作り、

それを渡して読んでもらったのです。

 

そうすることで、夫も少しずつ変わっていきました。

 

※『見守る』ことについては、こちらの記事でも詳しくお伝えしています。

【関連記事】子どもを黙って見守る方法

夫婦で支え合うためにできること

不登校には、家庭ごとにそれぞれ違う背景があります。

 

・年齢
・本人の特性
・家庭環境
・いじめ
・友人関係の悩み
・勉強のストレス
・メンタル疾患
・学校そのものへの拒否感
・先生との関係・・・

 

まだまだいろんな要因があり、それが複雑に絡み合っている場合も当然ありますね。

 

だから、
「これが正解」という関わり方は、ないと言っても過言ではありません。

 

それでも、一つだけ言えること。

 

それは、夫婦がお互いを責め合う家庭より、

「私も不安なんだ」
「あなたも心配なんだね」

そんな言葉を交わせる家庭の方が、こどもは安心しやすくなるということです。

 

こどもは、驚くほど親の会話や家庭の空気を、敏感に感じ取っています。

 

だからこそ、

夫婦が”同じ考え”になろうと無理をして相手を責めることよりも、

わが子の心を守るために、

安心できる家庭を一緒に育てようとする姿勢の方が、大切なのではないでしょうか。

まとめ:わが子を大切に思っている気持ちは一緒☆彡

父親と母親で、不登校への考え方が違うのは珍しいことではありません。

 

なぜなら父親も母親も、

それぞれが違う立場で、違う景色を見ながら、

それぞれ違う”こうあるべき”を背負ってきたからです。

 

だけど、わが子を大切に思っている気持ちは一緒☆彡

 

だからこそ、その価値観を見直し、

少しずつ更新していくことが、家族全体の安心につながっていく。

 

忘れてはいけないのは、

どちらが正しいかを決めることではなく、お互いの不安や思いに耳を傾けること。

 

そして、「こどもを守る」という大前提を共有し合い、

それぞれのできることを、できる人が、できる形で協力し合うこと。

 

その積み重ねが、家庭を安心できる場所へと変えていきます。

 

そして、その安心が、

こどもの回復を支える土台になっていくのだと私は考えているのです。

 

もし今、

「このままでいいのか分からない」

「関わり方に自信が持てない」

そんな風に感じているなら・・・

まずは、“自分とのズレ”に気づくところから

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ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

あなたが1日も早く、今、抱えている悩みから解放されることを願っています。

いつでも私は、あなたを応援しています♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

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