信用と信頼の違いを知ると在り方が変わる
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
今日はちょっと、あなたに質問です^^
あなたは、『信用』と『信頼』の違いを知っていますか?
これらの2つの言葉は、一見よく似ていますよね。
でも、その意味には、とても大きな違いがあるのです。
そして、その違いを知った時、私は自分の子育てを大いに反省(;’∀’)
同時に、自分に対する見方も変わっていきました。
それくらい、大きな衝撃を受けたのです。
それはいったい、どうしてだったのでしょうか?
そこで今日は、「信用と信頼の違いを知ると在り方が変わる」というテーマでお伝えしていきます。
信用と信頼の違いってなに?
私には、高校1年生の夏休み明けから学校に行き辛くなり、最終的には高2で退学。
その後、不登校からひきこもりになった経験のある息子がいます。
その息子の不登校・ひきこもりで苦しんでいる時、私は
「子どものことを信じる」
「子どもは何でも知っていると信じることが大切」
という考え方に出会いました。
そして・・・
「私だって、あの子のこと信じているのに~」と、思っていた私ですが・・・
“ 信じる ”にも、実は、種類があったのです(;’∀’)
あなたは、それを知っていましたか?
当時の私は、こんなに大切なことをまったく知りませんでした><
それでは、信用と信頼の違いがとても分かりやすく書かれている、岸見一郎氏の著書『嫌われる勇気』から抜粋してみましょう。
信用とは条件つきの話なんですね。英語でいうところのクレジットです。たとえば銀行でお金を借りようとしたとき、なにかしらの担保が必要になる。銀行は、その担保の価値に対して「それではこれだけお貸ししましょう」と、貸し出し金額を算出する。「あなたが返済してくれるのなら貸す」「あなたが返済可能な分だけ貸す」という態度は、信頼しているのではありません。信用です。
【出典:『嫌われる勇気』231ページから抜粋】
他者を信じるにあたって、一切の条件をつけないことです。たとえ信用に足るだけの客観的根拠がなかろうと、信じる。担保のことなど考えずに、無条件に信じる。それが信頼です。
もちろん、いっさいの条件をつけることなく他者を信じていたら、裏切られることもあります。借金の保証人がそうであるように、こちらが損害を被ることもあるでしょう。それでもなお、信じ続ける態度を信頼と呼ぶのです。
【出典:『嫌われる勇気』231ページから抜粋】
つまり・・・
条件付きで信じるのが『 信用 』
条件によらず、そのまんまで信じるのが『 信頼 』と知り><
胸が、キリキリと痛くなったのを、覚えています。
確かに、息子が生まれた時は、それだけでほんとに嬉しかった・・・
寝顔を見てるだけで、幸せで^^
それなのに・・・
『這えば立て、立てば歩めの親心』がエスカレートして、いつの間にか
『勉強したから』
『成績が良かったから』
『受験に合格したから』
『お手伝いしたから』・・・
だから、信じる。
こうして、知らず知らずのうちに、いろんな条件を付けて息子を信じていた自分に気付き、衝撃><
これこそ、条件つきの信じる。
信用なのですよね(-_-;)
そして、それはもちろん、私自身に対しても同じことをしていたのです。
この微妙なちがいを知ったことが、私の中ですごく大きかったなぁ~と、今振り返ると感じます。
よく考えてみると、人間関係の中で『信頼関係』という言葉はあるけれど、『信用関係』ってなかなか言わないですよね(-_-;)
同じ “信じる” という意味でも、信用することと信頼することには、これ程までに大きな違いがあったのです。
あなたは、どうでしょうか?
あなた自身に対して、周りの他者に対して・・・
無条件に、信頼しているでしょうか?
それともそれは、条件つきの信用でしょうか?
信用と信頼の違いを知ると在り方が変わる
それでは、信用と信頼の違いを知ると『在り方』が変わるのは、どうしてでしょうか?
実は私たちは、子どもの頃から成長する中で、出来ないことを指摘されてきた経験がとても多いのです。
そして、出来るようになることを求められる。
まさに、条件つき(;’∀’)
あなたも、そうではありませんか?
勉強でも何でも、出来て当たり前。
出来ることが、前提となっていて・・・
ということは、出来ないことが出来ないままではダメ、ということですね。
そうすると、出来るようにならなきゃと頑張る。
そうじゃないと、自分を信じて受け容れることが出来ないからです。
だからこそ、自分に対してとても厳しくなってしまう傾向が強い。
私たちの中には、ダメ出しをする裁判官がどっしりと座っている状態><
特に、日本人の中にはそういう人が多いのではないでしょうか。
だから、自分のことをなかなか認めることができない。
自己肯定感が、低くなる。
だって、私はあれも出来ない、これも出来ない、何も出来ない・・・
極端に言えば、こんな状態の人もいるのではないでしょうか?
そして、我が子に対しても、ついつい自分がされてきたように、出来ないところを何とか改善させようと指摘し続ける。
これを、繰り返している現状がありませんか?
まさに、これが、かつての私自身の姿。
これでは、ほんとうに苦しいですよね><
自分のことを、認められないはずです。
この流れに気付いた時・・・
私は、今の考え方を変えれば「自分を信じること」が出来るようになるのではないかと感じたのです。
だって、自分の出来ないところに焦点を合わせる必要が無いから^^
出来ない部分があっても、大丈夫なのだから^^
そのままの自分を、信頼すればいいということなんです。
条件付きで、あれが出来るから、これが出来るから、私は自分を信用する。
これ自体が、おかしな考え方だったということ><
私たち人間は、完璧ではありません。
出来ることもあれば、出来ないこともある。
こんなこと、当たり前ですよね。
だから私たちは、お互いの出来ないことを補い合って、生きているのです。
ところが、出来ないことを出来るまで「頑張れ、頑張れ」と言われ続ける><
そんな生活の中で、私たちはますます疲弊していきます。
だけど、条件なしにじぶんを『信頼』すればいいのか!
この気付きが、私にとってはすごく大きな、救いになりました。
だって、条件をつけなくていいんですよ^^
何もかも全部出来るようにならなくても、それでいいんです。
そんな自分で、大丈夫なんです(*^^*)
そんな息子で、大丈夫なんです(*^^*)
ほんとうに、肩から力が抜けました・・・
だから、たとえひきこもっていても、そのままのありのままの息子を信じること。
そして、そのために大切なことは、今のままの、ありのままの私自身を信じることだったのです^^
そう、自分の価値観を変える練習をすればいいだけ。
とは言え、簡単ではなかったけれど・・・(;’∀’)
でも、それによって、私の在り方は大きく変わりました。
自分を追い込んで、無理をするサイクルから、少しずつ抜け出せるようになっていったのです。
そして、それに比例するように、息子も少しずつ変わっていきました。
今では家から独立し、社会人として元気に働いてます(*^^*)
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、「信用と信頼の違いを知ると在り方が変わる」というテーマでお伝えしてきました。
あなたは今、何か悩みを抱えているのでしょうか?
それは、どんな悩みですか?
1人で、苦しい思いをしているのかもしれませんね><
でも、一歩引いて、ちょっと深呼吸をしてみてください。
そして、あなた自身が、信頼に足る人間だということを、じっくり自分に伝えてあげて下さいね(*^^*)
だけど、これがなかなか難しい(;’∀’)
だから、焦らずゆっくり練習をすること。
あなたがまずやらないといけないのは、これかも知れませんね。
それによって、あなたの意識が変わっていく。
さらに、行動が変わっていく。
在り方が、変わっていく^^
そしたら、その先にあるのは何だと思いますか?
もしかしたら、あなたの望む未来かもしれませんね(*^^*)
あなたが1日も早く、今の悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
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