子育てを楽しめないとダメな母親?
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
ご相談を受けていると
「子育てを楽しめない私って、ダメな母親><」と思い込み、
自分を責めてしまっている人がとても多いです。
あなたはどうでしょうか?
でもここで、ちょっと考えてほしいことがあります。
そもそも子育てって、楽しみながらやらないといけないものなのでしょうか?
自分の中の子育てに対する前提が、『子育ては楽しいもの』となっていると、
そこから外れてしまった場合に、とたんに苦しみになっていく。
こういう構図があるように感じます。
それでは、子育てを楽しめなくて自分を責めている人は、どう考えていけば良いのでしょうか?
そこで今日は、
「子育てを楽しめないとダメな母親?」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
子育てを楽しめない理由
それではまず初めに、子育てを楽しめない理由を2つお伝えしていきます。
子育てをまじめに頑張り過ぎる
1つ目は、子育てをまじめに頑張り過ぎることです。
私たちの中には、これまでに無意識に刷り込まれてきた『理想の母親像』というものがあります。
あなたの中にも、それがありませんか?
たとえば、
「昭和のドラマに出てくるお母さんをイメージしてみて下さい」
と言われたら、どうでしょうか?
白い割烹着を着て、家庭のことを切り盛りするてきぱきとしたお母さん。
ちゃぶ台の上に並んでいるおかずは、全て手作り。
しかも、何品ものおかずが並んでいる。
部屋はきれいに片付き、掃除・洗濯お手の物。
いつでもニコニコ、笑顔で家族の世話をする。
子どものためには、自分を犠牲にすることが当たり前・・・
こういう偉大なお母さんが、あなたの中に思い浮かびませんか?
これって、あなたの中だけにある訳ではありません。
あなたの周りの人たちも、そう思っている可能性がとても高いですよね。
それは、社会の価値観の中に『理想の母親像』が、根強く残っているからです。
そうすると、さすがに今はあからさまではないにせよ、周りの人からもそれを求められている。
そしてあなた自身も無意識に、『理想の母親像』を目指してまじめに頑張る。
場合によっては、自分のキャパシティーを超えてまで頑張ってしまっていることがあるかも知れません。
これでは、子育てを楽しめるはずないですよね><
子育てにポジティブなイメージを持ち過ぎる
2つ目は、子育てにポジティブなイメージを持ち過ぎることです。
実際に子育てをしていると、確かに子どもの成長は嬉しいです。
だからこそ、子育てを頑張ろうと思えるし、楽しいこともいっぱいあります。
でも、「楽しい、楽しい♪」と喜んでばかりはいられません。
だって、子育てはとっても大切なことなのです。
子どもの命を預かっているんですよね。
子どもの未来に関わってくることなんですよね。
だから、私たち親は大きな責任を背負うし、やらないといけないことも無限にあります。
キラキラキラキラ、楽しく輝いていることだけをやっていればいいわけではありません。
地味~で、やりたくないような大変なことが、たくさんたくさんあります。
でもなぜか今は、キラキラの方にばかり焦点が当たっていることが多いですよね。
『キラキラママ』という言い方もあるくらいです。
そうすると、地味~で大変なことに出くわした時に
「こんなはずじゃなかった」と思っちゃうことも・・・
と言うか、実は日々の生活の中では、大変なことの方がむしろ割合的には多いのが現実。
つまり、『子育ては楽しいもの』というイメージと、
実際の子育ての中で起きる現実とのギャップに戸惑い苦しむのです。
そして、子育てを楽しむ余裕が無くなっていく><
【参考記事】あなたにとっての『キラキラママ』ってどんな人?
子育てを楽しめない自分を責めない方法
それではここからは、
子育てを楽しめない自分を責めない方法について2つお伝えしていきます。
『理想の母親像』を自分に求めない
まず1つ目は、『理想の母親像』を自分に求めないことです。
理想の母親像ってあくまでも理想なんです。
そして、昭和から平成・令和と年号も変わり、社会情勢も大きく変わっています。
そんな『今』に生きている私たちが、理想の母親像にとらわれてしまうと苦しいのは当たり前ですね。
女性のライフスタイルも、大きく変わってきています。
家事・育児だけでなく、仕事をやっているケースの方が、多い時代です。
そんな中で完璧を求めると、息切れをしてしまうのは当然のことですね。
だから、社会の変化とともに、発想の転換が必要なのです。
そのためにも、『理想の母親像』に自分を当てはめようとせず手放していくこと。
あなたは、あなたのお子さんのために『自分なりのお母さん』になれば良いのです(*^^*)
自分の中のいろんな自分を認める
そして2つ目は、自分の中のいろんな自分を認めることです。
私たちはどうしても、出来ないこと・苦手なことがあると、
それを「克服しないといけない」と思いがちです。
子どもの頃から、そう言われ続けてきたからですね。
でも、克服しようと頑張るのでなく「私はこれが出来ないんだわ」と認めてしまうこと。
そうすると、自分がなんとかしようと頑張るのではなく
得意な人にお願いするなどの対処ができるようになっていきます。
また、私たちはその日・その時のメンタルの状態によっても、色んなことが左右されます。
気分の良い日もあれば、ちょっと気持ちが落ちている日だってある。
気分の良い日は、イヤなことでもバリバリ動けるかも知れません。
でも気持ちが落ちてると、好きなことでもなかなか動き出せないことだってありますね。
そういう、いろんな自分がいることを認めること。
だって、それが私たち人間なんですから(*^^*)
そうすると、
「子育てを楽しめない自分はダメ!」と責めるところから、
「子育てを楽しめる時もあるけど、苦しい時もあるよね」
と受け止められるようになり、考え方も柔軟になっていくはずです。
極端にかたよった考え方を手放し、バランスよく捉えることができると
自分をあまり追い詰めることなく、気持ちも楽になっていけるのです。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「子育てを楽しめないとダメな母親?」
というテーマでお伝えしてきました。
「子育てを楽しめない自分はダメな母親」と自分を責めてしまう方は、
とてもまじめなで子育てに熱心な方が多いと私は感じています。
だからこそ、自分のやっていること・出来ていることには目を向けず、
出来ていない部分にばかり焦点を当てて苦しんでいる状況におちいってしまう。
もしあなたもそうだとしたら、まずは、深呼吸をしてみてくださいね。
そして、自分が一生懸命子育てをしていることを、あなた自身が認めてあげること。
まじめに取り組んでいるからこそ、自分を責めるのです。
そうすると、子育てがよけいに苦痛になっていく。
子育ては楽しめなくても当たり前!
楽しめない自分がいても大丈夫^^
そう思うことで、あなたの辛さは少しずつ和らいでいくのではないでしょうか。
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング®』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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