『まずは、あなたのコップを満たしましょう』を読んで思うこと

 

 

こんにちは。

 

《40代、50代女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラーの平井いずみです。

 

今日は、私からあなたへおすすめの本を1冊ご紹介したいと思います。

 

あなたは、玉置妙憂(たまおき・みょうゆう)さんという方をご存じでしょうか。

 

現役の看護師としてクリニックに勤めながら、非営利一般社団法人大慈学苑代表としても活動をされていらっしゃる方です。

 

まず驚くことに、大慈学苑のホームページで紹介されている玉置妙憂さんの肩書は、実に5つにもおよびます。

 

“看護師” であり、

 

“僧侶” であり、

 

“スピリチュアルケア師” であり、

 

“ケアマネ-ジャー” であり、

 

“看護教員” なのです。

 

そして、玉置妙憂さんにはこれだけの肩書を必要とした背景や体験がある・・・

 

これだけでも、この方の書いた著書にあなたも興味をお持ちいただいたのではないでしょうか。

 

そんな玉置妙憂さんが、「生きる」ことに悩んでいる方に向けて書いたのが『まずは、あなたのコップを満たしましょう』なのです。

 

これは玉置妙憂さんの渾身のメッセージが、あちこちに散りばめられた一冊。

 

昨年私は出版されて間もなく、偶然にもこの『まずは、あなたのコップを満たしましょう』と出会ったのです。

 

そして、そのまますぐに購入して読み、想像以上に本当に大きな感銘を受けました。

 

そこで今日は、『まずは、あなたのコップを満たしましょう』という本についてご紹介していきます。

 

※先日、玉置妙憂さんの講演会に行って来ました。後半にその時のことを追記しているので、ぜひお読みくださいね(*^^*)

 

この本に書かれている内容とは

 

本書で玉置妙憂さんが伝えたいことは、いったいなんでしょうか?

 

それこそがまさに、タイトルに書かれている言葉ではないかと思います。

 

そして私がこの本に興味を持ったのも、そのタイトルに惹かれたから。

 

と言うのも、私自身が、心底これを体感していたためです。

 

そして読み始めてすぐに、心を射抜かれました。

 

それは・・・

 

まさに今、ひきこもりという悩みに苦しんでいる方たちに対して、私自身が伝えたいと思っているメッセージそのものだったからです

 

例えば、『第1章 自分の心をうまく整える』のページには、下記のように書かれています。

 

苦しみや悲しみとは、ほどよく距離を置きましょう。人の目なんて気にせず、まずはあなた自身を満たすこと。まわりまわって、それが皆のためなのですから。

【出典:まずは、あなたのコップを満たしましょう 17ページから抜粋】

 

そして最初の見出し『まずは、あなたのコップを満たしましょう。』の本文は、このように始まります。

 

「自分のことは後回しにして、まずは人のために全力を尽くさなければ」

 そう思い込んでいる人は多いものです。

 たとえば・・・・・・。

 子育て真っ最中のお母さん。

 職場でサービス残業が当たり前になっている人たち。

 在宅介護、さらには“老老介護 ” で疲れきっている方。

 「家族のため」「生活のため」「会社のため」と自分に言い聞かせ続け、無意識のうちに頑張りすぎていることが多いものです。

 もしかして、あなたもそうではありませんか?

【出典:まずは、あなたのコップを満たしましょう 19ページから抜粋】

 

なぜ、私たちの多くがこのような苦しい状況に陥ってしまっているのか。

 

それに対して

 

日本人特有の精神性なのでしょうか、「ボロボロになるまで、他人に貢献すること」を美徳とする風潮があるように感じます。

【出典:まずは、あなたのコップを満たしましょう 21ページから抜粋】

 

と、私たちに伝えてくれています。

 

そして本書の内容全てが、まずは自分を満たすことが大切というメッセージにあふれているのです。

 

優しい語り口調で、仏教などの教えもまじえながら、とても分かりやすく書いてあります。

 

そのため、読み進めるにつれて心が穏やかになり、あたたかい気持ちに包まれて・・・

 

「うん、うん」と大きくうなずきながら、私は最後まで一気に読み終わりました。

 

このブログでも、まさに私が伝えていること。

 

例えば、あなたが役割に縛られて苦しんでいるなら・・・

 

そのたくさんの役割を背負って頑張っている自分自身をまずは大切にしてねというメッセージと繋がってきますよね^^

 

【参考記事】多くの役割に苦しめられる生活から解放される方法

      ひきこもりという悩みをジェンダーの視点で考える

 

 

『まずは、あなたのコップを満たしましょう』を読んで思うこと

 

そして、全編通して私が感じたこと。

 

それは看護師と僧侶という『生と死』その両方に関わる仕事を持つからこその、独特の視点から生まれた玉置妙憂さんがつむぎ出す数々の言葉たち。

 

それらの言葉の意味することを、しっかりと自分事として受け止めることの重要性です。

 

 再生不可能、ぶっつけ本番の人生。

 そんな「一回性」に思いをめぐらせると、私は涙が出るほど、この「人生」というものが愛おしくてなりません。

       【出典:まずは、あなたのコップを満たしましょう 7ページから抜粋】

 

まさに、その通りですね。

 

今まで生きてきた人生、

 

今、ここ

 

そしてこれから歩いていく人生、

 

さらに誰もがいつかはかならず迎える、死。

 

自分なりにこれらについて考え、しっかり自分の人生と向き合うこと。

 

その大切さを、改めて再確認したのでした。

 

闘病中のご家族がおられる方や、看護や介護に仕事として携わる方だけでなく、ひきこもりという悩みをかかえ心を痛めている方にも、ぜひ読んでいただきたいです。

 

そうすると、何かが変わってくるかも知れないな・・・そんなことを思わせてくれる一冊でした。   

 

ちなみに私は、とにかくすぐに読みたかったので電子書籍で購入しました。

 

とても読みやすく、一気に読み終えられました(^^)

 

いかがでしょうか?

 

今日は、『まずは、あなたのコップを満たしましょう』という本についてご紹介してきました。

 

実際に読んでみると、今のあなたにとっては少し厳しいことが書いてあるかも知れません。

 

それでもなお、私はあなたにこの本をお勧めしたいと思っています。

 

そして、この本を読み終わった時・・・

 

あなたが私のように、穏やかな気持ちになっていることを願っています(*^^*)

 

 

玉置妙憂さんの講演会に行って来ました♪(11/25追記)

 

先日、バッチリ都合もつき、偶然にも玉置妙憂さんの講演会に行く機会を得たのです^^

 

なんと・・・サインも頂いちゃいました(*^^*)                    

 

講演の内容は、もちろん素晴らしかったです。

 

現在の活動を、ご自身の使命としてされていることが、ひしひしと伝わってきました。

 

でもそれ以上に、私にとっては何よりもご本人に直接お会い出来たことが、すごく嬉しかったですね~♪

 

とっても軽妙な語り口で話されるので、シビアな内容の割には時には笑いもあって。

 

やはりその在り方からか、人柄がにじみ出ていました^^

 

また、今までされてきた苦労を、全く感じさせない軽やかさには驚きです。

 

決して大柄なわけでもないのに、圧倒されるような感覚・・・

 

この方だからこそ、この本が書けるんだなぁ~と納得です。

 

おかげさまで、癒されたり、勇気をもらったりの貴重な時間になりました。

 

そして、ますますファンになってしまいました^^

 

あなたも、もしお近くで玉置妙憂さんの講演会があったら、ぜひお話を聞きに行ってみてくださいね^^

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~

 

 

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導くチェンジング・カウンセリング®

「女性としての役割」や「女らしさ」に囚われ、
「こうしなきゃ!」と自分を追い詰めて苦しんでいる
40代・50代女性のあなたへ

あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?

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