あなたが自分の価値観を変えるのは誰のため?
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
私が、このブログの中で割とよくお伝えしているのが、価値観を変えていくことです。
でも、これはなかなか難しい><
少なくとも、あなたが数十年持ち続けた価値観です。
しかもそれは、自分にとってはごく当たり前のこと。
だから、その価値観によって自分が生き辛くなっているかも知れないことにも気付けない。
こういうことが、普通に起こってきます。
それでは、どうして私は価値観を変えることをお勧めしているのでしょうか?
それは誰にとって、どんな意味があるのでしょうか?
そこで今日は、
「あなたが自分の価値観を変えるのは誰のため?」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
どうして価値観を変える必要があるの?
それではまず、どうして価値観を変える必要があるのかお伝えしていきましょう。
それは、社会が大きく変化しているからです。
私たちが生まれた昭和から平成が終わり、すでに時代は令和になりました。
昭和は戦後復興期の後、高度経済成長期による『イケイケどんどん』の時代。
「24時間戦えますか?」という某製薬会社の栄養ドリンクのコマーシャルが、
テレビで流れ続けていましたね。
『企業戦士』『モーレツ社員』などという言葉もありました。
その弊害と考えられるような『過労死』が、
1980年代後半から社会的に大きく注目され始めるようになり・・・
平成に入った1990年代初めには、バブルの崩壊><
その後、株価や地価(土地の値段)の急落により、長期的な不況の時代へと突入したのです。
しかも、新型コロナウィルス感染症による令和以降の大激変は、
あなたも実感していらっしゃることと思います。
あっという間に、大きく社会が変わりました。
『緊急事態宣言』『学校の休校』『ソーシャルディスタンス』『3密』『リモートワーク』『外出自粛』・・・
驚くような、さまざまな状況に直面しました。
私たちの社会生活は、大きな制限を受けたのです。
個人的な話ですが・・・
実は私自身も、新型コロナウィルス感染症の蔓延防止のため、
病院の方針によって2020年の2月から面会謝絶が続く中、
数カ月会えない状態のまま、入院していた母親を亡くしました。
死に目にも会えませんでした(涙)
私のような経験をした人が、たくさんいらっしゃるのではないかと思います。
残念ですね・・・
悲しいですね・・・
ほんの3年前までは、こんなことはあり得ませんでした。
それくらい、社会は変わってきているのです。
それでも、以前のままの価値観を変えずにいるとどうなるでしょうか?
価値観を変えずにいるとどうなるのか
それでは、社会がこれだけ変わった中で
私たちが以前のままの価値観を持ち続け、変えずにいるとどうなるのでしょうか?
具体的に考えてみましょう。
たとえば、今の社会で「24時間戦えますか?」という価値観を持った社長の会社は、
当然、社員にそれを強いるので『ブラック企業』扱いされかねません。
「今日中に仕事を終わらせろ!」と無理やり部下に残業させてばかりいる上司は、
『パワーハラスメント』で、訴えられるかも知れません。
昭和の時代には、考えられないことですよね。
その状態こそが、『ふつう』だったのだから・・・
たとえば、私たち日本人は『親の死に目に会うこと』を重視しています。
「霊柩車を見たら親指を隠せ」とか「夜、爪を切ってはいけない」
あなたも子どもの頃、こんなことを言われたことはありませんか?
その理由は、「親の死に目に会えなくなる」から。
つまり、「親の死に目に会うこと」を重視しているんですよね。
でも、その価値観を持ち続けていると、
私のように社会の変化で親の死に目に会えない状況でも
「親の死に目に会えなかった私は親不孝者」
と、自分自身を責め続け、苦しむことになっていくのです。
それだけでなく、もしその古い価値観を持ち続けている人が身近にいると、
親の死に目に会えなかったことを、
「あなたが病院に入院させたから、会えなかったのよね~」
「自宅にいれば良かったのにね~」
こうして、ずっとチクチク責められ続けるのです><
これでは、ほんとうに苦しいですよね・・・
あなたが自分の価値観を変えるのは誰のため?
それでは、価値観を変えるのは誰のためでしょうか?
それは、あなた自身のためです。
ここまでお伝えしてきたことで、その理由をお分かり頂けたと思います。
社会の変化に抵抗しても、砕け散るだけですね(;’∀’)
そして、この価値観を変えると言うこと。
実はこれって、社会の変化に対応するためだけではありません。
もしあなたが、子どものことで悩んでいるのであれば、その場合も同じことが言えるのです。
子どものことで悩んでいるということは、子どもの変化を受け入れられないということですね。
では、その理由をあなたは考えたことがありますか?
しっかりと自分と向き合い、考えてみていただけると気付けるのではないかと思います。
子どもの変化が、あなたの価値観に沿ったものではないから悩むのではありませんか?
子どもの問題(と、あなたが考えていること)が、
あなたの価値観の枠を超えているからなのではありませんか?
「母親として、子どもの問題行動をなんとかしようとするのは当たり前!」
「子どもをしっかり、普通に育てることが母親の役目!」
このように、真面目に一生懸命子育てをしているあなたのような人こそ、実は陥りやすい罠なのです。
あなたが一生懸命育てた子どもが、何か問題行動を起こした。
それにはきっと、子どもなりの理由があり、そこには子どもの価値観があるはずです。
だからそれを無視して、あなたの価値観に沿って子どもをなんとかしようとしても、
それは難しいかもしれません。
だって、それが出来るなら、今あなたは悩んでないのだから(;’∀’)
そして、その状態が続くとあなたはどうなっていきますか?
苦しみが続きませんか?
精神的に落ち込んでいきませんか?
そこで、あなたが穏やかに楽に生きていくために、あなたの価値観を変えるのです。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「あなたが自分の価値観を変えるのは誰のため?」
というテーマでお伝えしてきました。
実は私には、息子の不登校・ひきこもりで悩み苦しんだ経験があります。
「息子をなんとかしよう!」と頑張っていた私は、
私の価値観に沿った『私の理想の子ども像』に息子を当てはめようとしていました。
それが、私自身が『理想の母親』になる手段だと大きな勘違いをしていたからです><
でも息子には、息子の人生がありました。
息子は、私の所有物ではなかったのです。
そこに気付いてから私は、泣きながら、本当に痛い思いをしながら、
長い時間をかけて私自身に刷り込まれていた、
私には必要のなくなった、たくさんの価値観を手放していきました。
手放すごとに、私の気持ちは軽くなりました。
私の笑顔が、増えていきました(*^^*)
家族の関係性が、変わっていきました。
そして息子は、自立していったのです。
まずは『自分』からです。
一人では気付きにくい、あなたを縛っているかも知れない価値観を
いつまで握り締めていますか?
そうやって、いつまであなた自身を苦しめているのですか?
そろそろその苦しみから、自分を解放してあげませんか?
穏やかで落ち着いた生活を、あなたも手に入れませんか?
それが、あなたなら出来るのです。
あなたがもし1人で不安な時は、私に声をかけてくださいね(^ ^)
あなたの伴走者として、しっかりサポートしていきますので
安心して一緒に前に進みましょう♪
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング®』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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