年齢に応じた子育ての道標となる四つの教え
こんにちは。
《女性専門》
あなたの生き辛さやひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
私たちはこどもが生まれて、初めて「親」になります。
当然、それまでは子育てをしたこともなく、何もかもが初めての経験。
昔はきょうだいが多かったり3世代同居など、親族関係や地域とのつながりも強固でした。
そのため、実際に子育てを見ながら成長したり、
大先輩たちからのアドバイスをいつでももらえるような環境がありました。
でも、それが無くなってきた今、
本当に初めて赤ちゃんに接する人がとても多くなってきています。
このような状態では、親が子育てで戸惑うわけですよね><
しかも、インターネットの普及により、さまざまな情報が瞬時で手に入る環境。
そうなると今度は、たくさんの情報があるからこそ、
余計にどうしていいのか迷ってしまうことだってありますね。
あなたはどうでしょうか?
こどもの成長に応じて、親が対応を変えていくことは分かっていても
どのように変えればいいのか分からなくて悩む。
こどもとの距離を、どのようにとったらいいのか分からない。
親離れ・子離れのタイミングはどうしたらいいのだろうか?
相談を受けていると、こうやって悩んだり迷ったりしている方が本当に多いです。
そんな時に、何かざっくりしとした
『子育ての道標』のようなものがあったらいいですね。
そこで今日は、
「年齢に応じた子育ての道標となる四つの教え」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
年齢に応じた子育ての道標となる四つの教え
ご紹介するのは、『子育て四訓』として知られているものです。
・乳児はしっかり肌を離すな。
・幼児は肌を離せ、手を離すな。
・少年は手を離せ、目を離すな。
・青年は目を離せ、心を離すな。
これって、めちゃくちゃ分かりやすくないですか?
驚きですよね(^^)
こどもとの距離の取り方が、とても上手に表現されていると感じます。
それではここから、4つの段階に分けてお伝えしていきます。
乳児はしっかり肌を離すな。
乳児期は、本当にぎゅっと抱きしめて、
しっかり肌をくっつけてスキンシップを大切にする。
赤ちゃんの時は、何もかもやってあげるためまさにこの状態ですね。
泣いては抱っこ。
やっと寝たかと思うと、また泣き出して抱っこ。
私自身、座って落ち着いた状態でご飯も食べられなかったことを思い出します(笑)
このように、おっぱいをあげたりおむつを変えたりしながら、
思いっきり抱きしめている時期ですね。
幼児は肌を離せ、手を離すな。
乳児期から少し成長して幼児期になると、歩き始めます。
そのため、いつも抱っこしていた状態から少しずつ変わっていきますね。
親元を離れて、冒険に行ったりし始めるのです。
公園に連れて行くと、1人で遊んではまた親のもとに戻ってくる。
親元でちょっとエネルギーを補充すると、また1人で遊びに行く。
こんなことをします。
保育園や幼稚園に通い始めると、
大泣きして親離れができなかったこどもも、少しずつ通うにつれて慣れていく。
元気に遊んだりし始めて、親と離れても楽しく過ごせるようになっていく。
そんな光景が思い浮かびますね。
ただ、ちょろちょろとどこかに行ってしまったり、
突然飛び出したりするため、
場所によってはしっかり手をつないでおくことが大切です。
少年は手を離せ、目を離すな。
幼児期からさらに、学校に行き始める年齢になると少年期です。
小・中学生くらいをイメージするといいですね。
この時期は、完全に親から離れても大丈夫になっていきます。
そろそろ、我が子の自立に向けて、親も意識をすることが必要になってきます。
失敗も成功も、全てがこどもの大切な体験であり、
この先こどもが長い人生を生き抜くための宝物になっていきます。
それを心配のあまり先回りして勝手に奪うことなく、
こども自身がしっかり考えながら過ごしていけるような環境を整えていくことが
親にできることだと思います。
ただし、手は離しても目まで離すのはまだ時期尚早。
よく親の立ち位置として例に挙げられるのが、
『親』という字は、『木の上に立って見る』ということ。
この時期は、このスタンスで見守るのがいいですね。
青年は目を離せ、心を離すな。
高校生くらいの年齢になると、青年期です。
いよいよ、目も離す時期です。
もう親とは別の意思や人格を持った1人の人間だと言うことを、
私たち親もしっかり分かっていないといけません。
将来の方向性を決めるのも本人です。
勝手に親の期待を押し付けるのではなく、こどもを信じて見守ることが大切です。
「もし転んだときには、いつでも助けてあげるね」
「大丈夫だよ」
というオーラで見守ってあげること(*^^*)
そうすることで、こどもは安心して自分の道を歩いていけるのです。
目を離しても、心を離さないというのはこういう状態だと感じます。
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いかがでしょうか?
今日は、
「年齢に応じた子育ての道標となる四つの教え」
というテーマでお伝えしてきました。
いつもお伝えしているように、子育ての最終目標は我が子の自立です。
自立するために必要なのは、
自分で考える力や生きる力を身に付けていくこと。
こどものことが心配で失敗させたくないあまりに、いつまでもこどもの世話を焼きすぎる。
何でもやってあげる。
そういう傾向が今とても強いと感じます。
もちろん、私もそうでした(;’∀’)
なので、私自身が子育てを振り返って強く感じるのは、
この『子育て四訓』のように、
しっかりと我が子のの成長に合わせて親が手を引いていくことの大切さです。
親は、いつまでもこどもを手元に抱え込んでいる訳にはいきません。
こどもが、親の所有物では無いからです。
こどもにはこどもの人生があります。
そこをしっかり意識しながら、
お子さんとの関係性をあなたもぜひ見直してみてはいかがでしょうか。
今あなたが子育てで悩んでいるとしたら、どの段階でしょうか?
そこに気付いたら今までのやり方を変えていくことで、
親子の関係性が良好な方向に大きく変わっていく可能性も見えてくるはずです(*^^*)
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
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《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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