母親だから苦しいのではなく、“母親らしくあろう”として苦しくなることがある

こんにちは。不登校・ひきこもりの母親専門『チェンジングカウンセラーⓇ』の平井いずみです。
「私の育て方が悪かったのでしょうか・・・」
「今日は、怒られるかと思ってきました」
不登校やひきこもりだけでなく、子育てに悩むお母さん達から、私はこれまで何度も同じような言葉を聞いてきました。
そして、お話を聞かせていただいていると、
「もっと頑張らなければいけなかった私」
「ちゃんとした母親になれなかった私」
そんな苦しい想いが、言葉の奥に隠れていることも少なくありません。
もちろん、わが子を大切に思う気持ちは自然なことですね。
でも私は、これまで多くのお母さん達のお話を伺う中で、あることを感じるようになりました。
それは、
母親だから苦しくなるのではなく、
“母親らしくあろう”として苦しくなっていることもあるのではないか、ということです。
今日は、どうして“母親らしくあろう”として苦しくなっていると感じるのかについて、お伝えしていきたいと思います。
あなたの心が少しでも軽くなりますように・・・
目次
母親は、自分よりもこどもを優先するもの?
私たちは小さな頃から、たくさんの「理想の母親像」に囲まれて育ちます。
最近でこそだいぶ薄れてきてはいますが、昭和の時代はかなりそれが強調されていたように感じます(;’∀’)
たとえば、テレビのドラマやコマーシャル、映画などの映像から・・・
あるいは、雑誌や本などの文字から・・・
それらの中で求められているのは、
こどものために頑張る母親
自分のことは後回しにする母親
家族を必死に支える母親・・・
もちろん、その姿は尊く愛情にあふれています。
ただし、そのイメージが強くなりすぎると、“本来の自分の姿”からかけ離れてしまうことで、
「私が我慢すればいい」
「母親なんだから頑張らなきゃ」
と、自分の気持ちを置き去りにしてしまうことがあるのではないでしょうか。
これまで知らず知らずのうちに、私たちの内面に深く影響を与えているものについて、こちらの記事に書いてあります☆彡
【関連記事】ひきこもりという悩みと理想の家族観

気づかないうちにいつの間にか背負っているもの
実は、不登校やひきこもりって、決して母親一人で起こしている問題ではありません。
・本人の気質
・学校や社会など組織との相性
・家庭環境
・時代の変化
・人間関係・・・
まだまだ、さまざまな要因が複雑に絡み合っているのです。
それなのに、なぜか母親が責任を背負わされてしまっているように感じることってありませんか?
そして、
「私が悪かった」
「私がもっと頑張れば」
私を含めて、このように考えてしまう母親たちの姿。
これ、本当に多いです。
でもそれは、本当に“あなた自身の本当の気持ち”なのでしょうか。
もしかしたら、
「母親ならそうするべき」
という社会の価値観を、いつの間にか自分の中に取り込んでしまっているのかもしれません。
たとえば、
私たちは苦しくなると、「自分が悪いからだ」と考えがちですね。
私自身もそうでした。
それは、苦しみの原因を、“自分の性格や努力不足”のせいだと思ってしまうから・・・
でも、本当にそうなのでしょうか?
実は、その苦しさを生み出しているのが、“自分の外側にある価値観”であることも少なくないのです。
これらの言葉たち・・・
を、私たちはこれまでどれだけ見聞きしてきたことでしょう。
・母親はこどものために頑張るもの
・母親は家族を優先するもの
・母親は弱音を吐かないもの
もし、その価値観を丸ごと自分の中に取り込んで生きてきたとしたら・・・
苦しくなった時に自分を責めてしまうのは、ある意味とても自然なことなのだろうと感じます。
そう考えると、今抱えている苦しみは、あなた“個人の問題”というだけではなく、
社会の中で長い時間をかけて作られてきた価値観の影響もあるのかもしれませんね。
私自身も「母親失格」だと思っていた
実は私自身も、そうでした。
息子が不登校になった時、私は自分を責め続けました。
周りの子は普通に学校に行っているのに・・・
なんでうちだけこうなの?
私の育て方が悪かったんじゃないのかな・・・
そんなことばかり考えて、苦しんでいました。
そして、それまでずっと
「良い母親にならなくちゃ」
「ちゃんと子育てしなきゃ」
と、必死だった私にとって、この現状は私に『無力感』を与えるほどのインパクトがあったのです。
そして、“母親失格”というレッテルを自分で自分に貼って余計に苦しむことに・・・
振り返ってみると、その当時の私は、
息子を見ているようでいて、
実は「理想の母親像」に、心を囚われ続けていたのかもしれません。
もし、あなたが今自分のことを「母親失格」じゃないかと悩んでいるなら、こちらの記事もお読みくださいね☆彡

母親も、一人の人間
悲しい時は悲しいし、苦しい時は苦しい。
腹が立つ時もあれば、もちろん不安になる時だっていっぱいある。
本当は誰だってそうですね。
ところが母親になると、なぜかその当たり前の感情にまでどこかで「ダメ出し」をしてしまうことがありませんか?
怒ってはいけない。
弱音を吐いてはいけない。
しっかりしなきゃいけない。
でも、そんなことはありません。
だって、母親である前に、私たちは一人の人間なのだから☆彡
「母親らしさ」と一緒に「私らしさ」も

息子が不登校になったこと。
そのままひきこもりになったこと。
それ自体は、私にとって紛れもなく苦しくてつらい出来事でした。
そして、これまで関わって来た方達も皆さん同じような思いを抱えていました。
でも、その苦しみの中で、
私は自分だけでなく、そんなお母さん達が少しずつ変わっていく姿も見てきました。
「こうあるべき」
を少しずつ手放しながら、
「私はどうしたいんだろう」
を取り戻していく姿です。
知らず知らずのうちに「理想の母親像」に偏り過ぎて、“本来の自分”を置き去りにしていたこと。
それに気づくことで、
母親らしく生きることと同じように、“私らしく”生きることの大切さにも気づけるようになっていきます。
そうすると、少しずつ両方のバランスを取る練習に入っていけますね(*^_^*)
そうして自分をゆるめる練習をしている背中の方が、意外とこどもにも安心を届けていけるのかもしれない。
そんなふうに、私は今、感じているのです。
まとめ:自分自身をそのまま受け取る許可を出してみよう
母親だから苦しいのではなく、
「母親らしくあらねば」
という思い込みが、苦しさを大きくしていることがあるということ。
だからこそ・・・
もし今、あなたが自分を責め続けているなら、少しだけ立ち止まってみてほしいです。
その苦しみは、本当にあなた自身のものですか?
それとも、
誰かが作った「母親らしさ」を、自分一人で背負い込んでいるだけということはありませんか?
母親もまた、一人の人間ですね。
完璧じゃなくて全然大丈夫。
だって、得意なことや苦手なことがあるからこそ人間だもの。
未完成なのが私。
揺れたっていい。
弱いのだって私らしい^^
そんなふうに、自分自身をそのまま受け取る許可を出せた時、人は少しずつ本来の力を取り戻していくのだと思います。
そしてこれって、実は母親・・・つまり女性だけでなく、男性にもきっと当てはまるのではないかと感じています。
私たちは、もっと自分を自由にしてあげてもいいのだろうと・・・☆彡
もし今、
「このままでいいのか分からない」
「関わり方に自信が持てない」そんな風に感じているなら・・・
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あなたが1日も早く、今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人

- チェンジングカウンセラー®
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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