自立するために必要な「依存」を受け入れる方法

 

こんにちは。

 

《女性専門》

あなたの生き辛さやひきこもりという悩みをチャンスに変えて、

なりたい自分へと導いていくチェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

私たちは、こどもの頃からずっと、

「困っている人がいたら、助けてあげなさい」

と言われ続けて成長してきました。

 

そのため、自分が困っていたとしても、

自分のことを助けるよりも先に、

自分以外の『困っている誰か』を優先しようとする傾向があります。

 

そのため私たちは、なかなか自分自身を守ってあげられないのです。

 

あなたはどうでしょうか?

 

自分のことを後回しにしてまでも、他の誰かを助けようとしていませんか?

 

特に私たち女性は、

『家族のために自分を抑え、家族のために生きるのが当たり前の存在』

という価値観に縛られている人がとても多いです。

 

今でこそ、女性の社会参加も急増してきていますが、

昭和の時代の女性は『結婚したら仕事を辞めて家庭に入る』

というパターンが、女性のあるべき姿として期待されていました。

 

たとえば、こんなこともありましたね(;’∀’)

 

寿退社(結婚が理由の退職)だと、花束を贈られてみんなに祝福される。

 

ところが、それ以外の理由の場合、なぜかひそかに去っていく・・・

 

象徴的な違いです。

 

時代は昭和から平成・令和と、ほんとに大きく変わってきています。

 

それでも、私たちの中に根強く刷り込まれているこの意識は、

なかなか変えられません。

 

そのため、1人で全てを抱え込んで、苦しんでいる女性たちが

とてもたくさんいらっしゃるという現実があります。

 

・自分のことは自分でやらないといけない

・人に甘えてはいけない

・人を頼ってはいけない

・人に迷惑をかけてはいけない・・・

 

こんな風に、あなたは思っていませんか?

 

でも、この考え方を握り締めていると、自分を苦しめる結果になっていくのです。

 

何もかも1人で頑張ろうとするのではなく、

『誰かにしっかり依存するからこそ自立できる』という考え方があります。

 

この考え方を知ることができたら、

あなたも今の苦しみを少しずつ手放すことができるかもしれません。

 

そこで今日は、

「自立するために必要な「依存」を受け入れる方法」

というテーマでお伝えしていきます。

 

自立するために必要な「依存」を受け入れる方法

 

それではここから、

自立するために必要な「依存」を受け入れる方法について

2つお伝えしていきます。

 

これまで生き抜いてきた理由を知ること

 

まず1つ目は、ズバリ!私たちがこれまで生き抜いてきた理由を知ることです。

 

『依存する』というと、何だかネガティブなイメージがありますよね。

 

たとえば、アルコール依存症とか、ギャンブル依存症・買い物依存症など、

精神的な病名として使われるため、そのイメージで私たちは捉えがちです。

 

でもよく考えてみると、「オギャー」と生まれた瞬間から、

私たちは誰かへの依存なくしては生きてこられなかったんです。

 

逆に言うと、誰かに依存したからこそ、

私たちは今日まで生き延びて来られました。

 

・お腹がすいたら泣く

・おむつが汚れたら泣く

・かまって欲しいと泣く・・・

 

生まれたときの私たちは、このようにただ泣くだけで、

親や周りの大人たちがしっかりと世話をしてくれていたのです。

 

そういう時期があったから、今私たちはこうして生きているということ。

 

しっかりと依存して、しっかりと甘えて、

そして時には反抗しながら私たちは大人になってきました。

 

依存も、片方から見るとネガティブかもしれないけれど、

視点を変えて別の方向から見てみると、

このように、ポジティブな捉え方もできるのです。

 

だから物事は、一面ではなく多面でみてくようにしてみましょう。

 

 

バランスを取ること

 

2つ目は、どちらかの考え方に偏らずバランスを取ることです。

 

「依存が大切だよ」といっても、

何もかも甘えて、頼って、依存してばかりでは、

それこそ自立はできません(;’∀’)

 

何事もバランスが大事です。

 

自分の出来ることや得意なことは、当然1人でもできますね。

 

それは、人任せにするのではなく自分でやる。

 

ただ、自分の苦手なこと、自分の出来ないことはしっかりと誰かに頼る。

 

そして、一緒にやってもらう。

 

それを、自分に許してあげることが、自分を緩めていくことにつながっていきます。

 

実は私自身も、人に頼ることが苦手でした(;’∀’)

 

「助けて欲しい」が言えない人でした。

 

「甘えてはいけない、頼ってはいけない」という考えに、縛られ過ぎていたのです><

 

でも、いろんなことで悩む中で学びを重ね、

「苦しいから助けて欲しい」と言えるようになると、

少しずつ生きやすい私に成長していけたのです(*^^*)

 

ただし、頼る人、甘える人は誰でも良いわけではありません。

 

きちんと選んでいくことが、必要ですね。

 

たとえば、本来は親が守るべきはずの

我が子に依存し過ぎていると、どうなるでしょうか?

 

大事な我が子が、あなたの重みに耐えかねて、

苦しむことにもなりかねませんね。

 

これだと、本末転倒です><

 

それでは、ちょっとここで、

これまでのあなたの生き方を振り返ってみてくださいね。

 

あなたが、『出来ることまで何もかも人に頼りすぎていたな』と思ったら、

まずは自分でやってみる事にチャレンジしてみましょう。

 

でも、「何もかも自分でやらなければならない」と思って

1人で頑張ってきた人は、甘えてみましょう。

 

もしかしたらあなたは、後者のタイプなのではありませんか?

 

だから、きっとこれを読んでくれているのだと思います(*^^*)

 

そんなあなたは、思い切って誰かに頼ってみてくださいね。

 

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【参考記事】

チェンジング・カウンセリング®のカリキュラムの内容とは?

チェンジング・カウンセリング®があなたに必要な理由

チェンジング・カウンセリング®とは何か?その全体像とは?

 

いかがでしょうか?

 

今日は、

「自立するために必要な「依存」を受け入れる方法」

というテーマでお伝えしてきました。

 

今何かに苦しんでいるあなたが、

「助けてください」とヘルプを出せるかどうか。

 

そこで、あなたの未来も変わってきます。

 

生き辛さを減らし、自分らしく生きていくためには

どうしたらいいのかを考えてみてください。

 

これまで1人で頑張ってきた自分を、ねぎらってあげてください。

 

それはそれで、とても素晴らしいことです。

 

でもその生き方に、もしかしたらあなたの心や身体が、

そろそろ悲鳴をあげているかもしれないです。

 

そんな時は、ちょっと自分の枠を広げて「助けて」と伝えてみましょう。

 

それだけで、あなたの未来が変わっていくのです。

 

また、これは子育てでもとても大切なのです。

 

初めてのこと・慣れないことは、誰にとっても難しいですよね。

 

こども達は、その初めてのこと・慣れないことがとても多いです。

 

それを忘れて、ついつい親は「やればできるはず!」と思って、

過剰に期待してしまう傾向にあります。

 

でもこどもは、親に依存して甘えて、

そして、もちろん反抗しながら成長していくものなのです。

 

だから我が子には、まずはしっかり甘えさせて、しっかり依存させて、

しっかり反抗させること。

 

その段階を踏んでから、

少しずつ手を離していくことが大切ですね。

 

あなたが1日も早く、

今、抱えている悩みから解放されることを願っています。

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。

 

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この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

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