息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの(後編)

こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
前回は、「息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの」というテーマの前編として、
・人とのつながり
・仕事選びでの自分軸
・人に頼ることを覚えたこと
この3つをご紹介しました。
実は私には、高校を中退して所属を失ってから、5年以上ひきこもりだった息子がいます。
そして、私にとっては息子の不登校・ひきこもりが、人生最大の悩みだったのですが・・・
結果的にこの出来事は、私の人生にミラクルを起こしてくれることになりました(^ ^)
でも、当時は本当に、辛くて辛くて・・・
息子の将来のことを考えると、私の中には不安しかありませんでした><
嫌な思い、辛い思い、悲しい思い、恥ずかしい思い、悔しい思い、情けない思い、罪悪感・・・
ありとあらゆる、マイナスの感情を味わい尽くしながら、何とか苦しい日々をやり過ごしていた当時の私><
でも、その中で私は、息子のことだけではなく、いつの間にか自分自身の生き方や価値観についても、少しずつ見直していくことになったのです。
『大変な』思いをしたということは・・・ある意味、私にとっては『大きく変わるチャンス』でもあったのです。
そして、息子の不登校・ひきこもりという悩みによって、実際私の人生は、大きく変わっていって・・・
それは、この出来事によって得たものが、私にはたくさんあったからです(*^^*)
前編でお伝えした変化が、どちらかというと仕事や人との関わりなど、目に見えやすいものだったとしたら、
今回お伝えする3つは、もっと私の内側で起きていた変化だったように感じています。
それでは今日は、「息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの」というテーマの後編を、お伝えしていきます。
【参考記事】
息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの(後編)
それでは、息子の不登校・ひきこもりで私が得たものから、残りの3つの項目についてお伝えしていきます。
“自由”というつばさ
4つ目は、“自由”というつばさです。
これは何かというと、家族で動くことにこだわらず、「自分1人でも出かけられる勇気」のことでしょうか^^
結婚してからの私は、行きたいところがあったとしても、『家族という単位』を優先していました。
もちろん、友達とランチに行ったり、ドライブに行ったり・・・
そんなことは、普通にしてたけれど。
だって、それ位なら、わずか数時間のことなので、食事の準備さえしておけば、家族に迷惑をかけずに済むからです(;’∀’)
当時の私にとってのハードルは、なんと言っても長時間家を空けること。
それは、なぜなのでしょうか?
それは、私が家族のケア役割を担う、女性だからなのです><
だったら、これってどういうこと?
実は私の中には、『良い妻』『良い母』としての『女性としてのあるべき理想像に固執する私』がいました(-_-;)
さらに、『家族は一緒にいるべき』という価値観。
これらのものが私の中には強く根付いていて、それらによってがんじがらめに縛られていたのです><
この縛りが強いと、家族を置いて自分だけ家を空け、楽しむことに罪悪感を覚えてしまう訳ですね(-_-;)
それなら、出かけないで我慢する。
こうして私は、知らず知らずのうちに自分自身を抑えていたのです。
ところが、そんな私に、今まで生きてきた中で、最大級の衝撃的な出来事が起こりました。
それが、息子の不登校・ひきこもり・・・><
でも、この出来事をきっかけに、私の生き方は少しずつ・・・そして振り返れば、ガラッと変わっていきました。
私は、一人でも出かけられる勇気を手に入れたのです。
自分の気持ちを大切にしてみるようになったことで、いつの間にか自由に出かけられるようになっていました^^
そして、家族単位にこだわらずに行動していいんだ、ということも知りました。
勝手に「ダメだ」と思い込み、自分で自分に「そんなことをしてはいけない」と許可を出せずにいただけだったのです(;’∀’)
今では、いつでも行きたいところに行き、会いたい人に会う。
息子のおかげで、そんな“自由”というつばさを今の私は手に入れています(*^^*)
【参考記事】
できない自分をゆるすこと
5つ目は、自分をゆるすことです。
以前の私は、自己否定が強く、何をやってもダメだと自分を責めるタイプでした。
自分のことが好きになれず、出来ない所にばかり目を向けて・・・
そして、自信がないから、周りの人に文句を言われないように、何もかも完璧にやろうとする><
何とかうまくやりこなそうと、必死にがんばり続けていたのです。
だけど、息子のことで悩んでから、そんな私でも変わることが出来ました。
だって、息子の不登校・ひきこもりは、どれだけ私が頑張っても、私にはどうしようも出来ないことだったから・・・
人の人生は、私が努力したからといって、思い通りに変えられるものではない。
このことを身をもって知ったことで、私は少しずつ、「出来ない自分がいてもいい」と思えるようになっていきました。
そして、出来ない自分をゆるす練習を重ねることで、自分に「OK^^」を出すことが、少しずつ出来るようになっていったのです。
『失敗をすることが許されない』と考えていると、それが緊張につながっていく。
そして、結果的に失敗してしまう・・・
そんな経験が、あなたにもありませんか?
大切なのは、失敗しても大丈夫と思える気持ちの余裕。
そして、出来ない自分を責めるのではなく、ゆるしてあげること^^
そのことの大切さを知ってから、少しずつ自分を受け容れられるようになり、私自身も変わっていけたのです。
もちろん今でも、修行中。
生きている限り、日々、私の修行は続きます(^_-)-☆
私の価値観を大きく変えた「ジェンダーの視点」
そして6つ目は、ジェンダーの視点です。
息子の不登校・ひきこもりという悩みを抱えた私は、さまざまな学びを深めていきました。
個人的に心理学やカウンセリングについて学び、自分自身も継続的にカウンセリングやコーチングを受け、人との関わり方や、自分の心について少しずつ考えていきました。
その結果、資格を得たことで行政での相談業務に就けたこともまた大きかった!
そこで出会ったのが、「ジェンダーの視点」でした。
これは、私の価値観や考え方に最も大きな影響を与えたものの一つです。
この視点に出会えたからこそ、ここまで『私が得たもの』として、ご紹介してきた変化がある^^
それぐらい、私にとっては大きな気付きでした。
もちろん、最初からジェンダーの視点を知っていたわけではありません。
いろいろ試行錯誤しながら、私なりに学び続けたことで出会うことが出来ました。
あっちこっち、回り道をしながらも、私は息子と自分の未来をあきらめなかったのです。
だからこそ、このジェンダーの視点にたどり着きました(*^^*)
そして、私がここまで来れたのは、それによってそれまでの自分の苦しみの原因が分かったから・・・
私は、自分のキャパシティーを超えてまで完璧を求め、自分を縛り過ぎていたのです><
バランス・・・折り合いをつける。
その大切さを、しみじみと感じています。
さらに、この「ジェンダーの視点」は、その後の私の相談活動にも、大きな影響を与えることになりました。
不登校やひきこもり、自分の生き辛さなどについて相談に来られる女性たちの背景に、私と同じような感覚・・・
「良い母親でいなければならない」
「家族のことを優先しなければならない」
「自分が我慢すればいい」
これらの、女性だからこそ刷り込まれてきた価値観が隠れていることにも、気づくようになっていったからです。
あなたも、もしかしたらこのジェンダーの視点を知ることで、今の苦しい状況から抜け出すきっかけを得られるかもしれません☆彡
息子を何とかしたかった私が、自分の人生を歩き始めた
こうして前編・後編を通して振り返ってみると、息子の不登校・ひきこもりという経験から、私は本当にたくさんのものを得てきました。
人とのつながり。
仕事選びでの自分軸。
人に頼ること。
自由というつばさ。
自分をゆるすこと。
そして、ジェンダーの視点。
でも当時の私は、そんなものを得ようと思っていたわけではなかったのです(;’∀’)
ただ、息子を何とかしたかった。
息子に元気になってほしかった。
以前のように、外へ出られるようになってほしかった。
その一心で、学び始めただけでした。
ところが、息子を何とかしようと始めた学びの中で、変わっていったのは、息子だけではありませんでした。
むしろ先に、私自身のものの見方や考え方、そして生き方までもが変わっていったのです。
それまで当たり前だと思っていた価値観を見直し、必要のなくなったものを感謝して少しずつ手放していく。
そして、自分がどうしたいのかを考え、自分の人生を、自分で選びながら歩くようになっていきました。
そのプロセスでのすべての経験と、その後さまざまな相談現場で出会ってきた女性たちとの関わり。
それが原点となって、今のチェンジングカウンセラー®としての活動へとつながっているのです。
人生最大の悩みだと思っていた出来事が、結果として、私自身の人生を大きく変えるきっかけになったということ。
もちろん、だからと言って、「辛い経験には意味がある」と無理に考える必要はないと思っています。
だって、苦しい時は、本当に苦しいのだから・・・
そんな時に、無理やり前向きにならなくてもいいし、私だってそんなことは出来なかったです。
ただ、今はまだ見えなくても、私のように長い時間が経って振り返った時に、
「あの経験があったから、今の自分がいるのかもしれない」
と思える日が来ることもある。
私は、自分自身の経験から、そう感じています。
あの頃の私は、今こうして、自分の経験を伝えていくことで、同じように悩んでいる女性たちの支援をしている未来なんて、想像していなかった・・・
ただずっと、真っ暗なトンネルに居続ける未来しか見えていなかった・・・
でも、今の私はここにいます。
息子もしっかり自立することができました。
ここまでの体験全てが、今の私を育ててくれているのです☆彡
いかがでしょうか?
今日は、「息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの」というテーマの後編をお伝えしてきました。
ここに挙げたもの以外にも、本当にたくさんのものを、私はこの悩みから得ることが出来たのです。
『ものごとには、1つの側面しかない』
と思っていたら、今のチェンジングカウンセラー®の私はいませんでした。
『ものごとを、いろんな視点から見ていく』ことの大切さを学べたこと。
そして同時に、自分の選択次第で、今の私には不要な『価値観・固定観念』などを手放し、新しく書き換えられることを知ったこと。
それが結果的には、とても辛かった息子の不登校・ひきこもりという悩み・・・
そこから、私にとってはポジティブな側面も見い出すことができたのだと感じています。
もし今あなたが、子どもの不登校・ひきこもりという悩みの中で、
「これから先、どうなってしまうんだろう」
と不安でいっぱいなのだとしたら、それは当たり前ですね。
だって、大事な我が子なんだから・・・
ただ、時には、あなた自身が、
今何を感じているのか。
何に苦しんでいるのか。
そして、これからどんなふうに生きていきたいのか。
そんなことにも、少しだけ目を向けてみてくださいね^^
そしてゆっくり、あなたの周りを見回してみる。
そこには、私が見付けられたように、あなたにとって新しい見方や、良い影響を与えてくれる何かがあるかもしれません(*^^*)
そしてそれを見付けることが出来たとき、あなたの人生は大きく変わっていくはず。
そう考えると、ちょっと気持ちが楽になりませんか?
あなたの人生は、あなたのものなのだから☆彡
あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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【参考記事】
この記事を書いた人

- チェンジングカウンセラー®
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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