私が息子の不登校・ひきこもりを隠そうとした理由

 

こんにちは。

 

《40代、50代女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

私には、高校1年の夏休み明けから学校を休みがちになり

完全不登校を経て、高校2年生で退学。

 

今は、社会人として働いているけれど、

5年以上のひきこもり経験のある息子がいます。

 

息子が学校に行き辛くなっていた頃の私は、

何とかして、彼を学校に行かせようと必死でした。

 

と言うのも、

いったん休みが続いてしまうと

そのまま不登校になって、

ひきこもってしまうのではないか、

という恐怖が、私の中にあったから。

 

同時に、少しでも学校に行かせなくちゃ!

という焦りも・・・

 

それは、

「息子は、ちゃんと学校に行っている」

ということにしたかったから・・・

 

つまり、息子が

学校を休みがちになっていることを

私は、世間から隠したかったのです。

 

この記事を読んでいるということは、

もしかしたらあなたにも、

不登校・ひきこもりの息子さんがいらっしゃるのでしょうか?

 

そうだとしたら、心配で、不安で、今まさに

胸が張り裂けそうな思いをしていらっしゃるかも知れませんね><

 

そして、当時の私のように

あなたも息子さんの不登校・ひきこもりを

隠そうとして必死なのではありませんか?

 

苦しいですよね・・・

 

それでは、どうして我が子の不登校・ひきこもりを

私たちは必死に隠そうとするのでしょうか?

 

そこで今日は、

「私が息子の不登校・ひきこもりを隠そうとした理由」

というテーマでお伝えしていきます。

 

 

 

私が息子の不登校・ひきこもりを隠そうとした理由

 

それではここから、

私が息子の不登校・ひきこもりを隠そうとした理由について、

3つのポイントでお伝えしていきます。

 

世間体が気になってしまう

 

まず1つ目は、世間体が気になってしまうこと。

 

私たちが生きているこの社会では、

普通とか常識とか当たり前といったことが、

ある程度決まっていますよね。

 

そして、この流れで行くと、

子どもは、学校に行くことが当たり前。

大人になったら、社会に出て働くのが普通。

 

この考え方が、一般的になっているのです。

 

ということは、

息子が学校に行かないのは、

大きくその考え方から外れてしまうと言うこと。

 

つまり、社会が引いている、

子どもの進むべきレールから

降りてしまった状態。

 

そして、それは

子どもの「あるべき姿」ではない。

 

だから・・・

「こんなことがあってはいけない。」

「しっかり、この子を学校に行かせないと!」

「この子の将来が心配><」

「このままひきこもりになってしまったら、

この子の将来はどうなるのだろう?」

 

そして何より、

「この子が学校に行けないことで、

私は『母親失格』になってしまう・・・」

「こんな状態では、恥ずかしくて

世間に顔向けができない><」

 

こういった、さまざまな思いが

私の中で複雑に絡み合いながらうずまき、

私は、ひたすら息子を学校に戻そうとしていました。

 

しかも、

「こうなったのは、私の育て方が悪かったんだ」

と、自分で自分を責め始める。

 

あげくの果てに、

「あなたが学校に行けば、全てが丸く収まるのに」

と、学校に行かない息子を責めてしまう・・・

 

そうすることで、親子関係は崩壊!

 

「あなたが不登校になったら、

ここから引っ越さないといけないよ」

 

こんなことまで、息子に

言ってしまったこともありました><

 

息子はますます、追い詰められて、

自分の殻に閉じこもり、

行き場を失い、自室にこもってしまう・・・

 

完全に負のループです><

 

今、振り返ると、

私は本当に情けない母親でした。

 

 

私自身が「あるべき姿」に囚われていた

 

そして2つ目は、

私自身が「あるべき姿」に囚われていたこと。

 

一章で書いたように、

社会の常識、社会の価値観がどうであれ、

そんなことにはあまり左右されず

ラクに自由に生きている人たちもたくさんいます。

 

ところが私は、そこに

過剰に囚われてしまっていた><

 

これは私自身が、「良い母親」であろうとして、

そこに固執していたということです。

 

だから、息子が学校に行かないなんて

到底受け入れられなくて・・・><

 

では、どうして私が

そう考えるようになっていたのか。

 

それは、子どもの頃から

「あなたは女の子なんだから、こうしなさい。」

「女の子は、そんなことしてはダメ。」

 

このように、周囲の大人たちの考える

女性の『あるべき姿』を、

ずっと刷り込まれてきたからです。

 

そしてそれは、

良い娘、良い妻、良い嫁、良い母親などの

さまざまな『理想像』として、

いつの間にか私の中に形作られていきました。

 

だから私は、自分の頭で考えることもせず

単純に、それが自分にとっての「あるべき姿」だと思い込み、

それによって、自分自身をずっと縛り

頑張り続けていたのでした><

 

このように、

「女性としての役割」「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き

ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが

チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。

 

あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、

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打ち明けても分かってもらえない

 

最後に3つ目は、

打ち明けても分かってもらえないこと。

 

息子が学校に行けなくなっていることを、

何とか隠そうと頑張ってもどうしようもなくなって・・・

 

やっとの思いで苦しい思いを話してみると、

その人自身が持っている

「あるべき論」を押し付けられて傷付き、

下手をすると、

「育て方に問題があったんじゃないの?」

「甘やかしすぎだ!」

と否定される。

 

今の社会の中では、多くの人たちが、

社会の「当たり前」や「普通」を信じているからこそ、

心配してくれて言っている言葉としては

ある意味、当然の反応ですが・・・

 

でも、こんな状態が続くと、

話すことができなくなりますよね。

 

誰かに話すと、

「また、否定されるのではないか」

「また、責められるのではないか」

と、怖くなってしまうから・・・

 

あの頃は、息子のことを周りに話さないことで、

世間から私自身の心を守っていたのです。

 

いかがでしょうか?

 

今日は、

「私が息子の不登校・ひきこもりを隠そうとした理由」

というテーマでお伝えしてきました。

 

あなたももし、私のように、

息子さんの不登校・ひきこもりを

隠そうとしているとしたら、

ちょっと、あなた自身の中にある、

考え方や価値観を振り返ってみてください。

 

そこに、何かヒントがあるかもしれません。

 

そして、そのヒントを基に、

あなた自身が自分で出来ることで、

今の状況が変わっていくかもしれません。

 

私は、そこに気付くのに、

ずいぶん長い時間がかかってしまいました。

 

だけど、一つ一つ、

学びながら、練習しながら、

変えながら生きてきたことで、

息子にも少しずつ変化が表れたのです。

 

息子が、自立の一歩を踏み出してからも、

もちろん、色んなことがありましたが、

それでも社会人として働きだして以降、

すでに彼がひきこもっていた期間を

とっくに越えました。

 

5年以上ひきこもっていた息子が、

しっかりと自分の足で歩いているのです。

 

とてもうれしいです。

 

そして同時に、私自身の生き方や在り方も

大きく変わりました。

 

私にとっては、息子の不登校・ひきこもりは、

結果的に、考えられないほどのチャンスになっていたのです。

 

当時は、考えてもいなかった

私らしい生き方ができるようになりました。

 

あなたにもきっと、

このピンチをチャンスに変える力があると、

私は信じています。

 

あなたは、この先どのように生きていきたいですか?

 

あなたの望む未来を手に入れるために

しっかり行動していきましょう^^

 

あなたが1日も早く、

今、抱えている悩みから解放されることを願っています。

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~

 

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導くチェンジング・カウンセリング®

「女性としての役割」や「女らしさ」に囚われ、
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40代・50代女性のあなたへ

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ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。

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