自分の怒りと上手につきあうための2つの視点
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
あなたは、自分の怒りの爆発に
自分自身で驚くことって
ありませんか?
えっ、
結構、ひんぱんにある!?
そうですよね・・・
とてもよく分かります。
だって、以前の私も、
今考えると、ほんのささいなことで
怒りまくっていたから(>_<)
そんな時は、本当に突発的な怒りで
どうしようもない><
まさに、自分で自分を持て余して、
どうしたらいいか分からない。
なんでそんなに怒ってしまうのか
自分でも、不思議なほどの怒りに襲われることだって
あったりしますよね(-_-;)
自分の怒りのエネルギーで
自分が苦しくなってしまうことだって・・・
また、その怒りの対象は、
自分以外の時もあれば、
自分自身のことだってあります。
実は私には、息子が
不登校・ひきこもりになり
そのことで悩み苦しんだ経験があって><
その時は、本当に自分の子育てを責めて
自分自身を攻撃していました。
もちろん、人間だからこそ
私たちには感情があります。
つまり、感情と私たちは、
切っても切れない関係です。
でも、だからと言って、
そんな激しい怒りによって
自分や周囲の人たちが苦しむようなら
そこは、何らかの対処の方法があれば
より、生きやすくなりますよね。
怒りを爆発させずに済めば、
人間関係の在り方も
大きく変わっていくはずです。
そこで今日は、
「自分の怒りと上手につきあうための2つの視点」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
自分の怒りと上手につきあうための2つの視点
それでは、
自分の怒りと上手につきあうためには、
どうしたらいいのでしょうか。
それでは、あなたが持っておくと、
役に立つ2つの視点について、
ここから、お伝えしていきますね。
自分の怒りの感情を認める
まず1つ目は、
自分の怒りの感情を認めることです。
実は、これとは真逆の、
怒りを感じないようにする。
つまり、『怒ってはいけない』と
自分に指令を出し
怒ることを禁止している。
もしかしたら、特に女性には
このような対処をしている方が
多いかも知れませんね。
でも実は、これって逆効果><
いくら思考で禁止していたとしても、
怒りは感情だから、
自然にわいてくるのです。
しかも、抑えこもうとすることで
結果的に長く持ち続けることになり、
怒りを増幅させてしまう可能性すらあります。
感情は、身体にとっての自然現象。
だから、私たちが何かをきっかけに
怒りを感じたとしても、それは当たり前のこと。
『怒ってはいけない』と、
指令を出すこと自体が、むしろ不自然なのです。
その証拠に、
溜め込んで溜めこんで溜め込んだ怒りが、
ある日突然、大爆発~~~~~
こんな経験をしたこと、
あなたにもありませんか?
まるで、
火山の噴火のように(-_-;)
そして、結果として
自分で禁止していたことを守れずに、
怒ってしまった罪悪感で
自分自身を責める。
こんな、マイナスのループに
ハマってしまうことすらありますよね><
だから、禁止するのではなく、
怒りがわいた時には増幅させないように
早めに対処すればいいということ。
天気予報で、
午後から雨ってわかっていたら
傘を持って出かける。
そうすれば、
慌てずにすみますよね。
これと同じです。
怒りもあなたの大切な感情。
しっかり、認めてあげましょう。
“女らしさ”という言葉の持つ意味に気付く
そして、2つ目は、
“女らしさ”という言葉の持つ意味に
気付くことです。
『人前で女性が怒ると、はしたない』
特に、昭和時代に生まれ育った女性には、
こんな言葉を言われた経験が
実際にあるのではないでしょうか?
だから、もしあなたが、
もし、前項でお伝えしたように
『怒ってはいけない』と自分に指令を出し
怒ることを禁止しているのなら、
その理由をちょっと考えてみて欲しいのです。
あなたの周りを、見渡してみてください。
割合で考えてみると・・・
いろんな場所で
いろんな場面で
怒って怒鳴っている人って、
どちらかというと、
男性に多くないでしょうか?
これって実は、
性別による影響という見方をすると
分かりやすいのです。
男らしさという言葉から、
思い浮かぶイメージ。
その中には、
『強い』とか『たくましい』
などがありますよね。
そして、そこから発展していくとどうなるか。
たとえば、
子どもの行動に対する受け止め方で
みてみましょう。
男の子が暴れていると・・・
「元気でいいね~」
「男の子は少しくらい乱暴でも、
たくましい方がいい」
と肯定的に捉えられることが多いですね。
ところが、
女の子が暴れていると・・・
「女のくせに、おとなしくしておきなさい」
と怒られる。
これ、1番分かりやすいと思います。
実際に、私自身、子どもの頃、
よく周囲の大人たちに
「男の子だったら良かったのにね」
と言われてきたのを、今でも覚えています(-_-;)
きっと、私は
当時の大人たちの中にあった
『女の子』というイメージの中からは
大きく、はみでていたのでしょう(笑)
こうやって、
『女という性別の持つイメージ』を
幼い頃から刷り込まれている私たちは、
『おとなしく』、『静か』で、
『いつもニコニコ』していることが
女性のあるべき姿
女性に望まれている姿なんだ。
いつの間にか、このように、
思い込まされている可能性があるのです。
そして、怒りを抑圧しようとする。
こんな構図が、
あなたの中にも見えてきませんか?
だけど、私たちは、
女性である前に人間なんです。
私たちにも、
感情はあるんですよね。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「自分の怒りと上手につきあうための2つの視点」
というテーマでお伝えしてきました。
今日の記事を読んで、
ぜひあなた自身の中にある
怒りの感情に対する捉え方を、
見直してみてくださいね。
そして、怒りの感情を
むりやり抑圧しないこと。
女だから・・・という言葉で、
自分にレッテルを貼っていないかに
気付くこと。
それが、大切です。
あなたは、
怒りを感じてもいいんです。
それを、
自分に許可してあげてくださいね。
そして、その怒りと
ちゃんと自分で向き合うこと。
前提としては、
その怒りを増幅させないためにも
怒りを感じたら
すぐに手放していく。
まずは、
深呼吸をしてみましょう。
そして、6秒待ってみる。
人の怒りは、6秒やり過ごすことで
少し治まってくるとも言われています。
あるいは、
その場から離れるのもいいですね。
物理的に、怒りの出来事との
距離を取るのです。
そして、一番大切なのは
それが、本当に怒るべきことだったのかを
振り返ることです。
怒りは自分の中の価値観を
見直すことのできるチャンス。
つまり、怒った時はあなたの中の
何らかの『怒りのタネ』に触れたということ。
そのタネの正体を見付けることで、
あなたの怒りのポイントがわかり、
それ自体を手放していけば
怒ることが減っていくのです。
怒りのエネルギーは
とてもパワーがありますよね。
だから、怒るって
心身ともに
とっても疲れてしまうのです。
そこで、
怒りがわいた時の対処法を練習し、
身につける努力をしながら
より、生きやすい自分に
自分を育てていきましょう。
【参考記事】
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いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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