見守ることと監視することのちがいとは?
こんにちは。
《女性専門》
あなたのひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
子育ての大きな目標としては、
『こどもを社会の中で自立させていくこと』だと言われていますね。
いくら大切な存在でも、我が子をいつまでも親の手で守ってあげることはできません。
だから、こどもが自分でしっかり考えて行動し、
自分の生活を自分で守っていくことができるようになること。
これが、大切なわけですね。
そして、そのために必要なのが、こどもを『見守ること』だと私は考えています。
決して『監視すること』ではありません。
では、こどもを見守ることと監視することの違いはなんでしょうか?
あなたは、どのように考えますか?
実は、私には息子の不登校・ひきこもりで、本当につらく苦しい思いをした経験があります。
でも、その時いろいろ学ぶことで、しだいに私自身の考え方や捉え方・価値観が変わっていって・・・
それに伴い、もちろん息子への対応も変わっていきました。
すると、紆余曲折ありましたが5年以上のひきこもり状態を抜け出し、
息子は元気に社会人として自立することができたのです。
つまり、私が『見守る』と『監視』の違いを知ることで、息子の状態も好転していったのです。
だから、あなたがもしお子さんへの対応で悩んでいるとしたら、
この違いを知ることは、あなたの悩みの解消へのきっかけになるかも知れません。
そこで今日は、
「見守ることと監視することのちがいとは?」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
見守ることと監視することのちがいとは?
それではここから、見守ることと監視することについて、
なにが違うのかをお伝えしていきます。
そのちがいは、ズバリ!『前提』です。
自分の中の前提が違うからこそ、我が子への対応が変わってくるのです。
そうです!
その前提によって、あなたが我が子を見守っているのか、
それとも監視しちゃうのかという対応のちがいに表れていく。
では、それってどんな『前提』なのでしょうか?
それではここで、ちょっとあなたに質問です。
「あなたは、我が子を信じていますか?」
まさに、この質問への回答こそが『前提』です。
どうでしょう?
この質問に『信じてる!』と即答できたとしたら、
あなたはちゃんと、お子さんを見守ることができているのではないかと思います(*^^*)
そんなあなたの親子関係は、ほぼほぼうまくいっているのではないでしょうか。
では、逆に『信じてる!』とは即答できなかったあなた。
そんなあなたは、以前の私と同じですね(;’∀’)
私も、息子のことを全然信じていなかった・・・
と言うか「こどものことを信じる」という考え方さえ知らなかったのです。
そして、息子の不登校・ひきこもりで悩み学び始めたことで、私の奥にあったこの前提に気付けました。
そして、それに『気付けたこと』がとても大きい!
だって、気付くからこそ変えられるのですから(*^^*)
ではあなたは、自分が「我が子を信じているかどうか」が分かりましたか?
もし「信じていなかった」としたら…
そこに気付いたからこそ、きっとこれから、
親子関係を改善していくためのいっぽを、あなたも踏み出せるはずです^^
こどもの自立に必要なのは見守ること
一章で「こどものことを信じているかどうか」という前提が、あなたの対応を変えていくとお伝えしました。
そして、こどもの自立のために必要なのは『見守ること』です。
それは、どうしてでしょうか?
見守るとどうなる?
親に信じてもらっているこどもは、自分で考え自分で行動することができるようになります。
たとえ失敗しても、また立ち上がってチャレンジ!
自分で決めたことなので、親にその失敗の責任を押し付けることもありません。
こどもを信じている親もまた、それを責めて怒ったりせず、
我が子の成長に必要なプロセスの一つとして温かく見守っているのです。
そして、こどもからSOSが来た時には、もちろん全面的に応援する。
何が起きても親が動じず、
「いつでも私は、あなたの味方よ!」という気持ちとともに、我が子を見守る。
これが出来るのは、我が子を信じているからこそなのです。
こうやって親がそばで見守ってくれていれば、こどもの自己肯定感は爆上がりですね(*^^*)
監視するとどうなる?
息子を信じていなかった頃の私は、
常に息子が心配で、良かれと思って世話を焼いてきました。
そのため、結果として
「何かやらかすのではないか?」
「何か問題を起こすのではないか?」
と、ずっと彼の行動を監視していたのです。
もちろん、当時は、監視をしているつもりは全くなくて・・・
むしろ、息子の世話を焼くことが『良い母親』だと思っていたくらい(;’∀’)
そのため、さまざまなことに手を出し、口を出して干渉していました。
つまり、息子が失敗しないように、
ある意味で、彼の行動をコントロールしようとしてきたのです。
でも、結果としてそれは、息子の自主性を奪い、考える力を無くしてしまった・・・
これでは、自己否定の塊になってしまいますね><
そして、息子は不登校になり、そのままひきこもり状態になったのです(涙)
もちろん、それだけが彼の不登校・ひきこもりのすべての原因ではありませんが、
少なくともさまざまな要因の中の一つではあったはずです。
残念ですが、我が家の場合はそうでした。
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いかがでしょうか?
今日は、
「見守ることと監視することのちがいとは?」
というテーマでお伝えしてきました。
もちろん、子育てに正解はありません。
だから親は、悩むんですよね。
でも、こどもへの対応があなたの前提によって変わることを意識しておくのは、
とっても大事なことですね。
そこで、見守ることと監視することのイメージとして、
有名で分かりやすいお話を一つ紹介してみます。
それは、イソップ物語の一つである『北風と太陽』
☆あらすじ☆
ある時、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、通りすがりの旅人の外套を脱がせることができるかという勝負をすることになった。
まず、北風が力いっぱい吹いて、旅人の外套を吹き飛ばそうとする。しかし、寒さを嫌った旅人が外套をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
その次に、太陽が燦燦と暖かな日差しを照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から外套を脱いでしまった。こうして太陽の勝ちとなった。
※出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋引用
北風のように冷たい監視の目でこどもをコントロールするのではなく、
太陽のように温かいまなざしで見守ること。
そうすればきっと、こどもは自分で考え、自分で行動できるようになっていくはずです。
そして、このちがいを知ることは、
昭和世代の私たちにとって非常に大切なことだと感じています。
と言うのも、このことは子育てだけに活かされる訳ではないからです。
私たちは、自分たちが望むと望まざるにかかわらず、
年齢的に色んな場面で次世代を育成する立場になってきていますよね。
だから職場であれ、地域であれ、PTAであれ・・・
どんなコミュニティの中でも、ある程度の役割を担う立場を任されている人が多いと思います。
あなたはどうでしょうか?
そんな場面でもまた、この「見守ること」と「監視すること」の違いを活用できるのです。
だからぜひ、人間関係全般にこのことを意識してみてくださいね(*^^*)
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
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《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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