ジェンダーで考える自立の問題点
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラーの平井いずみです。
このブログを読んで頂いているということは、
あなたがジェンダーについて興味を持ち始めたきっかけは、
私の場合は、息子の不登校・
そして、それがきっかけで私は、自分の中にある自分でも気付いてなかった生き辛さを見つけ、
あなたももしかしたら、日々の生活の中で、何か息苦しさを感じることがあるかもしれませんね。
そうだとしたら、その息苦しさは、ジェンダーの視点を知ることで解消され、あなたの心身が楽になっていけるのではないでしょうか。
そこで今日は、ジェンダーで考える自立の問題点ということについてお伝えしていきます。
目次
そもそもジェンダーってなに?
私たちは、生まれついての生物学的性別である『男性・女性』という性別だけでなく、社会通念や文化・慣習等によって作り上げられた性別である『ジェンダー』というものを持っています。
つまり、ジェンダーとは社会的性差のこと。
でも、この説明ではまだ「?」だと思います(;’∀’)
そこで、もう少し分かりやすく表現すると・・・
『男らしさ』『女らしさ』という言葉で、
例えば・・・
『男らしさ』⇒たくましい、強い、負けない、弱音を吐かずに頑張る・・・
『女らしさ』⇒優しい、気が利く、料理上手、おとなしい、愛嬌がいい・・・
こんな風に、きっとたくさんのイメージが、一瞬であなたの中に湧いてくるのではないでしょうか。
それくらい私たちの生活の中には、ジェンダーの考え方が根付いています。
そして、
【関連記事】ひきこもりという悩みをジェンダーの視点で考える
ジェンダーの持つイメージで起こりがちなレッテル貼り
例えば、
って、聞くまでもなく・・・赤だったですよね!
と言うのも、私たち世代が小学生だった頃のランドセルは、
つまり、男の子=黒、女の子=赤と決められていました。
黒は男らしい色、赤は女らしい色という考え方ですよね。
ちなみに日本のトイレのマークは、
そして、男性トイレは青や黒、
これが性別によってレッテルを貼り、
このように私たちの周りでは、
それでは、それによって何が起きるのでしょうか?
話をランドセルに戻して、考えてみましょう。
ないがしろにされていく個性
それではちょっと、『ランドセル』で検索してみてください。
今は、本当に多種多様な色のランドセルがありますよね!
もう、びっくりするくらいの豊富さですよ~(≧∀≦)
それでは今のあなたが選ぶとしたら、
ちなみに私は、青、紫とかエメラルドグリーンを選ぶと思います♪
って言うか、
時代が昭和から、平成・
それではここで、大切なポイントをお伝えしましょう^^
私が青や紫・エメラルドグリーンを選ぶのは、私が“女性”
“私がわたしだから”なんですね。
ここがすごく大事です^^
これが、『個性』ということなんですね(^_−)−☆
あなたが〇〇色が好きなのは、あなたが女性だからではなく、“
「女性だから赤」 と勝手に決めつけるのではなく、
「あなたは何色がいい?」と聞いてもらい、自分で自由に選べること。
それこそが、自分の個性を大切にされ、
なので、私たちの時代からすると、今は個性が尊重される社会に少しずつ変わってきているということですね^^
ただ、変わってきているとは言え、
だとすると、私たちは何に困るのでしょうか?
ジェンダーで縛られると難しくなる自立
ジェンダーによって、私たちは『性別役割分担』という考えを無意識に持ってしまっています。
その結果、特に私たちの年代では『男は仕事、女は家庭』というレッテル通りに生きようとするのが当たり前、と思っている人がとても多くいる状況です。
それでは、ジェンダーで縛られていると、なぜ自立が難しくなるのかを考えていきましょう。
【関連記事】自立へのプレッシャーを解消する方法
男性は身辺自立が困難になりがち
この身辺自立に関して私たち女性は、割と出来ているのだと思います。
何故なら、女性はケア役割を社会から期待されて育てられているから・・・
なので逆に考えると男性は、
子どもの頃は母親
結婚したら妻
年老いたら娘や嫁というように、
他者に身の回りの世話をしてもらうケースが多いですよね。
そうすると、
ということは、例えばある日突然、妻が入院!なんていう事態が起きると、
場合によっては、自分の下着やハンカチ・靴下などが、
でもこれは、
流石に今はめったに聞きませんが、男子厨房に入らず…
結果的に、自分の命を支える食事の世話を、
これって、ジェンダーによる弊害だとあなたは思いませんか?
女性はそれ以外の自立が困難になりがち
一方、男性同様、女性にもジェンダーによる弊害が起きています。
私たちが生活するには、経済的な基盤が必要です。
ところが私たち世代の女性は、
すると、給料のもらえない家事・育児・介護などの、家庭における仕事を担
そして同時に、養ってもらっているという意識を持ちがちで、“1人では生きていけない”と思い込み、夫に対して精神的にも依存している状態が見受けられます。
さらに、家
つまり、社会から距離を置かれた状態までも引き起こされるのです。
こ
性別にこだわらない人としての自立を目指そう
男性も女性も、ジェンダーという視点から見ると、それぞれに自立
それでは、一体私たちはどうしたらいいのでしょうか。
今まで、私たちの意識の中に根深くあった、
これが、
男性であっても、
それがひいては、
そして女性であっても家庭だけではなく、1人の人として社会と関わり、しっ
そこが満たされることで自信を持ち、夫や子どもに極端に依存することなく、精神的な自立が出来ていくと考えます。
このように、性別によって可能性を狭めてしまうのではなく、私たちが生きる上で必要なことが、
そういう生き方が出来れば、
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【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
私自身も、ジェンダーで縛られていた自分に気付いたことで、
そして、そのギャップを『努力』で埋めようとして頑張り続けていたことも・・・
しかもその努力の中には、母親として子ども達を『ちゃんと育てる』ことも含まれていました。
ところが、それによって子どもへの過保護・過干渉が当たり前となり、彼らを苦しめていたのです。
そしてそれは、息子の不登校・ひきこもりにまで、
当時は『子ども達のために良かれと思って』やっていたことで、逆に
家族みんなが、生き辛かったはずです。
でも、ジェンダーの視点を知ったことで、私自身が自立に向けて前向きに生きることを選べるようになりました。
それとリンクするように、ひきこもりだった息子も自立の道を歩き始めました。
あなたは、大丈夫でしょうか?
あなたの家族は、そのままでも大丈夫でしょうか?
もし今あなたが、
私はあなたを、応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
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《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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