行動するにはモチベーションが必要?
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
この記事にたどり着いたということは、あなたは何かを行動に移すのが苦手なのでしょうか?
あるいは、『行動するためには、モチベーションが必要』だと思っているのかもしれませんね。
確かに、モチベーションが低いから行動につながらない、というケースもあります。
だけど、本当にそれだけでしょうか?
『モチベーション』などと考える暇もなく、勝手に身体が動いている・・・
そんなことが、あなたにはありませんか?
きっと、ありますよね^^
では、その違いって、なんなのでしょうか?
そこで今日は、行動するにはモチベーションが必要?というテーマでお伝えしていきます。
目次
モチベーションとは?
それではモチベーションというのは、いったい何でしょうか?
①動機を与えること。動機づけ。
②物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。※出典:goo辞書から抜粋引用
つまりモチベーションとは、行動を起こすための動機付けと言えるわけですね。
今までにあなたは、何かそれをやらずにはいられないようなことと、出会ったことはありませんか?
あるいは、逆に『何をするにもやる気が起きない』というような状態になった経験がありますか?
後者の状態は、ちょっと辛いですよね><
もしかして、今まさにそんな状態にあなたがいるとしたら、大丈夫ですか?
苦しい思いをされているかもしれないですね・・・
実は、モチベーション・・・
つまり動機付けには、『内発的動機付け』と『外発的動機付け』の2種類あるのです。
その2種類のちがいを、まず簡単にお伝えしていきましょう。
内発的動機付け
まず最初に、内発的動機付けです。
これは、自分の内面から湧き起こる興味や関心、意欲などによる動機付けのこと。
だからあなたが、それをやらずにはいられないようなことと出会ったことがあるなら・・・
それこそが、自分の内面から湧き起こる内発的動機付けによるものと言えます。
たとえば、あなたが本を読んでいるとしますね。
自分が読みたくて、とっても楽しみにしていた本。
でも今日は、やることがいっぱいあって、30分しか時間がない><
そうすると、本当は全部読みたかったけれども、途中で切り上げないといけない状況(;’∀’)
でも、本の続きが気になってしょうがない。
読みたくて読みたくて、たまらない。
そんな時、あなただったらどうしますか?
私だったら・・・
ちょっとくらい他のことに手が回らなくても、それはそれで諦めて、本の続きを楽しみながら読んでしまいます(*^^*)
でもそれは、自分で選んだこと。
だから、他のことをやるために、もし寝る時間が遅くなっても、その結果を自分で引き受けて対処していきます。
怒られたり、謝ったりしないといけない時もですね(;^_^A
つまり、読むことが楽しくてモチベーションなんて思い付くこともなく読んでしまいます^^
外発的動機付け
そして次は、外発的動機付け。
これは、外からの評価や強制、ご褒美・罰などによる人為的な刺激による動機付けのこと。
先ほどの本を例に出すと・・・
あなたにとって全然興味のない、全く読みたくもないものを渡されたらどうでしょうか?
でも、仕事上必要だから「これを読みなさい」と強制的に言われた状況を、ちょっと想像してみて下さい。
私の場合は、数字が苦手なので・・・
たとえば、物理学の本なんかは・・・(;’∀’)
どれだけ読めるか、まったく自信ないんですが・・・
まぁ、いずれにしても、そういう自分にとってあまり得意ではない分野の本を読めと言われた場合。
その時のあなたの状態は、どうでしょうか?
何を読んでいるのかわからない。
ただただ、目が文字を追っているだけ・・・
内容が、全く頭に入ってこない、なんていう状態かも知れないですね><
それでも、読まないと怒られるから、がんばって読んでいるという感じでしょうか。
行動するにはモチベーションが必要?
ここで大切なことは、前者の『楽しんで読む』と、後者の『がんばって読む』の違いです。
これ、感覚的なものかも知れませんが・・・
自分で楽しんでやっていることと、やらされている感覚になる可能性があるという違いがあります。
そして、あなたが何かを楽しんでやっている時には、モチベーションのことなど考えてはいないのではありませんか?
と言うことは、あなたにとって得意でないことや、苦手なことをやる時ほど、モチベーションが必要になっていくということ(;^_^A
ただし、モチベーションが必要なことが悪い、ということではありません。
どちらにも、メリット・デメリットはあるわけですから。
それを踏まえた上で…
実はここからが、メインの話(^○^)
行動には、もちろんさまざまなものがありますね。
そこで、行動の中でも、特に女性が担っている代表的な行動の1つである “家事” について、考えてみましょう。
ちょっとタイトルの「行動」を「家事を」に変えてみますね。
『行動するにはモチベーションが必要?』
⇓
『家事をするにはモチベーションが必要?』
実は、私たち女性には、女性に生まれたというだけで、家事を担うことを役割として期待されています。
『男は仕事、女は家庭』という性別役割分業の考え方です。
でも、私は家事よりも仕事をしている方がずっと楽しい(*^^*)
長い間主婦としてやって来たので、そりゃ、一通りこなせるけど・・・
どちらかと言うと苦手><
だから、家事をするときには、モチベーションが必要になるのです(;’∀’)
でも今の日本には、私のような女性も、きっと沢山いるはずです。
そして逆に、男性の中にも仕事よりも家事の方が楽しいと感じている人がいるはず。
あなたらしさではなく、生まれた時から性別によって役割を決められていることの苦しさで悩んでいる人が・・・
あなたは、どうでしょうか?
子どもの頃「女の子らしくしなさい」と言われたことはありませんでしたか?
これが、実はジェンダーなのです><
この考え方や価値観の押し付けによって、生き辛い思いをしている人が、今の社会にはたくさんいるのです。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、行動するにはモチベーションが必要?というテーマでお伝えしてきました。
実は行動の中でも、特に家事・・・
つまり、女性が背負っている役割について、ちょっとあなたに考えてもらいたかったのです。
あなたは、家事をする時にモチベーションが必要ですか?
それとも家事が大好きで、自然と身体が動きますか?
今の日本の社会では、もちろん後者の方が、女性としてのあるべき姿、理想の女性像と考えられています。
でも、そういう人ばかりではありませんよね。
私のように、家事よりも仕事の方が楽しいと思う女性だって、たくさんいるんです(*^^*)
でもそれだと、今の日本では、ちょっと肩身の狭い思いをしがちです><
そしてこの感覚は、もちろん家事だけでなく、育児や介護などといった家族のケア役割についても同じですね。
今の社会においては、女性がそれらの役割をやるのが当たり前・・・と、考えられているためです。
だから、もしかしてあなたが、それによって罪悪感を感じているとしたら、ぜひ手放してくださいね。
だって、それがあなたらしいと言うことなのだから^^
家事や育児などをするために、モチベーションが必要ならそれでいいんです(^_-)-☆
パートナーに頼んだって、いいんです。
手を抜いたって、いいんです。
完璧にする必要なんか、ないですよ^^
あなたが、がんばって一人で背負う必要はありません。
それよりも、あなたが元気に笑顔でいられる方が、ずっと大切なのだから・・・
あなたが1日も早く、ジェンダーという悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ジェンダーという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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