息子のひきこもりで悩んだ時に一番大切だったこと
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたには息子さんのひきこもりという悩みがあるのですか?
本当に、苦しい状態ですね。
どうしていいかわからず、同じところを行ったり来たり・・・
あなた自身が、堂々巡りの日々を送っていませんか?
実は、私がそうでした><
私には、高校1年の夏休み明けに、学校に行き辛くなった経験のある息子がいます。
結局息子は、完全不登校に突入したまま、高2で退学。
その後、所属も無くなり、完全にひきこもり状態になりました。
その頃、私がしていたこと。
それは・・・
過去の自分の子育てを責めては、泣き・・・
未来の息子の状態に不安を感じては、泣き・・・
こんな生活でした><
あなたも、そうかも知れませんね・・・
ほんとに、あの頃は辛い毎日でした。
だけど、そんな私が今、こうしてチェンジングカウンセラーとしての活動をしている。
当時の私が今の私を見たら、おそらく腰を抜かすことでしょう^^
こんなこと、想像すらしていませんでした。
だって、毎日辛くて泣いてばかりいる、ほんとに頼りない私だったのだから・・・
でも、こうして私の人生は大きく変わりました。
もちろん、こういう未来が来ると分かっていたわけではないけれど・・・
結果的に、ここに繋がっていること。
そのために、何が大切だったのかが、今振り返るとよく分かります。
それはいったい、何だったのでしょうか?
そこで今日は、「息子のひきこもりで悩んだ時に一番大切だったこと」というテーマでお伝えしていきます。
息子のひきこもりで悩んでいた理由
まず初めに、私が息子のひきこもりで悩んでいた理由をお伝えしていきましょう。
この頃の私は、息子の将来が不安で悩んでいました。
だって、『ふつうというレール』から、外れてしまったんですから><
このことは、私にとって恐怖にも近い感覚でした。
どれだけ、『ふつう』という言葉に囚われていたのか・・・
『ふつう』って、人によって全然違うのにね(;’∀’)
そしてまた、社会状況によってもほんとに大きく変わります。
まさに、それが今の状況ですよね。
私たちが家にいることを、国からお願いされているんですから・・・
でも、当時の私には、そのような考え方がぜんぜん出来ませんでした><
これは、私自身が『自分』という軸を持っていなかったからです。
世間の評価、社会のふつう・・・
そればかりに気を取られ、自分自身にとって大切なものが見えていなかったということ><
だからこそ、息子の不登校・ひきこもりは、私にとって強烈なダメージとなってしまっていたのです。
そのため、何とか世間のふつう、世間の当たり前の状態に、息子を戻そう、戻そうとしていて><
この頃私は、あくまでも不登校・ひきこもりは、息子自身の問題だと考えていたのです。
たとえ少し遅れたとしても、息子さえ元のレールに戻れれば大丈夫・・・と。
そうすれば、私も安心だし。
だから、1日でも早く、息子を元のレールに戻さなきゃ。
でも、結果的に、私にとっては・・・
この考え方こそが、私のひきこもりという悩みを大きくしていた理由になってしまっていました(;’∀’)
息子のひきこもりで悩んだ時に一番大切だったこと
それでは、息子のひきこもりで悩んでいた時に、一番大切だったと私が感じていること。
それを、お伝えしていきます。
それは、ひきこもりという悩みを子どもの問題から親の問題へと発想の転換をしたことでした。
息子のひきこもりで悩んでいた時、私は本当にどうしていいかわからず(-_-;)
あちこちに、相談してまわりました。
でもそれは、息子を動かすための方法を知りたかったため(;’∀’)
息子さえ、学校に行けば・・・
息子さえ、アルバイトを始めれば・・・
私自身は、心配がなくなり楽になれる。
だから、当時の私は、何とかして息子を変えようとしていたのです><
その方法を、必死に探していたのです(-_-;)
でも、いくら私が動いても、息子は変わらなかった。
その現実を目の当たりにした私は、ただがむしゃらに動き回って、相談し回るだけではだめなことに気が付きました。
まずは、息子がひきこもりという事実を、しっかり受け止める覚悟が私には必要だったのです。
だって息子には、息子の考えがあり、価値観がある。
つまり、息子は自分の意志で自分の行動を決めているということ。
その結果、今の息子はひきこもることを選んでいる。
それが、やっとつながった時・・・
最終的に、夫と2人で決めたのは、息子を変えようとするのではなく、今のままの状態で息子を受け入れること。
そしてそのために、私たちに出来ることは何なのか?
それを、考えていきました。
目的が定まると、やるべきことはすぐに分かります。
「息子が、今のままの状態でもOK(*^^*)」と、笑って見守ることの出来る自分に変わること。
そう、腹をくくりました。
まさに、発想の転換をしたのです。
息子を変えるのではなく、私が変わる。
そこからは、息子ではなく私自身の考え方や価値観・行動を変えていくために、動き始めました。
心理の学びを続け、カウンセリングやコーチングなどのサポートも受けながら・・・
ただし、分かることと、実践することはまったくちがいます(;’∀’)
頭で理解していても、なかなか切り替えることが出来ずに苦しい日々が続いて。
だって、半世紀近く持ち続けていた価値観や考え方を変えるんだもの。
一朝一夕には、出来るわけないですよね><
だから、それはある意味、ほんとうに辛くて長い日々でした。
でも、こうしてやっと、ひきこもりという悩みを、息子の問題から私自身の問題へと転換する、スタートラインには立てたのです。
あの時の発想の転換、
あの時の覚悟があったから。
そして、これこそが今の状態を導けた、最重要ポイントだったと私は感じています。
もちろん、そこにたどり着くまでに、私は長い時間がかかってしまいました(-_-;)
それは、私が失敗や試行錯誤を繰り返していたから。
だからこそ息子も、5年以上のひきこもり状態が続いて><
でも、息子が社会人として働いている姿を見ると、この発想の転換が無かったら・・・
今の息子はいないし、今の私もいない。
これだけは、間違いないと感じています。
それほど私たち家族にとって、この時の発想の転換には大きな意味がありました。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、「息子のひきこもりで悩んだ時に一番大切だったこと」というテーマでお伝えしてきました。
今、日本全国で、外出を自粛する生活を余儀なくされている状況があります。
不要不急の外出はせず、「ステイ ホーム」を守っている方が、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今まで多くの人たちが、当たり前にやっていた、外食することや、旅行に行くことが問題視されるのです。
それどころか、通勤や通学さえままならない状況もありますね><
でも、今のこの状況は、ひきこもりという悩みを持つ人の中には、メンタル的に少し楽に感じる場合もあるかも知れません。
社会全体が、ひきこもり傾向にあるからです。
というか、今は家にいることが最善の策とされています。
ということは、みんなが「ステイ ホーム」をしていて気持ちにゆとりが持てる今だからこそ、落ち着いて自分に向き合う時間が取れるのです。
社会が、この大きなトンネルを抜けたとき・・・
あなたは、どうなっていたいですか?
あなた自身が、今だから出来ること。
それを、探してみませんか?
さぁ、あなたの発想の転換はなんでしょうか(^.^)
もしかしたら、それがあなたの未来はもちろんのこと、息子さんの未来を変えていく可能性もあるのだから・・・
【参考記事】子どものひきこもりで母親が出来ることは何?
あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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40代・50代女性のあなたへ
あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?