子どもの自立に必要なものは何?
こんにちは。
《女性専門》
あなたの生き辛さやひきこもりという悩みを
チャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
子どもの自立について考える場合、
「子どもが自立しない」と、親が悩んでいるケースがあります。
実は私には、不登校からひきこもり状態になり、
5年以上家でゆっくりと過ごしていた息子がいます。
だからまさに、息子の自立についてとても悩んだ時期がありました。
そのため、私は自己投資をしながらいろんな学びを積み重ねました。
結果的に息子は自立をして、
すでに、ひきこもり状態だった年数以上の月日を社会人として過ごしています。
息子が無事に自立できたのは、どうしてなのか?
それは、色々な要因がありますが、
一番大きかったのは私自身が学びながら、自分の価値観や行動を変えていったことだと感じます。
そこで今日は、
「子どもの自立に必要なものは何?」
というテーマでお伝えしていきます。
子どもの自立に必要なものは何?
それでは、子どもの自立に必要なものとして、
私が大切だと思うことを、これから2つお伝えしていきます。
話を聴くこと
まず1つ目は、話を聴くこと。
子どもが自立しない場合、ある意味、
親子関係がきちんと構築できていないと考えられます。
だから、コミニケーションが取れない状況になるのです。
我が家の場合もそうでした。
実は、息子は家ではとても元気で、
まるで不登校やひきこもりという状況が嘘のように感じる位でした。
時間が合えば、家族で普通にご飯も食べる。
よくしゃべるし、一緒にテレビも見るし・・・
ところが今考えると、その頃の息子は大事なことは何も話しませんでした。
当たり障りのないことばかりの会話だったのです。
もちろん、それでも会話があったことに当時は感謝をしていました。
でもその奥にある、もっと大切なことに私は気付けていなかったのです。
私が彼の話をしっかり聴けていなかったから、
息子は当時、心の内を話してくれなかったのだと、今ならよく分かります。
親の正論や価値観で返事を返されると、
子どもは「どうせ話しても、親には分かって貰えない」
そう感じて心を閉じてしまうのですよね(-_-;)
私も、息子に対してそれをやっていました><
それに気付いてから、
私は自分の考えや価値観は、一旦横に置くことを徹底して実践しました。
息子を変えようとするのではなく、自分の行動を変えたのです。
実は、精神科医の斎藤環先生の講演を聞きに行ったときに、
とても印象的だったフレーズがあります。
それは、『子どもの話を念仏のように聞く』と言うことです。
それを聞いて、
「息子の心に残っている、溜まっているよどみを、全部吐き出してもらうこと」
「これが、息子に対して私のやれること」と、私は受け止めました。
自分にも出来ることがあると分かり、
とても嬉しかったことを今でも覚えています。
だから、失敗しながらも、あきらめずに実践練習を積み重ねていくことが出来ました。
そして、ゲームが好きだった息子とは、
ゲームについての話をしっかり聴くようにしていました。
と言っても、私は全く分からなかったので
息子からゲームについて教えてもらったり、同じゲームをやり始めたりしたのです。
すると、親子で共通の話題ができました^^
やり方が分からない時は、その都度息子に聞いたりして。
そんな時、めんどくさがりながらも、息子は教えてくれました(*^^*)
そうやって、一つ一つ親子関係を再生していったのです。
すると息子は、少しずつ、過去の嫌だったこと、
苦しかったことなどを話してくれるようになっていきました。
甘えさせること
次に2つ目は、甘えさせること。
よく『甘えさせると自立できなくなる』と言われます。
また、逆に『じゅうぶん甘えさせてあげた方が自立できる』という考え方もあります。
私は自分の経験から、後者の『甘えさせること』が、
息子の自立にとって大きな意味があったと感じています。
私が息子のことで悩んでいた時、
「立ち止まった子どもは、実年齢から10歳引いた年齢で考えると良い」
ということを先輩お母さんから教わりました。
これはとっても納得で、高校生だった息子も10歳引くと小学校低学年です。
だから、息子から風呂上がりにタオル持参で
「髪の毛を拭いて」と言われれば拭く。
「背中をかいて」と言われれば背中をかき、
「マッサージをして」と言われればマッサージをする。
息子が望む事は、年齢に関係なくやってあげていました。
これって実は、どれもスキンシップなんですね。
でも、何年も続くと「お母さんも疲れてるのに~」と、
心の声がささやきます(;^ω^)
だって、本当にそうですよね。
仕事をしながら家事もやり、子育ても・・・
でもそんな時に、同じひきこもりのお子さんがいる方に言われました。
「息子さん、そんなに身体に触らせてくれるんですね!うらやましい~」
この言葉は、本当に私の心に響きました。
『息子にやらされている』
いつの間にか私は、そう感じるようになっていたのです。
でも、視点を変えると違った!
『息子が、やらせてくれている』
『息子は私に、もう一度親子関係再構築のチャンスをくれている』
心底、そう思えました。
そこからは、本当に私自身の気持ちが変わり、
息子の方から色んなスキンシップを卒業していくまで
しっかり息子と向き合うことが出来たのです。
いつの間にか、
「髪の毛を拭いて」「背中をかいて」「マッサージをして」
と言わなくなった息子は、
きっとじゅうぶんに甘えたと感じてくれたのだと思います。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「子どもの自立に必要なものは何?」
というテーマでお伝えしてきました。
子どもを自立させるということは、社会に送り出すということ。
今、私たちの社会は、人口減少超高齢社会へとまっしぐらに突き進んでいます。
これは、日本が世界のトップを走っているという状況です。
ということは、今までの経験や他の国のやり方は、ほとんど役に立たないのです。
つまり、自分たちで生きていく方法を、新たに考えていく必要があるということ。
そして、その中心になっていくのは、これからの時代を生きていく子どもたちなのです。
だからこそ、子どもが自立することはとても大切です。
そのために、私たち親が、
「子どもを社会に送り出すためにはどうしたらいいのか」を
真剣に考えていかないといけない時期がきていると痛感しています。
「親としてできる事はなんだろう」
「この子のために必要な事はなんだろう」
と常に自分に問いかけ、考えていくことを私たち大人がやり続けること。
そして、行動すること。
それが、必ず子どもの自立に繋がっていくと私は信じています。
実際私は、自分で行動したからこそ、
その時々のタイミングで必要な言葉と出会い
息子への対応や自分の価値観を変えていくことが出来ました。
あなたも私と一緒に、我が子のためにできることを考えていきませんか?
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング®』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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