『おおきな木』を読んで思うこと

 

こんにちは。

 

《40代、50代女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

今日は、私からあなたへ

おすすめの絵本を1冊ご紹介したいと思います。

 

この絵本は、38カ国、900万部超の

世界的ベストセラーとなっているものです。

 

しかも訳者が、あの“村上春樹”さん!

 

『ノルウェイの森』や『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』など、多くのの著作があります。

 

あっ、偶然にも村上春樹さんの名前にも“樹”が付いてますね^^

 

という訳で、これはタイトル通り

ある1本のおおきな木と少年の物語です。

 

絵だけのページや、

文字が書かれていても、ほんの数文字・数行のページが多く、

あっという間に読み終えることが出来ます。

 

最初のうちは、単純に少年と木の交流が

ある意味ほほえましく書かれているけれど・・・

 

読み進めるうちに、

私の中には、徐々に色んな感情が出て来たのです。

 

この本は、きっと読む人によって、

大きく感想が変わってくるのではないでしょうか。

 

その感想の違いは、受け取り方だったり

どの立場で読むかなどによるのではないかと思います。

 

もし、あなたが今、何か人間関係がうまくいかないと悩んでいるなら

この本を読むことで、自分のパターンが分かるかも知れません。

 

そして、分かるからこそ、

あなたが改善しようと思えば、変えていけるのです。

 

だから、それを知るだけでも、

読む価値があるのではないかと私は感じます。

 

そこで今日は、『おおきな木』という絵本をご紹介していきます。

    

この絵本に書かれている内容とは

 

この絵本は、ある一人の少年の成長と、

一本の大きな木との関係性がメインテーマです。

 

物語の中の少年は、歳月とともに成長し、大人になり歳をとっていく。

 

そして、その少年にずっと寄り添っているのが大きな木です。

 

その大きな木も、もちろん少年とともに、少しずつ姿を変えて行きます。

 

村上春樹さんは、あとがきでこのように書いています。

 

あなたはこの少年に似ているかもしれません。それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。あなたは木であり、また少年であるかもしれません。あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。それをあえて言葉にする必要もありません。そのために物語というものがあるのです。物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。

【出典:おおきな木 訳者あとがきから抜粋】

 

あなたが、少年の立場で読むのか、

大きな木の立場で読むのかによって

あるいは、少年でもあり大きな木でもあるという感覚を持つのか

そのどちらでもないと感じるのか・・・

 

それは、あなたがこの本を読んでみて初めて分かることですね。

 

 

『おおきな木』を読んで思うこと

 

ここまで読んでいただいて、

私がなぜこの本を紹介しようと思ったのか、

あなたは、うすうす何かを感じているかもしれませんね。

 

そうなんです。

 

この本はまるで、子育てを象徴しているかのような構成になっているのです。

 

それが、このあとがきで分かります。

 

この「大きな木」は原題を “The Giving Tree” といいます。文字通り訳せば「与える木」です。このりんごの木は最初から最後まで、一人の少年に何かを与え続けます。木は原文では「彼女」と書かれています。つまり女性なのです。だから言葉づかいも女性のものにしました。多くの人はこの木を母性の象徴としてとることでしょう。しかしそれはもちろんひとつの解釈に過ぎません。

【出典:おおきな木 訳者あとがきから抜粋】

 

このブログを読んでいただいているあなたは、

もしかしたら・・・

私と同じように過保護・過干渉タイプの母親なのかも知れませんね(;’∀’)

 

でも、それをなかなか認められない。

 

つい子どもに、手を出したり口を出したりしてしまう。

 

この本を読むことで、

その状況が客観的に分かるかもしれないと私は感じたのです。

 

そこで、この本をご紹介してみることにしました。

 

あなたの関わり方や依存心が、

もしあなたのお子さんの生きる力、考える力などに

影響を与えてしまうほどだとしたら、

少しずつ見直していく必要があるかもしれませんね。

 

【参考記事】

私の子育てって過保護・過干渉?と悩んでいるあなたへ

 

このように、

「女性としての役割」「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き

ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが

チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。

 

あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、

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いかがでしょうか?

 

今日は、『おおきな木』という絵本をご紹介しました。

 

あなたが、自分自身の傾向を知るための一つのツールとして、

ぜひこの本を読んでみて頂きたいと思います。

 

そして、この本を読むことで

人との距離感の大切さに気付いたとしたら、

それは子育てだけではなく、

それ以外のさまざまな人間関係の中でもこの考え方が活きてくるはずです。

 

と言うことは、あなたがもし

人間関係で苦しむことが多いとしたら

格段に生きやすくなっていけるのではないかと思います。

 

まずは、あなた自身が楽に心地よく生きること。

 

それが、周りの人達にとってもいい影響を与えることを

意識しておいてくださいね(*^^*)

 

あなたが1日も早く、

今、抱えている悩みから解放されることを願っています。

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導くチェンジング・カウンセリング®

「女性としての役割」や「女らしさ」に囚われ、
「こうしなきゃ!」と自分を追い詰めて苦しんでいる
40代・50代女性のあなたへ

あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?

ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。

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