ひきこもりのこどもに親亡き後の不安がある方へ
こんにちは。
《女性専門》
あなたの生き辛さやひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
『8050問題』がニュースで流れるようになってから、
すでに何年もの月日が経っています。
『8050問題』とは
『80』代の親が『50』代の子どもの生活を支えている
という意味で使われています。
さらに、今では『9060問題』と表現されることもあり、
ひきこもりの高年齢化が指摘されるようになってきました。
特に、ここ数年で、世の中の情勢はますます悪くなり、
私たちの生活も一変しています。
しかも、コロナウィルス感染症が流行り出して以降、
日本では、年間の超過死亡者数が激しく増加><
このような社会状況の中、
もしあなたにひきこもりのお子さんがいれば、
自分に何かあった場合の不安はとても大きいのではないでしょうか?
私自身も、かつて5年以上ひきこもっていた息子がいますので、
当時はその不安を強く抱えていました。
実は、ひきこもりのお子さんがいる場合、
親の不安を減らしていくことが何よりも重要です。
そのため、ひきこもりの本人だけではなく
親支援も重視する方向に、社会の流れが変わってきていますね。
親が元気なうちは、面倒をみていくことも可能です。
でもいつまでそれができるかは、『神のみぞ知る』という状況(-_-;)
だから当事者としての私自身の経験からも、
「自分達に何かがあった後はどうしたらいいのか」を知ることで
得られる親の安心感はとても大切だと強く感じています。
もちろん、お子さんの状況が改善し、
本人が元気に外で活動出来るようになることを
あなたは望んでいると思います。
そのための環境作りも、一生懸命されているのではないでしょうか。
だからこそ、我が子の将来に備えておくための
知識と情報を持っておくことが必要です。
そこで今日は、
「ひきこもりのこどもに親亡き後の不安がある方へ」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
ひきこもりのこどもに親亡き後の不安がある方へ
それでは、親亡き後にひきこもりのこどもが生活できるようにするために、
今親ができることを、ここから2つお伝えしていきます。
地域の支援者との繋がり
まず1つ目は、親が地域の支援者とのつながりを持っておくことです。
今の社会状況では、本当にいつ何が起きるか分かりません。
そのため、地域の中で
親自身が信頼できる支援者とつながっておくことはとても大切です。
もちろん、当時の私もそうでしたが、
まだまだ日本では、こどもがひきこもっていることを
『恥ずかしいこと』と捉えてしまう風潮があります。
そうすると、相談すること自体のハードルが
とても高いということもよく分かります。
そして、家族ごと孤立してしまう・・・
あなたは、どうでしょうか?
実は、内閣府の『こども・若者の意識と生活に関する調査(令和4年度)』の結果では、
15歳~64歳の生産年齢人口において、
146万人の方がひきこもり状態になっていると推計されています。
それくらい、いつ、誰が、何をきっかけに
ひきこもりになっても不思議ではない状況になっているのです。
だから「恥ずかしい」という気持ちよりも、
こどもの将来への安心の為に、まずは行動を起こしてみませんか?
それが、結果的にあなた自身の安心にもつながっていきます。
ぜひ、思い切って、地域に相談に行って欲しいなと思います。
また、地域の相談者とつながっておくことは、
こどもが動き出した時にも、とても大切になってきます。
それは、安心して過ごせる居場所などの情報をよく知っているからです。
ひきこもりの年数が長くなるほど、
社会に出ていくためには小さなステップが必要になってきます。
その1つになり得るのが、居場所ですね。
また場合によっては、訪問支援をしてくれるところもあります。
家に出られないからこそ、訪問をしてもらえるとありがたいですよね。
あなたがまだ、地域の相談者とつながっていないなら、
今の状況が動いても動かなくても、
どちらにしても大きな安心になっていくと思います。
希望する支援内容があるかとか、相性などもあるため
相談してみる、見学に行ってみるなどの行動を
実際に起こしてみてくださいね。
障害者扶養共済制度
次に2つ目は、障害者扶養共済制度です。
私は、障害のある方を支援する機関や、
ひきこもりの方を支援する機関に所属していた経験があります。
その時にやはり、お子さんの将来を心配した親からの相談を受けてきました。
実は、障害が背景にあるひきこもりもあります。
自分の亡き後の、こどもの生活費を心配して相談に来る方もいらっしゃって。
そんな時にご紹介していたのが、この『障害者扶養共済制度』です。
厚生労働省のホームページに詳しく載っているので、
もし、あなたが気になる時には、こちらからご覧になってみてくださいね。
お子さんの状況によって違ってくるとは思いますが、
このようなことを知識としてあなたが知っておくのも
安心につながっていくと思います。
もし該当する場合には、ご活用くださいね。
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【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「ひきこもりのこどもに親亡き後の不安がある方へ」
というテーマでお伝えしてきました。
以前、精神科の斎藤環先生のご著書を記事の中で紹介しました。
こどもが支援者や居場所などにつながるために大切なのは、
家庭の安心できる環境の中で、
自分を守り、エネルギーを貯めていくことです。
家族がその環境を整えていくことで、
本人も外への興味を持てるようになっていくのです。
本人が、今どの段階なのかを見極めるのは、親にしかできません。
そのタイミングをしっかり見定めて、
その時が来たらちゃんと外に繋げられるような情報を、
ぜひあなたも自分の中に持っておいてくださいね。
ただし、まだエネルギー充電中のお子さんに、
焦って行動させようと無理強いをすることだけは気をつけましょう。
せっかく長い時間をかけて作り上げてきた親子の関係性が、
一瞬で崩れてしまう可能性もあるのです><
だからこそ、温かい眼差しで見守りながら
こどもが安心して過ごせる環境を整えていくこと。
これが大切ですね。
不安でたまらないときは、本当に余裕がなくなります。
それがまた、焦りを生む。
そんな負のスパイラルに入り込みそうになった時には、
私のことを思い出してくださいね(*^^*)
一緒にあなたが出来ることを、具体的に探していきましょう^^
今、あなたが思い切って動くことが、
あなたの家族の明るい未来を手に入れることに繋がっていくのです。
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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