ひきこもり状態の時に起きやすい『昼夜逆転』の対処法
こんにちは。
《女性専門》
あなたの生き辛さやひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
私には、高校1年生の夏休み明けから学校に行き辛くなり、
結局、高校2年生の3月で退学した息子がいます。
その後、所属を失った息子は、5年以上のひきこもり状態を続けました。
実はその時期に、息子がやっていた行動パターンがいくつかあります。
そしてそれらは、私自身が10年以上にわたって受けてきた、
数えきれない相談者からの悩みと共通しているのです。
というのも、それらの行動は、
私たち昭和世代が持つ『普通』の価値観では、
とうてい理解できない行動だからです(;’∀’)
そのため、私自身、息子のそれらの行動を受け入れるのに
ずいぶん時間がかかりました><
頭で理解しようとしてもなかなか出来ずに、苦しんだ時期もありました。
でも、息子のことで悩んでから学びを重ねていくうちに
私はそれらの行動には、とても大きな意味があると考えるようになったのです。
そのため、私は『あることをするための練習』を繰り返しました。
すると私の気持ちが少しずつ変化していき、
やがて、息子の状態をそのままで受け入れられるようになっていったのです。
そして、そんな私の変化とリンクするように息子自身も変わっていき
いつの間にかひきこもり状態を抜け出し、社会人になりました。
今では自立して県外に住んでいますが、
息子は、それほどまで大きく成長したのです(*^^*)
もし今、あなたが当時の私のように悩んでいるとしたら、
何かの参考になるかも知れません。
そこで、今日から数回に分けて息子の状態に対して、
効果のあった対処法について具体的にお伝えしていきます。
1回目の今日は、
「ひきこもり状態の時に起きやすい『昼夜逆転』の対処法」です。
目次
ひきこもり状態の時に起きやすい『昼夜逆転』の対処法
『昼夜逆転』に対する情報は、本当にいろいろありますよね。
今回は、その中から私が実践してきた方法を、ここから2つお伝えしていきましょう。
生活リズムを整える
まず、最初に試したのは『生活リズムを整える』ことでした。
実は息子の場合、学校に行き辛くなった頃は、
昼夜逆転どころか、ほとんど一日中寝てばかり><
「1日に何時間寝るのだろう!」と、びっくりする位でした。
でも、学校に行けない日が続いてくると、
その睡眠サイクルがだんだん昼夜逆転になっていったのです。
息子のことで悩み始めた当初、私は
「この子は学校に行きたくないから、朝起きないのだろうか?」
と、考えていました。
だからこそ、私が最初に選んだ対処法は息子の生活リズムを整えること。
それは、『息子を学校に行かせること』が、当時の私の目的だったからです(;’∀’)
そのため「生活リズムを整える」という意見に、パッと飛び付いたのでした。
そして「とにかく朝起こして、朝日を浴びさせることが大切」
という考え方を実践。
でも、息子の場合は、うまくいかず><
と言うか・・・朝起こそうとしても、全然起きない息子と
逆に、バトルに発展していったのです!
つまり、親子関係をますます悪化させることになってしまいました。
息子自身が『生活リズムを整えて復学したい!』と望んでいれば、
きっと、このやり方でうまくいったのだと思います。
でも、この時点では息子にその気持ちはなかったのでしょう。
そこで、このやり方はあきらめました。
昼夜逆転を認める
そうなると、次に出来るのは『昼夜逆転を認める』こと。
つまり、私が下手な小細工をして学校に戻そうとするのではなく、
息子の昼夜逆転を認めて受け入れようとしました。
これは、ある意味息子のありのままの状態を尊重することでもありますね。
学校とは関係なく、その頃の息子は、
ただ昼夜逆転の生活をしていただけという視点です。
ただし、そのために必要だったのは、
私の『学校への復学』という執着を手放すこと><
これが、昭和の価値観を刷り込まれてきた私には、本当に苦痛・・・苦行でした。
もちろん、すぐに変えられるわけもなく・・・
日々、時が過ぎるのをただ待つだけ・・・
他のことで気を紛らわす・・・など、息子への注意を逸らすために
とにかく自分自身と向き合う日々が続きました。
でも、ある時ふと気付いたのです。
息子が昼夜逆転の生活をしている方が、
息子はもちろん、私自身も精神的にずっと落ち着いた生活が出来ている!
それは、親子バトルが起きないからでした(*^^*)
そして、自分にとって何か必要なことがあれば、
ちゃんと息子が時間の調整をして、起きられることも分かってきました。
こうして、
「息子は、自分にとって必要なことは全部知っている」
「息子は、自分で自分の生活を考えられる子だ」
という見方をすると、彼の行動にも意味があることに気付いたのです。
実は、我が家は、息子が通っていた中学校のすぐそばにあります。
だから、学校のチャイムの音から、こども達の声、ブラスバンドの演奏など、
学校を想い起こさせるものが、昼間は常に聞こえてきています。
同じ中学校を卒業した友達は、みんな高校に行っている状況で、
息子は一人で家にいて、それを聞くのが苦しかったのかも知れません。
そのため、昼夜逆転をしながら自分の心を守っていたのでしょう^^
こう考えるようになれると、
息子が昼夜逆転をしていることは決して『悪』という訳ではなく、
逆に、彼の命をつないでくれていることになり『感謝』でしかないのです(*^^*)
「同じ出来事にも、いろんな捉え方がある」ということですね^^
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【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「ひきこもり状態の時に起きやすい『昼夜逆転』の対処法」
というテーマでお伝えしてきました。
今、改めて振り返ってみると、
(良かれと思って)私の価値観を押し付けて
息子の昼夜逆転を改善させようとしていたことは、
間違いなく、
息子の行動をコントロールしようとしていたということです。
息子が反発して、親子関係が悪化するのも当たり前です(;’∀’)
だから、私が苦しみながらも自分の執着を手放し
息子の昼夜逆転を、そのままで認められるようになっていくと
親子関係は穏やかになり、激変していきました。
最初にお伝えしていた、私がやっていた『あることをするための練習』とは・・・
『自分の価値観の許容範囲を広げていく練習』でした。
時間がかかったし、そのプロセスも苦しみの連続><
でも、それによって『息子の自立』というかけがいのない物を得ることが出来ました。
このように、色んな方法を試しながら実践することはとても大切です。
そしてその中から、自分たちに合った方法を選んでいけばいいのです^^
あなたがもし、今までのやり方でうまくいっていないなら、
ぜひ私を思い出して連絡してくださいね♪
あなたの価値観を広げ、穏やかな気持ちで過ごせるような方法を
一緒に考えていきましょう。
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
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今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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