他者から信頼感や親近感を得るのが苦手なあなたへ
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
あなたは、他者から信頼感や親近感を得るのが苦手で、
コミュニケーションがうまく築けずに困ってしまうことがありませんか?
もしそうだとしたら、安心してくださいね。
ちゃんと、対処法があるのです!
実は、前回書いた
「『他者から見た自分』と『自分が見ている自分』とは?(私編)」
という記事で、『ジョハリの窓』についてご紹介しました。
これは、自分を客観的に分析することで、
よりよいコミュニケーションをめざすために活用できる考え方。
その『ジョハリの窓』が、あなたの「困った!」への対処法として利用できるのです。
コミュニケーションには、とても深い意味があります。
たとえば・・・
自己理解を深めることができる。
他者とお互いに伝え合い、分かり合おうとすることで、
自分のことをもっと知ってもらえるし、相手のことも知ることが出来る。
他者とうまくコミュニケーションを築くことで、信頼関係を得られる。
こんな感じで、いろんな視点から
コミュニケーションを捉えていくことができます。
だからこそ、良好なコミュニケーションが取れるようになるといいですよね!
そこで今日は、
「他者から信頼感や親近感を得るのが苦手なあなたへ」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
『ジョハリの窓』とコミュニケーションの関係性
それではまず、『ジョハリの窓』とコミュニケーションの関係性について
お伝えしていきます。
『ジョハリの窓』は、自己分析をするために使われる心理学モデルの1つ。
私たちは、「自分のことは自分が1番分かっている」と思いがちですよね。
でも実は、自分のことだからこそ見えていないこともあるわけです。
まさに、盲点です。
そして、前回の記事でもご紹介したように、
「他者から見た自分」と「自分が見ている自分」には、
大きなギャップが出て来るわけです。
そこで、これらを切り分けて分析し、
客観的に自分を知るためのツールとして使われるのが
『ジョハリの窓』です。
つまり、自己理解を深めていくことは、
コミュニケーションを良好なものにしていけるということ。
あなたも、ジョハリの窓を活用して自己理解を深め、
良好な人間関係を築いていきましょう(*^^*)
他者から信頼感や親近感を得るのが苦手なあなたへ
続いて、『ジョハリの窓』をコミュニケーションに活かすためのヒントを、
ここからお伝えしていきます。
※出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋引用
それは、上図の左上『解放の窓』を広げていくことです。
実は、これらの4つの窓の境界線(十字にクロスしている部分)は、動きます。
だから、自分の意思で、それぞれの窓を大きくしたり小さくしたりすることが出来るんですね。
そこで、人間関係をスムーズにし、コミュニケーションをうまく築きたければ、
『解放の窓』を大きく広げることが必要になってきます。
そうすることで親近感や信頼感が増して、良好な人間関係を築いていけるのです。
それでは、具体的にどうしたらいいかを3つに分けてお伝えしていきます。
『秘密の窓』を狭くする
まず1つ目は、『秘密の窓』を狭くすること。
私たちには誰しも、人に知られたくないことが色々とあるものです。
それは、当然のこと。
だからこそ、自分だけが知っていて他者には隠している『秘密の窓』があるわけです。
あなたにも「コンプレックスや悩みを、人には知られないように隠している」
ということが、何かありませんか?
実は、『秘密の窓』が広いということは、それだけ隠し事が多いと言うこと。
だから、なかなか相手に心を開いて打ち解けられず、本当のことを話せない。
そして、つい嘘や強がりを言ってしまって、
ますますコミュニケーションがぎくしゃくしていくのです。
しかも、過剰に自分を隠し続けると、
苦しくなって人間関係が持てなくなってしまう場合すらあり得ますね。
以前の私が、そうでした><
息子の不登校・ひきこもりという悩みを抱えていた経験が、私にはあります。
その当時、息子の状態を知られたくなくて、
ママ友たちとの交流を、自ら断っていたことがあります。
当時の私は、本当にこの『秘密の窓』が広かったんだなぁと思います。
実はこの窓は、このように自分が意識的に隠しているため、
自分の考え次第で、大きさはいくらでも変えられるということ。
だから「他人には隠している自己」を開放していくと、
どんどん人間関係がスムーズになり、親近感や信頼感が増していくのです。
私も、息子のことを受け入れ始めて自分が緩んでいくにつれて、
息子のことをママ友たちにも話せるようになっていきました。
隠し事を打ち明けることで、私の中の『秘密の窓』が小さくなり、
それと比例するように『解放の窓』が広がって・・・
そして、人間関係がうまく築けるようになっていったのです。
『盲点の窓』を狭くする
次に2つ目は、『盲点の窓』を狭くすること。
これは『秘密の窓』と違って、「自分では気付いていない自己」になります。
そのため、当然自分では分からない。
となると、この『盲点の窓』を狭くするために必要なのは、
あなた以外の他者からのフィードバックです。
そうすることで新しい自分を知り、『盲点の窓』が狭くなっていくのです。
以前の私は、「自分の良いところ」を2つしか見付けられませんでした。
でも家族に聞いてみると、18個も出してくれたのです。
それを素直に受け取ると、私の良いところは一気に20個に増えました!
その家族のフィードバックの中には、
私には「本当に良いところなの???」と疑問に思うようなものもありました。
でもそれを、ありがたくうけいれることで『盲点の窓』が狭まり、
『解放の窓』が広がるのです。
だから、もし、欠点をつかれて痛い思いをしたとしても、
それを素直に自分の中に受け入れていくこと。
そうすることで、新しい自分を知り
改善することも出来るし、そこを伸ばしていくことも出来るのです。
それによって、コミュニケーションも変わってきますよね(*^^*)
『未知の窓』を狭くする
最後に3つ目は、『未知の窓』を狭くすること。
上図を見ていただくと分かると思いますが、
『秘密の窓』と『盲点の窓』を狭くしていくと、クロスした線の位置が変わっていきますよね!
つまり、中心部にある縦線が右にずれ、横線が下にずれていく。
これ、実際にずらしていただくと分かりやすいと思いますが、
『秘密の窓』と『盲点の窓』が狭くなることで、
実は『未知の窓』も一緒に狭くなっていくのです。
このように、自分を変えて行動することで、おまけがついてくる(*^^*)
そしてこの『未知の窓』を狭くするためには、もう一つ別の方法があります。
それは、新しいことにチャレンジをしていくこと。
それも、とても効果的です。
まだやったことないことをやってみる。
今までとは違うことをやってみる。
ただ、この時に意識すること。
それは、初めてのことにチャレンジする時に生まれてくる
あなたの中にある不安や心配な気持ちを、隠さないこと。
強がったり、大丈夫な感じに装わなくていいのです。
「私、不安だけど新しいことやってみるね!」
こうして、自分に対してもオープンになっていく。
そうすると、その先には今まであなたの知らなかった未知の自分が
見付かるかもしれませんね(*^^*)
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【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「他者から信頼感や親近感を得るのが苦手なあなたへ」
というテーマでお伝えしてきました。
私達は「ふつうに話ができること」を、
特に問題なく「自分はコミュニケーションが取れている」と考えがちです。
もちろん、そういう考え方もありますね。
でもこれって実は、すごくもったいないことが
お分かりいただけたのではないでしょうか。
「何もかもオープンが良い」と言うわけではありませんが、
ある程度の自己開示をすることで、私たちの『解放の窓』は広がっていくのです。
あなたは『心は鏡』という言葉を聞いたことはありませんか?
まずは、あなたから相手を信頼して心を開き、
自分のことを伝えてみる。
そうすることで、相手もあなたに対して信頼感や親近感を覚え、
コミュニケーションがうまく取れるようになっていくのです^^
そして、他者からのフィードバックを、素直に受け入れることも大切。
新しい未知のことへのチャレンジも^^
そういう視点を持って、コミュニケーションを考えてみると
これからのあなたの生き方までもが、
大きく変わっていけるのではないでしょうか。
あなたのチャレンジを、私は応援しています(*^^*)
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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