『凪(なぎ)』のような日々が不安に感じるあなたへ

 

こんにちは。

 

《40代、50代女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

『凪(なぎ)』という言葉から、あなたはどんな状態をイメージするでしょうか?

 

きっと、激しい風雨がやんで波が静まり、

おだやかになった海を思い浮かべるのではないかなと思います。

 

もちろん『凪』は、まさにその落ち着いたおだやかな海の様子を表しているわけです。

 

だから一般的に考えると、『凪』に対して良いイメージを持つ方が多いのだろうと思います。

 

あなたはどうでしょうか?

 

私は、毎日の生活そのものを『凪』の状態と感じていた時期がありました。

 

と言っても、穏やかな、落ち着いた生活に感謝していただけではなく、

私にとっては、この凪のような平穏な日々が、

とてつもなく不安に感じられていたこともあったのです。

 

不思議ですよね。

 

落ち着いたおだやかな日々に、感謝をしたり、マイナスにしか感じられなかったり(;’∀’)

 

でも、この感覚が分かる人も、きっといるはずです。

 

では、それってどんな時だったのでしょうか?

 

そして、そんな時にはどうしたらいいのでしょうか?

 

そこで今日は、

「『凪(なぎ)』のような日々が不安に感じるあなたへ」

というテーマでお伝えしていきます。

 

 

嵐のような日々

 

実は私には、不登校からひきこもり状態になった経験のある息子がいます。

 

当初は訳も分からず、息子を何とか動かそうと私は必死でした。

 

そうするとどうなるか・・・

 

想像がつく人もたくさんいらっしゃると思います(;^_^A

 

そうですよね。

 

息子と私の間で、バトルが勃発します。

 

『動かしたい私』 VS 『動かない息子』><

 

その結果、息子は何日も部屋から出てこなかったり・・・

 

また、言葉だけでは治まらず、

怒った息子が壁に穴をあけたり、ものを投げたり・・・

 

それまでの息子からは、考えられないような行動が始まったのです。

 

そう、まるでそれは、嵐のような日々でした><

 

ただ、我が家の場合、

このような暴力にまで発展した時期が短期間だったので、まだ救われました。

 

もちろん、その後も活火山のように、時々噴火する事はありましたが><

 

でも短期間とは言え、この暴力的な時期は、私自身の心身のエネルギーを大きく奪っていきました。

 

 

『凪(なぎ)』のような日々への感謝

 

私が動けば何とかなる!

 

私がこの子を何とかしなくちゃ!

 

そんな考えで、無我夢中になって突っ走っていた状態から、

やがて私は、息子とのバトルに疲れ切っていきました。

 

それは「どんなに私が動いても、事態はなにも変わらない」

という現実を、息子から突き付けられたからです。

 

そして私は、気力も体力も失ない動けなくなって><

 

でも同時に、バトルによる学習(?)を積み重ねることで、

息子の地雷が、少しずつ分かるようになっていきました。

 

また、息子を自分の思い通りに動かすのではなく

息子のことを黙って見守ることを知り、試し始めました。

 

そうこうするうちに、嵐のような日々も少しずつ落ち着いて・・・

 

当時の私は、その生活がとてもうれしかったです。

 

なんて穏やかな生活なんだろう^^

 

こんな日が我が家に訪れるなんて(*^^*)

 

嵐のような日々を体験したからこそ、

その頃の私は、平穏な日々に心から感謝することが出来ました。

 

 

『凪(なぎ)』のような日々が感謝から不安へ

 

平穏な日々に、心から感謝していた日々を積み重ね、

そこから、あっという間におだやかな月日が流れていきました。

 

そうすると今度は、

「何も変化がない」ことへの不安が、私の中に生じてきたのです。

 

そう、あんなに感謝していた凪のような日々が、今度は不安でたまらなくなっていきました><

 

いつまでこの状態が続くんだろうか?

 

こんなにこの子は元気なのに、どうして同じ日々の繰り返しなんだろう?

 

そうかといって、息子に将来のことを何か聞くことで、

「また、以前の嵐のような日々に舞い戻ってしまうのではないか」

という恐れもあって、それが私の言動にストップをかけていました。

 

「いつまで続くんだろう・・・」という息子の将来への不安と同時に、

「暴力が再燃したら、この凪の生活が終わってしまう・・・」という恐れ。

 

この2つの感情を抱え、葛藤していた当時の私は、

結局、ここから目を逸らすことで自分の中の折り合いをつけていったのです><

 

そしてまた、月日は過ぎていきました。

 

 

『凪(なぎ)』のような日々が不安に感じるあなたへ

 

ここまでお伝えしてきたように、

我が家には嵐のような日々もありました。

 

また、『凪(なぎ)』のような日々も。

 

そしてその『凪(なぎ)』のような日々は、感謝と同時に不安にも変わっていった。

 

ざっくり簡単にまとめると、これらの段階がありました。

 

今はそのどれもが、私にとっては必要なプロセスだったのだと感じています。

 

そんな中で、私は息子のひきこもりという悩みに葛藤しながらも

『凪(なぎ)』のような日々にピリオドを打つために、

自分の不安や恐れと向き合い、行動を起こすことを選びました。

 

そして、今があります。

 

それは「私はどうして怖いのか」にしっかりと向き合った後、

その怖さを抱えたまま行動し、その結果に責任を持つ覚悟をしたからです。

 

あなたがもし当時の私のように、

『凪(なぎ)』のような日々に不安を感じる段階にいるのなら、

ぜひ、自分と向き合ってみることをお勧めします。

 

平穏を手放す覚悟が出来た時、

もしかしたらその生活に、変化が訪れるかも知れません。

 

ただ、その変化があなたにとって嬉しいものか残念なものかは、行動してみないと分からないのですよね。

 

だから、動けないということも事実です。

 

私もそうだったので、よく分かります。

 

年単位が過ぎましたから(-_-;)

 

そして、そこから私が抜け出すために必要だったものは、不安と一緒に行動する勇気と覚悟だったのです。

 

このように、

「女性としての役割」「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き

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チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。

 

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【参考記事】

チェンジング・カウンセリング®のカリキュラムの内容とは?

チェンジング・カウンセリング®があなたに必要な理由

チェンジング・カウンセリング®とは何か?その全体像とは?

 

いかがでしょうか?

 

今日は、

「『凪(なぎ)』のような日々が不安に感じるあなたへ」

というテーマでお伝えしてきました。

 

もし今、あなたがひきこもりのお子さんのことで

『凪(なぎ)』のような生活を送っているとしたら・・・

 

そして、それを不安に感じているのだとしたら・・・

 

もしかしたら、少しお子さんの背中を押してあげても良い時期かもしれませんね。

 

もちろん、さまざまな背景や経緯があってのひきこもり状態です。

 

だから、そのタイミングをみることは家族にしかできません。

 

あなたが、判断していくということです。

 

ちょっと深呼吸をして、肩のチカラを抜いてみて下さいね。

 

その状態で、感じてみること。

 

頭で考えるのではなく、こどもの状態を感じてみること。

 

そして、我が子の背中を押すタイミングを計ってみる。

 

タイミングじゃないと感じたら、現状維持で。

 

タイミングだと感じたら、ちょっと行動を起こして背中を押してみる。

 

うまくいけば、ラッキー!

 

うまくいかなかった時は、また一つ経験を積めたということです。

 

次に活かしていけば、だいじょうぶ^^

 

どっちになってもあなたが自分で選んだ行動だから、必ずあなたの自信に繋がっていくはずです(*^^*)

 

無駄な経験など無いのです。

 

あなたが1日も早く、

今、抱えている悩みから解放されることを願っています。

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~

 

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導くチェンジング・カウンセリング®

「女性としての役割」や「女らしさ」に囚われ、
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40代・50代女性のあなたへ

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ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。

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