「家に帰りたくない」と言った女性の言葉 ― 不登校・ひきこもりの母親が背負う“役割”とは ―

こんにちは。不登校・ひきこもりの母親専門『チェンジングカウンセラーⓇ』の平井いずみです。

 

実は、しばらく入院していて記事の投稿が出来ませんでした。

 

今日は、入院中に出会ったある女性の言葉から、考えたことをお伝えしていきます。

 

あなたの心が少しでも軽くなりますように・・・

 

「家に帰りたくない」が、胸に刺さった日

病室のカーテン越しの静かな光

入院中に、たまたま話した70代の女性。

 

私より1週間遅れて手術を終え、

まだ痛みが残る中で、彼女はぽつりとこう言いました。

 

「手術後の痛みがある間は、家に帰りたくないのよ。

帰ると、すぐに何もかもやらないといけないから」

 

一瞬、言葉を失いました。

 

「えっ?自宅療養が必要って言えば、休めるんじゃないの?」

 

そう聞いた私に、彼女は少し苦笑いをして言いました。

 

「今の人たちなら通じるかもしれないけどね。

うちは違うの。

私が帰ってくれば、今まで通り何でもやってもらえると思って待ってるから」

 

・・・その言葉を聞いて、

私は、何だか切なくなりました。

 

70代で、手術をしたばかりの身体でも、

「退院したら、元通り」

と思われている妻の現実。

 

やっぱり、そうなのか・・・

 

だからこそ、

もしかすると私たちは

痛みがあっても体調が悪くても

「休む」という選択がしにくいのかもしれません。

 

その言葉が、他人事に思えなかった理由

実は、この言葉を聞いた瞬間、

私の中で『何か』が引っかかりました。

 

彼女との会話の中では、直接出てこないけれど

「妻」という役割にがんじがらめになっている様子が

言葉の奥に透けて見えていたからです。

 

そして、その構造は

不登校・ひきこもりのわが子を支える母親たちの姿と、

重なり合っているように感じて・・・

 

今、多くの家庭で

子育ての責任を一手に引き受けているのは、母親ですよね。

 

ということは、

わが子が『ふつう』というレールから外れたとき、

気づけば、その責任を

母親がひとりで抱え込んでしまっていることって、ありませんか?

 

そして、そのプレッシャーから

 

・私が倒れたら終わる

・私が何とかしなきゃ

・私が我慢すれば丸くおさまる

 

いつの間にかそんな思いを、

当たり前のように感じて苦しんでしまうのです。

 

実は、かつての私自身も、

同じ構造の中で過ごしていました。

 

「役割」は、少しずつ心と身体を消耗させていく

母親という役割は、

ある意味、本当にやり甲斐があって

楽しくて、尊くて、強くて、面白くて、優しい。

 

でも同時に、知らず知らずのうちに

“背負いすぎるという落とし穴”があると、

私は思うのです。

 

そして、その穴にはまってしまうと、

次はマイナスの無限ループが待っている。

 

たとえば、

自分の中に”理想の母親像“が刷り込まれていて、

そのイメージが強過ぎると

 

・ご飯は3食手作りじゃなきゃ

・家の中はいつもきれいにしとかなきゃ

・いつもニコニコ笑顔でいなきゃ

・わが子に失敗させちゃダメ

・仕事だってしっかりこなさなきゃ・・・

 

これらの前提で自分を縛ってしまいがちですよね。

 

でも私たちの身体って、ひとつしかない。

 

すると、行き着く先は

「こどものために、自分は後回し」という状態。

 

こうして自分に鞭を打ちながら、

必死に日々の生活を送っているうちに、じょじょに動けなくなっていく。

 

身体は正直ですよね。

「もうあなたは限界なんだよ」って、何よりも早く教えてくれる。

 

でも、真面目な人ほどそのサインに気付かず、

「出来ない自分を責める」という状況にはまってしまう。

 

あなたはどうでしょうか?

 

未来の私を見た気がした

70代になって、

手術の痛みよりも

「帰ったらまた全部やらなきゃ」という現実の方が重い人がいる。

 

改めて、その現実と直面した私。

 

「今の彼女は、未来の私だったかも知れない」って、

正直ドキッとしました。

 

実は、かつて息子の不登校・ひきこもりに直面した私は、

思いっきり迷走。

 

でも、最終的にそれを自分ごととして受け止め、

学び続けることを選びました。

 

その作業の中で、試行錯誤を繰り返し、

考え方や価値観などの

アップデートをしてこなければ、

間違いなく彼女は、『もう1人の私』でもあったのです。

 

これは、本当に大きな気づきで、少し怖くなりました。

 

不登校・ひきこもりのわが子と向き合っているあなたへ

あなたは今、

どれくらい自分を後回しにしていますか?

 

「まだ大丈夫」と言いながら、

無理を重ねていませんか?

 

こどもを支えることと、

自分をすり減らすことは、

同じではありません。

 

支える人が倒れてしまったら、元も子もないですよね。

しかも、その状況は、誰も幸せにしないのです。

 

だからこそ、ここでちょっと一息ついて、

ひとつだけあなた自身に問いかけてみてくださいね。

 

「もし私が動けなくなったら、この子はどうなるだろう?」

 

怖くて不安な問いかもしれないけれど、

そこからしか見えない「何か」があるはずです。

 

まとめ

あの女性の言葉は、

今も私の中に残っています。

 

「帰りたくない」

 

そして、その裏にあったのは、

甘えや怠けなどではなくて、

長年背負い続けた“役割”の重さだったと、私は確信しています。

 

私自身、

未来の自分が彼女と同じ言葉をつぶやかなくて済むように、

これからも少しずつ生き方を整えていきたいと思っています。

 

もし今、あなたの中に

ちょっと心当たりがあったら・・・

 

それは、

「そろそろ立ち止まってみてもいいよ」って

教えてくれているサインなのかもしれませんね。

 

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「私ばかり頑張っている気がする」と感じているなら、

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あなたが1日も早く、今、抱えている悩みから解放されることを願っています。

いつでも私は、あなたを応援しています♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

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