ひきこもりだった息子がくれた“自由”というつばさ
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているという事は、
今あなたは、息子さんが
ひきこもっていることで悩んでいることと思います。
あなたは、ひきこもっている息子さんに、
「1日も早くひきこもりから抜け出して、
自由になってもらいたい」
そんなふうに、
願っているのではありませんか?
でも、自分にはどうすることもできず、
ただただ、泣き崩れる毎日。
もしかしたらそんな状況の中で、
本当に辛く苦しい思いを抱えていることと思います。
私も、渦中の頃はそうだったので
とてもよく分かります。
でも、きっと、
今はひきこもっている息子さんも、
自由になれる日が来ると私は思います。
そのために、必要なこと。
それはまず、母親であるあなたが
息子さんから“自由”というつばさを受け取ることです^^
お母さんが先に
“自由”というつばさを受け取ることで、
息子さんに良い影響を与えることが出来る。
そうすると、
やがて息子さん自身も、
“自由”になっていける。
このプラスの循環を、
目指して進めばいいのです^^
そこで今日は、
「ひきこもりだった息子がくれた“自由”というつばさ」
というテーマで、お伝えしていきます。
目次
息子がくれた“自由”というつばさとは何か?
そもそも、息子がくれた
“自由”というつばさとは何か。
まず、それについてお伝えしていきます。
私にとって、息子の不登校・ひきこもりは、
それまで想像したこともない、
青天の霹靂とも言える出来事でした。
それはまさに、
人生における『三つの坂』の一つで、
“思いもよらない出来事がおきること”
としてたとえられている、
「まさか」の坂に直面したということ><
それも、私にとっては
何の準備もせず、
まるでハイキングのように気軽な格好で、
富士山に登るような苦行(;’∀’)
でも、その現状を
悩み苦しみながらも受け入れ
「まさか」の坂を、
乗り越えようと歩き出したこと。
今、振り返ると・・・
そのおかげで私は、
何物にも代えがたいプレゼントを
息子から貰っていました。
それが、『どこでも自由に行けるつばさ』だったのです。
あなたの息子さんも、
もしかしたらあなたへのプレゼントを、
その手の中にぎゅっと
握りしめているのかも知れませんね。
【参考記事】
息子から“自由”というつばさを受け取る方法
それでは続いて、私が
息子から“自由”というつばさを
受け取った方法をお伝えしていきましょう。
それは、母親である私が
自分の価値観や考え方を変えることでした。
と言うことは・・・
あなたが、息子さんから
”自由”というつばさを受け取るために
必要なこと。
それは、もちろん、母親である
あなた自身の価値観や考え方を変えること。
実は、それが、息子さんからの
素敵なプレゼントである”自由”というつばさを、
受け取ることが出来る方法なのです。
それを受け取ることによって、
あなたは自分のために、
いろんな場所に自由に行けるようになる^^
それが結果として、
あなたが息子さんのひきこもりという悩みを
解消していくことに繋がっていくのです。
だからあなたも、
息子さんからのプレゼント、
”自由”というつばさを、
まずは受け取ってみませんか?
そのためには、自分で自分を縛り、
不自由に思っている価値観や考え方を
変えていけばいいのです。
じゃあ、どうすれば変えられるの?
ということで、
過去の私の体験を交えながら、
お伝えしていきたいと思います。
私が不自由だった理由
息子の不登校・ひきこもりで悩む前の私は、
たとえどこか行きたいところがあったとしても、
1人で遠出をするということは、
あまりありませんでした。
もともとアウトドア派で、家にいるよりも、
外に出かけることの方が大好きだったのに、
結婚してからの私は、
そういう気持ちを
次第に抑えるようになっていったのです。
なぜなら、それは
『良くないこと・単なるわがまま』
だと思っていたからです。
更にその奥には
「家族は、いつも一緒にいるべきである」
とか
「妻や嫁や母である私が、
自分のしたいように勝手気ままにしてはいけない」
などの価値観が潜んでいました。
ひきこもり改善のヒントを求めて
ところが当時の私は、
息子の状態を何とか改善したいと考え、
とにかくそのントを探し求めました。
そのためには、
ずっと縛られていた価値観を
いったん、横に置く必要がありました。
と言うのも、私は、
不登校関連の講演会やセミナーなどがあれば、
それが県外での開催だったとしても、
自分で車を運転して、
1人で出かけていたからです。
とにかく、
色んな情報を仕入れようと必死でした。
ひどい方向音痴の私ですが、
当時はまだカーナビも搭載していない車(;^_^A
それでも、あちこち迷子になりながら、
一生懸命、目的地を目指して・・・
時には、関西・関東圏など
飛行機に乗って行くこともありました。
とは言え、もちろん急に
そんな風に変われたわけではありません(;’∀’)
少しの勇気の積み重ね
当時の私は、
「自分がなんとかしなきゃ」という思いで、
突き動かされていました。
ところが、
「家族は、いつも一緒にいるべきである」
「妻や嫁や母である私が、
自分のしたいように勝手気ままにしてはいけない」
などの、刷り込まれていた価値観が、
それを邪魔します><
でも、行きたい!
そこで、
「〇〇県で不登校の講演会があるから、
私はそこに行きたいと思う」
とか
「〇〇という先生がひきこもりの話をするから、
ちょっと遠いけど聞きに行きたい」
などと、
いちいち夫に許可をもらう所からの
スタートでした。
黙って行けばいいのに、
当時の私にはそれが出来ませんでした。
だから、少しずつ、
勇気を出して夫にお願いしていました。
だけど、この作業で私は、
知らず知らずのうちに
『自分の気持ちを夫に伝える』
という練習を積み重ねていたのです。
そしてこれが、
何よりとても大事なことでした。
許可をもらうということの意味
自分が行きたいところに行く。
それって、本当は
自分で決められること、
自分で決めていいことなのだと、
今の私は考えています。
だけど、その当時の私にとっては、
ものすごく高いハードルでした><
だって、お金もかかるし、時間も使うし・・・
あなたも、
そんな風に感じたことがありませんか?
結婚して子どもが生まれ、
専業主婦になった私。
その後、子どもの成長とともに
パートを渡り歩いていましたが、
その条件としては、
夫の扶養から外れない程度の収入であること。
つまり、
経済的に自立していない
⇓
夫に依存している状態です。
そして私には、
無意識にそのことへの
負い目があったのでしょう。
養ってもらっているのだから、
自分勝手なことをしてはいけない・・・
本当は、こう考えてしまう時点で、
対等な夫婦関係ではなかった
ということなのですが><
当時は、そんなことすら
気付いていなかったです(-_-;)
それでも、こうして
行動を積み重ねていくことで、
結果として私は、
息子から素敵なプレゼントを受け取っていました。
行きたいところに
行けるようになったのです^^
息子がくれた“自由”というつばさによって何が起きたのか?
では、最後に、
”自由”というつばさを受け取ったことによって、
何が起きたのかについて
お伝えしていこうと思います。
”自由”というつばさは、
あなたの未来、
そして息子さんの未来を
劇的に変えてくれると、私は考えています。
そしてそれは、
あなた自身が変わるからこその変化なのです。
あなた自身が、覚悟を決めて
変わることさえ出来れば、
今の私のように、
自分らしく生きられる未来を
手に入れることが出来るのです^^
では、”自由”というつばさを受け取ったら、
どのように変わったのか、
どのようなことが起きたのかについて
お話していきますね。
ここでお伝えするのは、
私だから変われたのではなく、
あなたも覚悟さえあれば出来るということです。
夫のやさしさに気づけた
幸いなことに、夫と私は
「息子のために、出来ることをしていこう」
という考えは一致。
だから、いつも同じ方向を向いて
歩いていました。
そのため、不登校・ひきこもり関連で
「行きたい」という私の気持ちを伝えると、
その都度「気を付けて行っておいで」と言って、
いつでも夫は快く送り出してくれて。
高速道路を走るために、
ETCを車に付けられるようになった時のこと。
夫は最初、自分の車には付けず、
私の車にだけ取り付けたほどです(笑)
今思うと、
私が1人で出かけることに関して、
夫は特に拒否感を持っていたわけではないのに、
私自身が勝手に卑屈になっていました。
何故なら、
『良い妻・良い母・良い嫁であるべき』という価値観に、
私自身が強く捉われていただけのこと(;’∀’)
だから、”自由”というつばさを受け取ったことで、
いつの間にか、素直に
夫のやさしさに気付くことの出来る私に
変わっていました。
1人で出かけることが当たり前に
“息子の不登校・ひきこもりを何とかしたい”
という一心でしたが・・・
そうこうしているうちに、
いつの間にか私は、
家族を置いて1人で出かけるようになっていたのです。
きっかけは、
息子の不登校・ひきこもりに関する情報を仕入れるため。
でもそれが、
徐々に自分の楽しみのためにも
出かけられるようになっていきました。
もちろん、少しずつですが(^_-)-☆
それは、何故だと思いますか?
私が、自分の価値観を変えていったから。
と言うか、変えざるを得ない状況だった
ということですね(;^_^A
自分の役割に優先順位をつける
そんな中で私がやったことは、
実にシンプルなことでした。
自分の気持ちに従って、
妻や嫁、娘・・・という役割よりも、
まずは母という役割を優先しただけだったのです。
それまでは、出来もしないのに
自分で全てを完璧にやろうと頑張るから、
無理が生じてひずみとなっていました。
だからこそ、
『今一番大事にしたいのは何か』をきちんと考えました。
もちろん、そのためには
捨てたものもたくさんあります。
今の私に要る?要らない?
長い間生きる中で身に着けてきた、
沢山の価値観や考え方。
確かにそれらが、
ありがたくも今までの私を支えてくれたから、
生きて来られました。
そこで、その価値観が
「今の私には必要なのかな?」ということを、
一つひとつ自分に質問して再考する。
その上で、必要ないと判断したものは
「今までありがとう」という感謝とともに、
手放していきました。
その中で一番大きかったのは
役割ごとに持っていた
【良い人仮面】です。
泣きながら、苦しみながら、
あまりの痛みに悲鳴をあげながらも
少しずつ手放していきました。
何度も何度も・・・
そして今もまだ、手放している最中です。
いつの間にか、
むくむくと復活してきているのだから
手に負えない><
でも生きていればこそ、ですよね。
あなたももしかしたら、
何枚もの【良い人仮面】を、
かぶってないですか?
そしてそれによって、
苦しい思いをしていませんか?
手放したからこそ手に入れられたもの
私は、その時その時の
自分にとって不必要な価値観を、
少しずつ手放していきました。
そのおかげで、今の私は
どこかに行きたいと思ったら、
まずチケットをゲット(^^♪
あんなに夫の許可を求めていた私ですが・・・(笑)
そして家族には
「〇〇日から〇〇日まで、
私は旅行に行ってていませんので宜しくです」
と事後報告のみ。
息子からの贈り物は、
いつでも、会いたい人のところや行きたいところに
『自由に行けるつばさ』だったのです。
息子のひきこもりで悩む前の私が
今の私を見たら、
びっくりして腰を抜かすかもしれません^^
自由になったからこそ、
『当時の自分がどれだけ不自由だったのか』
『どれだけ自分の気持ちにうそをつき、
我慢しながら苦しい思いをしてきたのか』
ということに気付きました。
さらに、行動だけでなく、
その奥の考え方自体が
縛られていたということにも気付いたのです。
あなたにも、私のように縛られている
価値観や考え方がありませんか?
あなたが生き辛いとしたら・・・
そこにフォーカスしてみることが
大切です。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
いかかでしょうか?
今日は、
「ひきこもりだった息子がくれた“自由”というつばさ」
というテーマで、お伝えしてきました。
あなたにとって、
自由ってどういう状態ですか?
あなたは、自由に
会いたい人に会っていますか?
あなたは、自由に
行きたいところに行っていますか?
もしそうでなかったら、
あなたもあなたを不自由にしているもの、
あなたを縛っているものを、
少しずつ手放してみてくださいね。
それによって、あなたも
“自由”というつばさを、
手に入れられるのですから(^_-)-☆
そしてそれは、
息子さんが“自由”になっていくことに
繋がっていくのです。
【参考記事】
あなたが1日も早く、
悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、息子さんがひきこもっていることで悩んでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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40代・50代女性のあなたへ
あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?