ひきこもりの子どもがいても自分の自由な時間を持つことの意味
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたにはひきこもりのお子さんがいらっしゃるのでしょうか。
そうだとすると、あなたはひきこもりのお子さんがいても、自分の自由な時間が持てていますか?
友達とランチに行ったり、映画を観たり、ライブに行ったり・・・
時には、何泊か家を空けて旅行に行く。
あなたの今の生活の中に、そういう時間があるでしょうか?
そこまで大がかりではなくても・・・
せめて、自分のためにホッと一息つく時間だけでもありますか?
そんな時間は、全くない><
という方が、実は多いのではないかと思います。
あなたも、そうかも知れませんね。
実は、私もそうでした。
でもそれは、どうしてなのでしょうか。
そして、それでいいのでしょうか。
そこで今日は、ひきこもりの子どもがいても自分の自由な時間を持つことの意味という内容について、お伝えしていきます。
目次
母親が自由な時間を持てないのはなぜか?
一般的に子どもが不登校・ひきこもりになると、母親が自分の自由な時間を取ることは難しくなりがちですよね。
あなたは、それってなぜだと思いますか?
ここでは、その理由を2つ挙げてみますね。
あなたも当てはまっているでしょうか。
子どもに意識が集中してしまっているから
1つ目は、子どもに意識が集中してしまっているからです。
実は、私はひきこもりだった息子が心配で、ず~っと息子のことで頭がいっぱいになっていた時期がありました。
その頃は息子のことを、すっぽり自分の意識の中に入れ込んでいたのだと思います。
夜ゆっくり眠ることも出来ず、夢うつつになりながら息子の将来を考えては不安になっていました。
そうそう、私は日々の息子の生活の様子を、グラフ風にまとめていたことがあって。
睡眠時間からゲームの時間、食事時間など、息子の日常を克明に記していました。
夏休みの宿題にあるようなグラフ・・・
と言うとどんなものだか、あなたも思い浮かべることができるでしょうか(;’∀’)
初期の頃に通っていたカウンセリングにそれを持って行った時、カウンセラーに驚かれたのをいまだに覚えています><
「こんなにお子さんの生活を、よく観察しているのですね。ここまで詳細に記録しているのは初めてみました」
そして更に言われたのは・・・
「ここまでお子さんのことを見るのは、今すぐやめてください」
でも私にとって、当時はその状態が当たり前でした。
だって私は、この子の母親なんだから・・・ちゃんと見てなきゃ!
そんな感じで、当時はカウンセラーのいうことが納得できていなかったです(;’∀’)
さて、あなたはどうでしょうか。
あなたも私のように、お子さんに対して自分の全神経を集中させているかも知れませんね。
そうだとすると、おそらくあなたの時間はすべて、お子さんのことで占められているのではないかと思います。
私たちに与えられている時間は、誰でもみな平等に1日24時間。
それなのに、それを全てお子さんのために費やしているということは、物理的にあなた自身のための時間は取れませんよね(;’∀’)
罪悪感を持っているから
2つ目は、罪悪感を持っているからです。
ひきこもりという悩みを持っている方の多くはとても真面目で、きちんとした人生を送らないといけないと思っているのではないでしょうか。
そして実際、そういう人生を送ってきている。
不登校・ひきこもりのお子さんを持つ母親も、もちろんそういう傾向が強いですよね。
私もそうでしたし、もしかしたらあなたもそうではありませんか?
その考え方が、子育てにおいては『母親としての役割を、しっかりこなさないといけない』になる訳です。
そして、まっとうな子どもに育てないといけないと頑張ってしまう。
それなのに、子どもは不登校・ひきこもりになってしまった・・・
私は当時、自分のことを『母親失格』だと思っていました。
世間に顔向けが出来ない><
『息子を不登校・ひきこもりにしてしまった、ダメ母』という烙印を私は押された><
と、勝手に思い込み・・・(>人<;)
だからこそ、自分の力でなんとかしないと、と考えてしまっていたのです。
過剰に子育ての責任を、自分1人に背負わせていました。
「母親である私が、しっかりしないといけない」
「私の子育てのせいで息子がこうなったんだから、自分で責任を取らないといけない」
自責の念にかられ、このようにどんどん自分で自分を追い詰めて苦しくなっていく・・・
そんなことをしていました><
だから、息子をひきこもりにしてしまったのに・・・
息子は家から出られないのに・・・
私が自由になる時間を持つこと。
私が楽しむこと。
それに、大きな罪悪感を持っていたのです。
あなたは、どうでしょうか?
母親が自由な時間を持つことの意味
あなたの時間の全てを、お子さんのために費やしている。
それが、本当にお子さんのためになるのでしょうか?
ここからは、母親が自由な時間を持つことの意味について、3つお伝えしていきます。
子どもが自由になれる
まず1つ目は、子どもが自由になれるということです。
このブログは『40代、50代女性専門』で、ひきこもりという悩みを持っている方に向けて書いています。
だとすると、少なくともあなたのお子さんは、学校に行く年齢なのだろうと想定しています。
そしてもしかしたら、もう思春期に差し掛かっている。
あるいは、既に思春期を通り過ぎているお子さんも、いらっしゃるかもしれないですね。
その時期に大切なのは、親離れ・子離れの準備です。
それなのに、手を離すどころかお子さんの一挙手一投足を見続けていること。
それは、過保護・過干渉かもしれません。
ひょっとすると、お子さんの自立の妨げになっている可能性もあります><
もうあなたは、十分にお子さんに手をかけて育ててきました^^
だからそろそろ、お子さんから手を離す時期だと考えてみてください。
あなたが自分の時間を持つということは、お子さんから意識が離れる。
つまり、あなたの監視の目から解放され、お子さんが自由になるということにつながるのです。
子どもの罪悪感を減らせる
2つ目は、子どもの罪悪感を減らせるということです。
子どもがひきこもりになって苦しい思いをしているのは、何も母親だけではありません。
やはり、当の本人が1番苦しんでいるということを忘れてはいけないのです><
真面目なあなたが育ててきた、常識的な知識をすでにしっかり身につけているお子さんですよ^^
そんなお子さん自身もまた、このままではいけないと思って罪悪感を持ちながら苦しんでいると考えて、間違いないですよね。
このままひきこもっていていいんだろうか・・・と1番不安に思っているのは子ども自身なのだから・・・
そして、子どもにとっては母親を苦しめることもまた、辛いことなのだと思います。
それなのに、大好きなお母さんが自分のために罪悪感を持って苦しんでいる。
それって、さらに子どもに罪悪感を背負わせることになってしまうかもしれません。
とすると、あなたが自分の自由な時間を持つこと。
自分の楽しみを持つこと。
それがかえって、お子さんに余計な罪悪感を背負わせずに済むことに繋がりますよね。
そのように考えてみたとしたら、どうでしょうか。
自分の気持ちに余裕が生まれる
3つ目は、自分の気持ちに余裕が生まれるということです。
1日24時間、すべてお子さんのことに費やしている生活だと、息が詰まってきますよね><
知らず知らずのうちに、あなたは苦しい思いをしているわけです。
その生活が長引けば長引くほど、あなた自身が体調を壊していくことにもなりかねません。
もしかしたらあなたは、ごはん茶碗を洗いながら、洗濯物をたたみながら、部屋の片付けをしながら・・・
『突然涙がダーッと流れてくる』なんてことは、ありませんか?
あるいは、夜なかなか眠れない。
眠れても、途中で何度も目が覚めてしまう。
あるいは、朝早く目覚めてしまってから、そのまま寝付けない。
そんな状態が、ありませんか?
もしそうだとしたら、あなたが自分自身にSOS信号を出しているということです。
そういう生活で、あなたの中に元気が湧いてくるでしょうか?
日々の生活を送るエネルギーが、生まれてくるでしょうか?
それは、まず無理ですよね><
だからまずは、あなた自身がエネルギーをチャージできる方法を考えましょうね。
そのために必要なのは、なんでしょうか?
それこそが、あなたが自由に使える時間なのです。
その時間で、あなたは何をやりたいですか?
まずは、お手軽コースで・・・
1人でカフェに行って、コーヒーをゆっくり飲んでみるのもいいですね^^
好きな漫画や本があれば、それを持って行って時間を過ごす♪
あるいは、好きな音楽を聴きながら、家の近くを散歩するのもいいかも知れません。
そういうことを少しずつ積み重ねていって、あなたの中に元気の種をまいてあげて欲しいです。
それがだんだん育っていくと、あなたの気持ちに余裕が生まれて来るのだから^^
そうすると、あなたに笑顔や元気が戻ってくるのです。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、ひきこもりの子どもがいても自分の自由な時間を持つことの意味という内容に
あなたが、母親としての役割をきちんとこなそう。
しっかりやらないといけない。
と思う気持ちは、とてもよくわかります。
だけど、それがあまりに強すぎると、今度は逆にお子さんを追い詰めていくことにもなりかねません。
その辺のバランスを取ることを、しっかり意識していく必要があります。
まずは、自分が元気になること。
そこを目指してくださいね(^_-)-☆
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?