子どもの要求はどうすればいい?
こんにちは。
《女性専門》
あなたの生き辛さやひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
あなたは、お子さんから
「〇〇してもらいたい」
「〇〇を買ってほしい」などの要求が来たときに、
どう対応すればいいのか分からなくなったことがありませんか?
その要求の内容によっては、
「これは甘えなのかなぁ」
「親を困らせようとして言っているのかなぁ」などと、
いろんな思いが頭をよぎることもあると思います。
いわゆる、世間的に『ふつう』のコースを
問題なく歩いていればそこまで考えないかも知れませんが、
その『ふつう』のコースを外れた我が子だったらどうでしょう?
実は、そういう場合は
子どもへの対応に、とても敏感になってしまう時期があります。
と言うのも、私自身が、
かつては『ふつう』のコースを外れた息子を持ち、
母親という立場でその状況を経験してきたからです。
息子は、不登校からひきこもり状態になり、5年以上自宅で過ごしていました。
その過程の中で、彼からの要求をどうしたらいいのか、
本当に悩んだことがありました。
もしかしたら、あなたも今そういう状況なのかも知れませんね。
そこで今日は、
「子どもの要求はどうすればいい?」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
子どもが親に要求を言えるようになるということの意味
では、子どもが親に対して、何か要求を言えるようになることは、
何を意味しているのでしょうか?
これは、ズバリ!
子どもが親への信頼感を、少しずつ高めてきている表れ(*^^*)
つまり、子どもから要求が来る状況は、
親にとっては好ましい、喜ばしいことだと言えるのです。
それまでは、親の方から何とか関係性を改善しようと
子どもに対して一生懸命アプローチしていたかも知れません。
でも、なかなかうまくいかない><
あまり変化が見えない・・・
これでいいんだろうか?
そんな不安で、押し潰されそうになっていたかも知れませんね><
私もそうだったので、とてもよく分かります。
でも、もし子どもから何か要求があったとしたら・・・
それまでのあなたの努力が、
あなたの『親子関係を改善したい!』という気持ちが、
子どもに伝わっている可能性が高いのです(*^^*)
だからこそ、子どもの中にエネルギーが貯まり、
『何かをしたい!』という要求に繋がっていると考えられるからです。
だって、ちょっと自分事として想像してみてください。
あなたは、あなたの話を真剣に聞いてくれない人、
ことごとく否定的に反対ばかりする人に対して、
何か要求を伝えてみようと思いますか?
「どうせ言っても、無駄」
「私のいうことは、相手にしてもらえない・・・」
こんなふうに感じていると、
とうてい相手に要求を伝える気持ちにはなれませんよね><
だから、子どもが要求してくるということは
「お母さんは、自分の言うことをちゃんと受け止めてくれる」
と、感じているからこそですよね(*^^*)
子どもの要求はどうすればいい?
「そうか!子どもから要求が来るということは、親子関係が少しずつ良好になってきているということか(*^^*)」
と分かったところで、
実際の要求に対してはどうしたら良いのでしょうか?
それをここから、2つのパターンでお伝えしていきます。
応じられる要求の場合
まず、あなたの家庭で応じられる要求の場合です。
その場合のポイントは、『無条件に、最優先で応える』こと。
たとえば、
何かを買って欲しいとか、
旅行に行きたいとか、
スポーツをやりたい・・・など、
子どもの言ってくる要求はさまざまですね。
そして、どれもお金がかかることかも知れません。
ただ、ここでしっかり考えて欲しいことは
これらのことは『外に向かっている要求』ということです。
そこが、大切なポイントですね(*^^*)
家の中の安心安全な環境で守られ、
心身ともにゆっくり休み、エネルギーが充電できた!
だからこそ、外に目が向くのです。
そしてそれは全て、何らかの形で『社会参加』につながっていますね。
自立の一歩として、とても大事なチャンスです。
とは言え、それがすべてうまくいくとは限りません(;’∀’)
ある時息子が、
「ずいぶん体力が落ちちゃったな。
散歩に行くから、スポーツシューズを買って」
と言い出したことがありました。
「そうなんだねぇ。じゃあ買いに行こうか」
と言って買い物に行き、彼の気に入った運動靴(結構高かった!)を買いました。
ところが、実際にその靴を履いて散歩に行ったのは、ほんの数日(;’∀’)
でも、それで『オッケー』なんです(*^^*)
息子が「体力つくりのために散歩をしよう」と思った気持ちを、
私は大事にしたいと思っていました。
だから、
「あれ、もう散歩行かないの?」とか
「せっかく新しい靴を買ったのに、もったいないじゃない!」
などと(心の中では思っても)息子には言いませんでした(笑)
応じられない要求の場合
それではここから、応じられない要求の場合についてお伝えしていきます。
たとえば、生命に関わるような危険な要求は、
本人にしっかり理由と一緒に認められないことを伝えましょう。
この場合はあいまいな表現で濁さず、はっきりと真剣に伝える必要があります。
また、高額のものを買って欲しいとか、
高額なお小遣いを要求するなどのケースもあると思います。
そんな時、経済的に難しい場合には、
きちんと家計について伝えていくことが必要です。
「あなたの望みに応えてあげたいけど、
これこれ、こういう状況だから我が家の経済状況では難しい」
と、隠さず本人に伝えて話し合いをしてみるといいですね。
息子からは高額なものとして、バイクやパソコンの要求がありました。
その時に我が家ではどうしたか。
息子としっかり話し合い、
『借金』という形でお金を立て替えてあげて、購入したのです。
そうしたら、息子はアルバイトを始めて貰うようになった初給料から、
自分で返済を開始し、すべて親に返し終えました(*^^*)
そこまでの間に・・・
もちろん、何年もかかりましたが(;’∀’)
でも、その時の息子の状態を見ながら
我が家では『借金』という形で背負わせることにしましたが、
このような判断は、親にしかできませんね。
だからこそ、わが子の状態をよく分かっておくことがとても大切です。
とは言え、子どもを監視するのではありません(;’∀’)
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いかがでしょうか?
今日は、
「子どもの要求はどうすればいい?」
というテーマでお伝えしてきました。
子どもの要求に対しては、親として思うところも色々ありますが、
「少しずつ少しずつ、慌てない慌てない」と、念じつつ・・・
子どものやっと踏み出す一歩を、後ろから見守る姿勢、
焦らせない姿勢を意識しておくことが必要です。
そうすれば、行ったり来たり立ち止まったり・・・
を繰り返しながら、
世間的に『ふつう』のコースを歩いている子どもたちより
時間はかかりますが、
前を向いて歩いていけるはずなのです。
「それが、本人のペースなのだ」と、親が理解することが、
本人の個性を大切にし、尊重することに繋がっていきます。
親がこんな視点を持っていれば、
当然、親子関係もうまくいくはずですね(*^^*)
そのためにも、しっかり親は自分と向き合い
子どものサポート役に回ることが必要なのです。
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
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《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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