子どもの世話に追われて苦しい時にはジェンダーの視点を

 

こんにちは。

 

《40代、50代女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

このブログを読んでいただいているということは、あなたのお子さんは、もしかしたらひきこもりの状態なのでしょうか?

 

そして、そのお子さんの世話に追われて、苦しい思いをしているのかも知れませんね。

 

お子さんのことが心配で、いてもたってもいられないのですよね・・・

 

もしかしたら、母親としての自信を失ってしまったりしていませんか?

 

私にも、高校1年の夏休み明けから学校に行き辛くなり、不登校からひきこもりになってしまった息子がいます。

 

その時は、本当に苦しかったです。

 

自分は、母親失格だと思っていました><

 

だから、あなたの気持ちがとてもよくわかります。

 

あなたは今、ちゃんと眠れていますか?

 

食事は、とれていますか?

 

あなた自身の体調も大事だということを、忘れないでくださいね。

 

そして、息子のひきこもりが解決した今私が思うのは、そんな時こそ新しい価値観を取り入れていくことが大切だということ。

 

そこで今日は、「子どもの世話に追われて苦しい時にはジェンダーの視点を」という内容についてお伝えしていきます。

 

 

 

なぜ子どもの世話に追われて苦しいのか?

 

それでは、どうして子どもの世話に追われて苦しいのかを、2つの視点から考えてみましょう。

 

小さな我慢を積み重ねてしまう

 

まず1つ目は、小さな我慢を積み重ねてしまうからです。

 

お子さんが家にひきこもっているとしたら、あなたは毎日、お子さんのことであれこれ忙しい思いをされているのではないでしょうか。

 

普通だったら、学生のお子さんは学校に行くので、朝家を出て夜帰宅する。

 

つまり、昼間は家にいないのです。

 

これは、社会人のお子さんでもそうですよね。

 

朝会社に出かけたら、夜帰宅するまで家にはいない。

 

ということは、昼間はあなたにとって自由に働いたり、遊んだりして過ごせるはずです。

 

ところが、お子さんがひきこもりになり、家にいるとなるとどうでしょうか。

 

お子さんが元気だった頃と、あなたの今の生活は、ほとんど変わっていないでしょうか?

 

そうではないですよね(-_-;)

 

おそらく、180度変わってしまったんではないかと思います。

 

たとえば、お昼の準備はどうしていますか?

 

学校に行っている時は、学校の給食とか、学食とか・・・

 

お弁当作ってるとしたら、朝は忙しいかもしれませんが、とりあえず昼間のことは何も考えずにすみます。

 

社会人のお子さんに関してもそうですね。

 

もう、それこそお昼ご飯は、きっと、あなたが考える必要はない状態ではないでしょうか。

 

お子さんが、自分でお弁当を作ったり、買ったり、自由に食べに行ったりしていることと思います。

 

でも、家にひきこもっているお子さんに関しては、やはりちゃんとお昼ご飯を食べさせないと・・・って思って、あなたは一生懸命世話を焼くことになる。

 

また、お子さんから、色んな所に連れて行ってとせがまれることもあるでしょう。

 

遠出を頼まれたり、買い物に行っては何時間も付き合ったり・・・

 

体力も時間も、本当に使うことになりますよね。

 

そして、そうすることで、実はあなた自身の自由が減ってしまっているのですよね><

 

本当は、仕事があったのに・・・

 

本当は、友達とゆっくりランチでも行きたいのに・・・

 

本当は、遠出して買い物したいのに・・・

 

でも、子どもが家にいるから行けない。

 

子どもに付き合わないといけないから、自分のやりたいことは出来ない。

 

そんな小さな我慢の積み重ね。

 

苦しいですね><

 

 

ジェンダーバイアスという視点を持つ

 

その苦しさを意識化してみると、結構たくさんガマンが溜まっているのではないかなぁと思います。

 

あなたは自分では、どう感じていますか?

 

どうしてあなたは、小さな我慢を積み重ねてしまうのでしょうか?

 

この答えこそが、2つ目の、ジェンダーバイアスという視点を持つことで理解できます。

 

私たち女性は、子どもの頃から『女の子だから』という言葉で、周りの人たちの世話を焼くことを期待されて成長してきています。

 

これは、ジェンダーといって、性別によって期待される役割が決まっていることです。

 

たとえば、『男は仕事、女は家庭』という言葉を、あなたも聞いたことがありませんか?

 

これは、ジェンダーバイアスです。

 

つまり、性別に関する偏見という意味で、「女性は…のようなもの」などの、一種の思い込みのこと。

 

この考え方だと、女性だから、あなたには家庭を円満におさめていく役割があるわけです。

 

そこには当然、家族のケアをしていくことも含まれていますよね。

 

だからあなたも、自分が苦しくなるほど、小さな我慢を重ねてしまうのです。

 

と言うのも、家族のケアをするのは自分の仕事だと、ずっと思い込んできたから・・・

 

『やらなければいけない、そうしなければいけない』という規範の意識が強ければ強いほど、どんなに苦しくてもやってしまう。

 

やらずには、いられないのです><

 

しかも、そうすることで、自分をさらに追い詰めることになっていく。

 

苦しくてたまらないのに、頑張ってしまう。

 

場合によっては、自分のやりたいことや好きなことが、分からなくなってしまうことさえ起こります。

 

だって、どうせ出来ないから・・・

 

子どもの世話に追われて、家族の世話に追われてそんな時間持てないから><

 

だったら、自分の気持ちを無かったことにしてしまおう。

 

そうすれば、苦しくない・・・と、自分をだます。

 

そして、次第に「我慢している」と感じることが、だんだん無くなっていくのです。

 

このように、

「女性としての役割」「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き

ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが

チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。

 

 

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【参考記事】

チェンジング・カウンセリング®のカリキュラムの内容とは?

チェンジング・カウンセリング®があなたに必要な理由

チェンジング・カウンセリング®とは何か?その全体像とは?

 

 

子どもの世話に追われて苦しい時の対処法

 

それでは、子どもの世話に追われて苦しい時の対処法について、また2つの視点から考えてみましょう。

 

こんな時には、あなたは一体どうしたらいいのでしょうか?

 

 

小さな我慢をちゃんと意識する

 

1つ目は、ちいさながまんをちゃんと意識することです。

 

私たちは、当たり前としてやっていることは、自分でもあまり考えずに勝手に身体が動きますよね。

 

ただ、感情的なものに関しては、残っていくんです。

 

「いやだ!なんで私ばっかり・・・」

 

「辛い!苦しい!もっと自由になりたい!」

 

そういう思いは、どんどんあなたの中に溜まっていきます。

 

そして、もう溜めている場所がいっぱいになってしまうと、大爆発してしまう。

 

どっか~んと、飛び出ちゃうんですね。

 

だから、そういう風にならないためにも、自分が今どう感じているのか。

 

自分が、何を悲しいと思っているのか。

 

何を辛いと思ってるのか。

 

何が嫌なのか。

 

何を我慢しているのか。

 

そういうあなたの大切な気持ちの部分を、しっかりと意識化させることを練習してみて下さいね。

 

そして、苦しい自分に寄り添って、苦しい自分を認めて、苦しい自分を助けてあげましょう。

 

そのためにやることは、何でしょうか?

 

 

「苦しい」と周りに伝えてみる

 

2つ目は、「苦しい」と、周りに伝えてみることです。

 

日本人の中には、その真面目さゆえに『頑張ることを美徳』とする価値観がありますよね。

 

そのため、他者になかなか「助けて」と言うことができない人が、とても多いのではないでしょうか。

 

だからあなたも、苦しくても1人で全部抱え込んで、一生懸命やってきたのではありませんか?

 

あなたが疲れ切ってしまっているのではないかと、私はとても心配です><

 

でも、よーく考えてみると、私たちは出来ることもあれば出来ないこともあるのです。

 

そんなときには、お互いに補い合い、助け合っていくのが人間の持っている力ではないでしょうか。

 

『自立』ということを意識しすぎて、私たちは大事なことを見落としがちです。

 

そのため、他者に助けてもらうことを恥ずかしいとか、迷惑をかけてはいけないなどと考え、躊躇してしまう。

 

でも、だからこそ「助けて」と言えることが、自立の目安ではないかと、逆に私は考えています。

 

あなたは、誰かに「苦しいから助けて」と言うことが出来ますか?

 

いかがでしょうか?

 

今日は、「子どもの世話に追われて苦しい時にはジェンダーの視点を」という内容についてお伝えしてきました。

 

あなたがお子さんの世話に追われて苦しんでいるということを、もしあなたのお子さん自身が知ったとしたら、どうでしょうか?

 

「大好きなお母さんを、苦しませてしまっている」と、自分を責めたりするかも知れません。

 

あなたもまた、もしかしたらお子さんがひきこもりになったことで、自分の子育てを後悔しているかもしれませんね。

 

そして、自分を責めている。

 

だけど、よく考えてみてください。

 

それでは親子で、それぞれが自分を責めていることになりますね><

 

いくら責めても事態が変わらないのであれば、そろそろ前を向いてみませんか?

 

過去の後悔よりも、これから自分はどう生きたいか、どう在りたいか、そちらに視点を移してみましょう。

 

そうすることで、そこから行動が変わっていくのだから(*^^*)

 

その先には、どんなあなたがいますか?

 

あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

~あなたが、子どもの世話に追われて苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~

 

 

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

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