先取り不安にエネルギーを奪われないためのヒント
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
あなたは「先取り不安」という言葉を知っていますか?
それは、まだ起きていないことについて心配し、不安な状態になっていくことです。
「もし、○○になったらどうしよう・・・」
「もし、〇〇が起きたらどうしよう・・・」
実はこれって結構、日常生活の中でやってしまいがちですよね。
あなたにも、そんな経験ありませんか?
もちろん先取り不安があることで、
先のことを予測して、危険を回避するための対策が取れますね。
つまり、私たちが安全に生きていくために必要なものでもあります。
とは言え、過剰な先取り不安に襲われてばかりいると
そこにエネルギーを取られ、生き辛さに繋がって・・・
そのストレスから心身ともに疲れ切り、
場合によっては、体調を崩すことだって起こり得ます。
これでは、困りますね><
だったら私たちは、どうしたらいいのでしょうか?
そこで今日は、
「先取り不安にエネルギーを奪われないためのヒント」
というテーマでお伝えしていきます。
先取り不安にエネルギーを奪われていた私
それではまず、私がどんな先取り不安を持っていたのかをお伝えしていきます。
私がエネルギーを奪われていたのは、息子の将来への不安でした。
実は私には、息子の不登校・ひきこもりで悩み苦しんだ経験があります。
そのため、息子が高校に行き渋り始めた頃は
「この子が、このまま不登校になっていったらどうしよう・・・」
完全不登校に突入してからは、
「この子が、高校退学になっちゃったらどうしよう・・・」
高校を退学したら
「この子が、このままひきこもりになってしまったらどうしよう・・・」
こんな感じで、息子の状態に合わせて、
私の先取り不安はどんどんエスカレートしながら変わって行きました。
そしてそれは、ある意味的中していったのです><
つまり息子は、私の先取り不安に沿うように変化していきました。
そして私自身も、どんどんエネルギーが奪われていく。
こんな負のループに、完全にはまっていた頃がありました><
本当に苦しかったです。
特に、息子が高校を退学するまでの間は
毎日針のむしろに座らされているように感じていました。
そのストレスから体調も崩しましたし、
私自身がひきこもりのような状況になったこともあります。
この頃の私は、こうして先取り不安によって
エネルギー切れを起こした状態にすっぽりとはまっていたのです。
先取り不安にエネルギーを奪われないためのヒント
それではここからは、先取り不安にエネルギーを奪われないための
ヒントをお伝えしていきます。
それは、その不安が『自分の行動で対処できるかどうか』を見極めることです。
実は、私の先取り不安の原因は、全て息子の行動によるものばかりでした。
ということは、私がどう対処しようとしてもどうにもならないということ。
そこに当時の私は、気付いていませんでした><
息子が不登校になるかどうか。
息子が高校を退学するかどうか。
息子がひきこもりになるかどうか。
これらは全て、息子の意思によって、
息子がどう行動するかによって変化していくものです。
つまり、私が対処しようとしても、何もできないということ。
それなのに、当時の私は
「母親である私が、何とかしなくちゃ!何とかしよう!」
と頑張って、エネルギーを奪われていたのです。
自分ではどうしようもできないことで・・・(;’∀’)
これが、私の欲しい資格試験が3カ月後にある!
「試験に落ちたらどうしよう・・・」
こういう先取り不安だったらどうでしょうか?
「そっか、悩んでる暇があったら勉強すればいいんだ!」
こうして、ちゃんと自分で対処することが出来ます(*^^*)
よく言いますよね。
『過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる』
まさに、これです。
当時の私は、私では変えられない息子の行動に執着して、疲れ切っていました。
あなたはどうでしょうか?
当時の私のように、自分以外の誰かのことに対して
「なんとかしよう!」と頑張り、エネルギーを奪われていませんか?
あなたが今、先取り不安で悩んでいるとしたらまずやってほしいこと。
それは、今の不安が、
『自分の問題』なのか、
『自分以外の誰かの問題』なのかを、しっかり見極めていくことです。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「先取り不安にエネルギーを奪われないためのヒント」
というテーマでお伝えしてきました。
まさに今、桜が咲き初め、進級・進学の季節になりました。
あなたがもし、お子さんのことで悩んでいるとしたら、
当時の私と同じように、
本当に胸がざわつく日々を過ごしていることと思います。
辛い日々ですね・・・
でも、そんなに心配しなくても、実は私たちは生活していけるんですよね。
実際、あれだけ私が先取り不安だらけで悩んでいた息子も、
彼のタイミングでバイトを始め、専門学校に通い、しっかり社会人として自分で生活しています。
社会人になってからすでに、
ひきこもっていた5年以上の月日をとっくに過ぎました。
元気に、働いています。
今振り返ると、息子が動き出したのは
私が先取り不安を手放し、「息子のことは息子の問題」と
彼を信じて任せることが出来るようになってからです。
だから、あなたが自分で対処できることだったら対処する。
でも現状、あなた自身が何も対処できないことだったら、
ある意味、「困ったことは、起きてから対処すればいいや(*^^*)」
これくらいのノリで、肩の力を抜いていくことも必要かも知れません。
また、先取り不安で悩んでいる状態は、『今』にいないとも言えるのです。
そのため、そのループから抜け出したいと思うなら、
『今』に意識を向ける練習をしていくことも大切です。
実は、過去も未来も『今』から創られていくということ。
ぜひそこに気付いて、『今』からの生き方を見直していきましょう。
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング®』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
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