【ひきこもりに悩む45歳の私へ(3)】~あなたは悪くないんだよ~
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
今日は、
【ひきこもりに悩む45歳の私へ(2)】~あなたは1人ではないよ~
の記事に引き続き、第3弾をお伝えしていきます。
このブログを読んでいただいているということは、
あなたは私と同じように、
息子さんのひきこもりで悩んでいるのでしょうか?
息子さんがひきこもるようになって、
どれくらいの時間が経っているのですか?
将来のことを考えると、
あなたは、心配が尽きない状況かも知れません。
もし、今はまだ外に出ることが出来なくても、
家の中で息子さんが、
元気に過ごしておられるといいですね。
実は、私の息子は、
5年以上ひきこもり状態が続いたため、
私自身、体調を崩すくらいに悩んだ時期もありました。
だから、同じ母親として
あなたの辛さがとてもよく分かります。
あなたの体調は、どうですか?
食事は、食べられますか?
息子さんのことが心配だとは思いますが、
まずはあなた自身のことを、大切にしてくださいね。
あなたが、心身ともに
自分自身の状態を整えること。
これって、とっても重要なことので
ぜひこのことを、意識してみてください。
さて、
私がとてつもなく悩ませられた息子も、
社会人として働き出してから、
いつの間にか6年目を迎えました。
ひきこもっていた期間よりも
社会人になってからの方が長くなり、
今の私の気持ちは素直に嬉しくて、感無量^^
でも、こんな日が来るなんて、
夢にも思わなかった・・・というか
夢にも思えなかった時期もありました。
まるで、暗くて長いトンネルに
迷い込んでしまったような状態><
そんな苦しみの中で・・・
「あなたは悪くないんだよ」
誰かにこう言ってもらっていたら
少しは自分を責める気持ちが、軽くなっていたかも知れない。
ふと、そんなふうに感じました。
だから、悩み苦しんでいた当時の私に対して、
そしてそれは、同時に
今現実に、悩み苦しんでいるあなたにも、
何かの支えになったらいいなぁと願って
この言葉を贈ってみたいと思います^^
ということで、今日は
【ひきこもりに悩む45歳の私へ(3)】~あなたは悪くないんだよ~
というテーマでお伝えしていきます。
【ひきこもりに悩む45歳の私へ(3)】
それでは、本当に辛くてたまらなかった頃の私が、
当時かけてもらいたかった言葉
当時かけてもらって嬉しかった言葉を
お伝えするシリーズの、第3弾です(^ ^)
あなたは悪くないんだよ^^
3つ目は、
「あなたは悪くないんだよ^^」です。
子どもが不登校・ひきこもりになると、
今の日本では、母親一人が責められる場合が多いと
あなたは、感じていませんか?
「子育ては、お前に任せていただろ!」
「こんなことで、この先いったいどうするんだ!」
場合によっては、
パートナーから責められることがあるかも知れません><
「あなたが働いているから、
子どもに目がいかなかったんじゃない?」
「あなたの子育てが、ダメだったんじゃない?」
「こんなことになって、あなたは母親失格ね」
あるいは、
周囲の人たちから、こんな言葉を投げつけられ
傷付いた人も少なくはないのではないでしょうか?
もちろん、私自身も
周囲の人たちの心無い言葉に傷付いた経験があります。
ただでさえ、
「自分のせいだ」と考えてしまい、
自責の念に駆られている母親たち。
その上、さらに周りから追い打ちをかけられ
より悩み苦しんでいる母親たちが、たくさんいますよね。
でも、子育てって、
母親一人の責任で、やるものでしょうか?
違いますよね。
ところが、子どもに何かあると
すぐに母親の責任として考えられる傾向が
今の社会には根強くあります。
それは、どうしてなのでしょうか?
実は、私たち女性に期待される役割の中に、
『良い母親』と言うものがあるのです。
日常生活の中で、
改めて意識することは無いかもしれないけれども、
私たちは、育ってくる中で、
親や先生など周囲の大人たちから、
あるいは、テレビのドラマや
コマーシャルなどのメディアなどから、
色んな『女性としての期待される役割』
そして、その役割の
『理想像』を刷り込まれ、
自分の中に入れ込んでしまいます。
だけど、そんなに完璧な母親なんて
そうそういませんよね><
だって、私たちは
人間なんだから・・・
しかも、子どもが生まれて、
初めて母親になるんです。
つまり、そこからやっと、
母親としての経験を積み始めるということ。
だから、たとえあなたが、
30歳だろうと40歳だろうと・・・
実年齢には一切関係なく、子どもが生まれて
初めて『母親年齢』がスタートするということを
ちゃんと、知っておく必要があるのです。
最初の子どもが1歳になって、
やっと、あなたの『母親年齢』も1歳^^
たとえ、あなたが今45歳という
人生経験も豊富で社会的に活躍している状況だとしても、
長子が10歳だとしたらあなたの『母親年齢』は、
まだ10歳なんですよ^^
ところが、私たちは
大きな勘違いをしてしまいがち(-_-;)
ついつい実年齢で、
母親としての在り方を判断してしまうのです><
だから、母親年齢で考えると
上手くできなくても当たり前なのに
自分を責める方に向いてしまうのですよね。
でも、これっておかしくないですか?
子どもが生まれると、
それまでの大人だけの生活から、
全てが変わってしまいます。
子ども中心の生活になり、予行練習も一切なし。
いきなり・・・
子どもが生まれたその瞬間から、
初めてのことだらけで、想像もつかない生活が始まる。
不安とストレスのオンパレード(-_-;)
こんな状態で、
良い母親になることを自分に課して、うまくやりこなす。
そんなことが、ちゃんと出来るのか?
いや~~~
改めて書いてみると、本当に難しいなぁ(;’∀’)
初めてのこと、
やったことのないことをする時に、
私たちが大きな不安を感じてしまうのは当たり前。
そんな中で、
多くの母親たちが一生懸命子育てをしているのです。
それだけで、
すでに100点満点だと思いませんか?
しかも、私たちは、
一人ひとり違う個性を持った人間。
その違う人間が、
同じ『理想の母親像』を目指すということ。
これ自体が、あまりにも
ハードルが高すぎます><
だから、あなたは全然悪くありません。
あなたは、その時々で、
精いっぱい子育てをしてきたはずです。
ただ・・・
もしかしたらその方向性が、
私と同じように、ちょっとズレていたかもしれませんね(;’∀’)
だからこそ、息子さんの “SOS”
ひきこもりというサインを、しっかり受け止めて、
なんとかしようと必死に頑張っているんですよね。
そして、このブログにたどり着いた・・・
「我が子の状況を、少しでも改善したい」
そう思ってこうして動いている時点で、
気付いていないかもしれませんが、
あなたは最高のお母さんです(*^^*)
息子さんのために、自分の出来ることを
精いっぱいやりながら、情報を得ようとしている。
そんな自分を、もうこれ以上
責めて傷付けないであげてくださいね。
あなたは、悪くないのですから^^
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
【ひきこもりに悩む45歳の私へ(3)】~あなたは悪くないんだよ~
というテーマでお伝えしてきました。
今日の一番のポイントは、
『母親年齢』で考えていくことです。
そして、あまりあなた自身に
完璧を求めないようにしてあげて下さいね。
初めて母親になり、さまざまな経験を積んで、
私たちは少しずつ、自分なりの母親になっていくもの。
そして、それがうまくいかなかったら、
そこからまたやり直せばいいだけ。
だからこそ、親子ともども、
成長していくことができるのです。
気付いたところが、やり直すチャンス(*^^*)
そう、考えてみてくださいね。
気付いたところから、やり直す。
ただ、そのチャンスが今、
あなたのところに来ただけ。
そう考えると、
逆に、ありがたいことだと感じてきませんか?
あなたが成長出来る時期が、
こうして訪れたのだから・・・
それでは、大きな声で私からあなたに伝えます^^
ちゃんと受け取ってね(*^^*)
「あなたは悪くないんだよ^^」
もし、今あなたも、
息子さんのひきこもりで悩んでいるなら、
今日のこの言葉であなたの気持ちが
少しでも安らげますように・・・
そして・・・
息子さんのひきこもりだけではなく
他にもさまざまな悩みを抱えて
辛い状況にいる女性達がいらっしゃることを、
私は知っています。
そんな多くの悩める女性達が
『今ここ』だけでも
心穏やかでいられることを願っています。
すべてはまだ、途中経過。
今の状態が、永遠に続くわけではありません。
とは言っても・・・
何もしなければ、
何も変わらないかも知れない。
たとえ行動しても、
その行動が吉と出るか凶と出るか。
それは動いてみなければ分からない。
でも、出た結果を吉と取るか凶と取るか、
それは勝手に私たち自身が主観で決めていること(;’∀’)
凶と思えたことが実際には吉だったり、
またその逆だって当然ありますね。
私自身も、人生最大の不幸な出来事と思っていた
『息子の不登校・ひきこもりという悩み』が
結果的には最高のプレゼントに変わりました。
ここまでの道のりの中で、
1ミリも動けず泣き崩れていた時期も
もちろんある。
でも、少しずつ、少しずつ
自分で考え、選択し
あきらめずに行動してきたことが、
今の私に繋がっています。
これが、紛れもない事実。
では、あなたは、今から先の人生を
どう過ごしていきますか?
あなたの今の選択で、
それが大きく変わっていくのです(*^^*)
【参考記事】
あなたが1日も早く、苦しみから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
性別というジェンダーの視点で悩みに切り込んでいくのが、ほかのカウンセリングにはない、チェンジング・カウンセリング独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、ジェンダーの視点を取り入れてみませんか?
【参考記事】
この記事を書いた人
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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40代・50代女性のあなたへ
あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?