子離れ出来るか不安。どうしたらいい?
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたは自分が子離れ出来るかどうか、とても不安を感じているのでしょうか?
そして、どうしたらいいのか分からない状態・・・
きっとお子さんのことが、可愛くて可愛くて仕方ないのでしょうね(*’▽’*)
でも、そういう不安を抱えるということは、それだけあなたが『お子さんの自立と真剣に向き合っている』とも言えるのです。
取り立てて、自分の中では意識していないのかも知れませんが・・・
だからこそ「自分は子離れ出来るかな~」という不安を覚えるわけですよね。
『どんなに可愛くても、子どもは親の所有物では無い』
『我が子であっても自分とは違う、1人の人間』
『成長とともに、いずれ子どもは自立の道を歩き始める』
ということを理解していなければ、子離れへの不安など生じません。
実は、私がそうでした><
頭で知識として理解していることと、実際の行動が全く伴わず、過保護・過干渉の状態で子どもに構い続けてきました。
しかも、それこそが母親のあるべき姿だと信じていたのです。
でも、それでいったいどうなったのか・・・
息子は、5年以上自宅にひきこもり状態となってしまったのです。
だから、あなたが今不安に感じていることは、ある意味、親としてとても大事なことでもあります。
大事なのは、お子さんの年齢に応じて段階を踏みながら、少しずつ手を離していくこと。
それが、最終的には子離れへと繋がっていくことになります。
だから、あなたが不安を感じていることこそ、お子さんを自立へと導く大切なサイン^^
そこで今日は、子離れ出来るか不安。どうしたらいい?という内容についてお伝えしていきます。
目次
子離れ出来ないとどうなるのか
それではまず、子離れ出来ないとどうなるのか、ということを考えてみましょう。
それは、何歳になっても、いつまで経ってもお子さんが自立出来ないということです。
実は、息子は高校1年の夏休み明けから、行ったり行かなかったり・・・という、さみだれ登校が始まりました。
私自身は、息子に何が起きているのか全く分からない状態><
その頃初めて行ったカウンセリングで、それまでの子育ての様子から言われたのが
「あなたは一生分息子さんの世話を焼いてきてるから、もう十分ですよ」
という一言。
つまり、私は完全に過保護・過干渉な母親だったということです。
しかも、それまで息子のためにと思ってやっていたことが、実は息子の考える力や生きる力を奪ってしまうことにもなっていて><
実際息子は、そこから5年以上ひきこもりました。
驚きですよね・・・
あなたも、以前の私のように、お子さんに対して世話を焼いてきてはいませんか?
あなたがそばにいる間は、確かにお子さんの面倒をみることは可能ですよね。
でも、お子さんより先にあなたがこの世からいなくなった場合は、どうなるでしょうか?
順番的に考えると、その確率の方がはるかに高いわけです(;^_^A
と言うか・・・むしろそうじゃないと、逆に辛いですね><
そうして、あなたがお子さんのことに構い過ぎの状態が続くとどうなるのか。
あなたも私のように、お子さんの考える力や生きる力を奪ってしまうことにもなりかねません。
そして、お子さんは、生きていくこと全般においての知識やスキルを、身に付けることが出来ないままかも知れないのです。
その状態で残されたら、お子さんは1人でどうやって生活していくのでしょうか?
これが、まさに今、社会で大きな問題となっている『8050問題』にも関係してくる可能性が・・・
【参考】8050問題
※出典:wikipedia
子離れ出来るか不安な理由
では次に、あなたが子離れできるか不安な理由を考えていきましょう。
それは、お子さんが自立したあとの自分がどうなってしまうのか、という不安ではありませんか?
そうだとすると、程度の差こそあれ、あなたはお子さんに対して依存してしまっているかも知れません。
それは、どうしてなのでしょうか。
ちょっと、思い出してみてくださいね^^
あなたは、お子さんが生まれた時に「いいお母さんにならなきゃ!」って思いませんでしたか?
私は、思ってしまいました><
でも、実はこれが、くせ者なんですね(;^_^A
私たち女性の多くは、『理想の母親像』というものを自分の中に持っています。
それは、子どもの頃から、親や周りの大人、テレビなどのメディアからの情報などによって、知らないうちに少しずつ私たちの中に刷り込まれていて。
そして、そこには『女性は結婚したら、自分自身のことより家族や子どもを中心に考えるべきである』という価値観が潜んでいます。
だからこの価値観を持っていると、当然自分のことをおろそかにしてでも、子どもに尽くしていく訳です。
それが、『理想の母親』だと思い込んでいるからですね。
その結果、自分の気持ちや自分の考え、自分の意志を持てなくなっていきます。
だって、子どもの世話に忙しくて、自分のことに構ってる暇はない。
だから、自分自身が空っぽのまま、子どもに依存してしまうのです。
つまり自分の空っぽの部分が、子どもの世話を焼くことで埋まっている状態><
そうなると、子どもが自立してあなたのそばにいなくなると、その分あなたの中にすっぽり『穴』が開いてしまうことになりますよね。
実は、その『穴』の存在が、あなたを不安にさせるのです。
だから、子離れ出来るか不安になるのです。
子離れ出来るか不安な時にやるべきことは?
では最後に、子離れ出来るか不安な時にやるべきことを考えていきましょう。
まず、今のあなたは、子離れをする必要性に気付いているだけでも、本当に素晴らしいと思います。
なので、まずはご自身を褒めてあげてほしいなーって思います(*^^*)
「子離れ出来るか不安だけど、それが必要だって気付いてる私は素晴らしい」って^^
その上でやるべきことは、家族や子どもの世話をするだけでなく、自分自身の人生を生きる覚悟をすることです。
いつかはあなたも、子どもの手を離す時が来るのです。
その時に備えて、あなたが自分自身の人生について、しっかり考えることが必要です。
あなたの中の空っぽの部分を、子どもを使うのではなく自分自身で埋めるために・・・
ところで、今の子どもたちが『キャリア教育』を受けているのを、あなたは知っていますか?
文部科学省のホームページから、キャリア教育について書かれている言葉を引用してみます。
今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。
この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿です。
学校の特色や地域の実情を踏まえつつ、子どもたちの発達の段階にふさわしいキャリア教育をそれぞれの学校で推進・充実させましょう。
※出典:文部科学省
日本で『キャリア教育』という文言が公的に登場し、その必要性が提唱されたのは、平成11年12月、中央教育審議会答申「初等中等教育と高等教育との接続の改善について」においてです。
私たち40代・50代の女性が育った学生時代には、もちろんキャリア教育という考え方はありませんでした。
頭のいい女は嫌がられるから、あまり勉強が出来なくてもいい。
女は高校を出たら就職し、結婚して家庭に入って子どもを育てる。
大学に行ったとしても、4年制ではなくて短大で十分。
というような意識が、特に50代女性が育った時代には強かったと思います。
もしかしたら、あなた自身もこのような言葉を誰かから言われたことがあるかも知れませんね。
だから、女の幸せは結婚して子どもを産み育てること、という考えがまかり通っていて、それ以外の選択肢はほとんど無かったですよね。
これが、ジェンダーバイアスといって、性別に関する偏見という意味で、「女性は…のようなもの」などの、一種の思い込みなのです。
本当に今の社会よりも窮屈で、人それぞれ多様な生き方があるということが、考えられないような時代でした。
そんな時代に生きてきた、私たちなのです。
『自分の人生』とか、『自分らしい生き方』なんて言葉も考えも、その頃には無くて(;’∀’)
だったら私たちが、子どもの世話を焼くことで日々を過ごしてきて、自分の人生について考えることが無かったのも当たり前なのです。
だって、知らなかったのだから(-_-;)
自分の中にある穴を、子どもで埋めていたとしても、仕方のないことだったのです><
だって、ジェンダーバイアスの意識が刷り込まれていたのだから(-_-;)
でも、それがあなたの子離れ出来るか不安、という気持ちを生み出しているとしたらどうでしょうか。
やはり、あなたが自分の人生を生きるということを、改めて自分の中でしっかりと考えてないといけない問題だと思いませんか?
そしてその先に、お子さんが自立した姿が見えてくるとしたら、どうでしょうか。
だからこそあなたが、家族や子どもの世話をするだけでなく、自分自身の人生を生きる覚悟をしましょう。
自分の中にある穴を、自分で埋めていく努力をしていきましょう。
それが、自分自身の生き方や在り方まで変えてくれるのです^^
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、子離れ出来るか不安。どうしたらいい?という内容に
実は、私自身、子離れということを頭に入れて子育てをしていた訳では、全くなかったんですね(;^_^A
もちろん、知識としては知っていたのだけれど・・・
そのために、やはり子どもに対して過保護・過干渉になって、いつまでも手を離すことができませんでした。
結果、5年以上、息子のひきこもりという悩みを抱え続けることになりました><
そして、それこそが私自身の課題だったんだなぁと、感じています。
過保護・過干渉になっている自分としっかり向き合った時に、初めて気付いたこと。
それは、私は自分に自信が無く、子育てで結果を出すことでしか、自分の存在価値を見い出せなかったということです。
つまり、自分の中が空っぽになっていた><
もしあなたも、以前の私のように、お子さんに対していつまでも手を離すことができないのであれば、ちょっと方向性を見直す必要があるかも知れませんね。
そして、自分自身に目を向けていくのです。
あなたは、あなたの人生の主人公になってもいいのですよ^^
だから、覚悟を決めませんか?
あなたが、あなたの人生の主人公になるって(*^^*)
覚悟を決めたその先には、どんなあなたがいますか?
あなたが1日も早く、子離れ出来るか不安。どうしたらいい?という悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、子離れ出来るか不安。どうしたらいい?と苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?