ひとりでいると不安になってしまうあなたへ
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラーの平井いずみです。
今年は、新型コロナウィルス感染症の出現によって、
本当に大きく社会全体が変わっていった年でしたね。
特に、人との距離の取り方・・・
つまり、物理的な距離。
それが、大きく変わりました。
そのため、今までのように、
多くの人たちと自由に会うことのできていた生活から
家の中で、ひとりで過ごすことが多くなったという方も、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今回私たちは、社会的な環境の変化によって
強制的にこの状態に置かれたわけです。
そんな今、あなたは、
ひとりでいても不安なく過ごしていますか?
それとも、誰かと一緒にいられないことで、
何だか分からないけれど、
ココロがざわざわしたりすることがありませんか?
実際私自身、以前はひとりでいることに、
とても抵抗を感じていました。
そんな私でしたが、実は
息子の不登校・ひきこもりという悩みを抱え、
家族以外の誰とも会いたくなくなり、
自分から他者との距離を取っていた時期がありました。
そして、そのことがあったからこそ、
それからもずっと、
ひとりでいる時間も大切にしているし
その時間を楽しみながら過ごすこともできています。
だから、今回の社会の変化も
受け入れやすい土台が私の中にはありました。
あなたも、もし今、
ひとりでいることがなんだか不安に感じるとしたら
その土台を知ることで、
今の在り方から変わっていけるかも知れません。
そこで今日は、
「ひとりでいると不安になってしまうあなたへ」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
ひとりでいると不安になりがちなのはどうして?
それでは、私たちがひとりでいると
不安になりがちなのはどうしてなのでしょうか?
実は、私たちの中には、
「ひとりでいると、周りから変に思われそう・・・」という
思い込みがあるとあなたは感じませんか?
たとえば、誰とも交わらずひとりでいると
「いつも独りぼっちだよね」
なんて言われたりすることがあります。
この“独りぼっち”っていう言葉には、
“孤立しているかわいそうな人”と、
言われているようなイメージがあって・・・
“ぼっち”とからかわれ、
いじめられた経験のある人もいるかも知れません><
つまり、この言葉の奥には、
『たくさん友達がいたほうが良い』
『みんなと仲良くしないといけない』
という価値観が、潜んでいると思いませんか?
となると、思い出すのが、
ほら、小学校入学前によく歌うあの有名な童謡。
“一年生になったら、ともだち100人できるかな”
という内容の歌詞ですね。
100人で“食べたい” “かけたい” “笑いたい”という
ほんとうに夢のある、楽しい歌詞です。
だけど、これが過剰に刷り込まれてしまうと
「ともだちが少ししかいないから自分はダメだ」と
思い込んでしまうかも知れません。
あるいは、
「ともだちをたくさん作らないと!」と、
必要以上にがんばってしまうかも知れません。
ちなみに私も以前は、
「ともだちはたくさんいたほうがいい」と
思い込んでいましたね。
だから、ほんとうは気が合わなくても
自分が我慢し相手に合わせてでも、
友達とは仲良くした方が良いと思っていたのです(-_-;)
あなたはどうでしょうか?
ひとりでいると不安になってしまうあなたへ
「友達はたくさんいたほうがいい」
と思い込んでいた私でしたが、
息子の不登校・ひきこもりという悩みを抱え、
自分から『ひとりでいること』を選択した時に
とても大切なことに気付いたのです。
それをここから2つ、お伝えしていきます。
エネルギーを貯められる
まず1つ目は、エネルギーを貯められること。
息子のことで悩んでいた私は、
次第にママ友との付き合いに距離を置き、
ひとりでいることが多くなっていきました。
私自身の傷付いた心を守るためには、
そうすることが必要だったのです。
ママ友と会って話をすると、
どうしても避けられないのが子どもの話題。
当然、その話題になると、
我が子との違いを、まざまざと見せつけられる><
平気な顔をしてそれを聞きながら、
心では泣き叫んでいました。
そして、次第にそのギャップに疲れ、
自分を保つことができなくなっていったのです。
苦しくて苦しくてたまらないのに、
ママ友との付き合いは断れない・・・
その状態の時の私は、
自分の苦しさをママ友に悟られないよう隠すことに、
一生懸命エネルギーを使っていました。
だから、ママ友と会った後は
ぐったりして、疲れ切っていたのです。
何もやる気が起こらない状態。
そのうち、心も身体もSOSを出し始め、
ついに私は、仲の良かったママ友とも会うことをやめました。
そうすると、それまで
自分の苦しさを隠すことに使っていたエネルギーを
使わなくてよくなって・・・
となると、当たり前のことですが、
その分のエネルギーが、どんどん貯まっていきました^^
家の中でひとりでいる時間は、心が安らいでいたからです。
このように、ひとりでいることで自分を守りながら
エネルギーを貯めることができた私は、徐々に元気を取り戻し
いつの間にか、動き出せるようになっていったのです。
【参考記事】
ひとりでいても変じゃない
そして、2つ目は、
ひとりでいても変じゃないこと。
もともと私は、ひとりでいることに抵抗があったので、
最初のうちはどちらかと言うと、自分を守るために
「仕方なくひとりになっていた」という感じでした。
だけど、その状態が続いていくうちに、
少しずつひとりでいることの“楽さ”にも気付いていったのです。
やはり人間関係の中では、関係性を良くするために、
無理をしている部分があったのだと思います。
ある時、ママ友たちと一緒に申し込んだ
日帰りバスツアーのキャンペーンに、私だけ当たり・・・
以前の私だったら、
もちろんひとりで行くなんて考えられませんでした。
でも、ひとりでいることが苦痛ではなくなっていた私は、
ひとり参加にチャレンジしてみたのです。
そうすると、ひとりで申し込んでいる人も
想像以上にいらっしゃって、びっくり!
座席もひとり参加の方と隣同士になり、
話をちょこっとしてみたり、
好きな音楽を聴いてみたり、
本を読んだり、昼寝をしたり(笑)
「ひとりだと気を使わないから、いつもおひとり様で参加よ~」
なんて、教えてもらいました。
そして、ほんとうにその通りで、
観光地でも、行きたくない所は行かずに待ってたり、
私も実に気ままに、過ごすことができたのです。
「ひとりだと変に思われる」という偏った考え方ではなく、
「誰かと一緒でもいいし、ひとりでもいいんだよ」と、
自分に対してOKが出せたことで、
私の世界は、どんどん広がっていきました。
いかがでしょうか?
今日は、
「ひとりでいると不安になってしまうあなたへ」
というテーマでお伝えしてきました。
みんなとワイワイ騒いでいる時間も楽しいけれど、
ひとりで誰にも気を使わず過ごすことも
私にとっては、とても大切なことでした。
でも、そこに気付けたのは
息子の不登校・ひきこもりという悩みを抱え
自分の持っていた価値観が変わっていったからです。
確かに、誰かと一緒にいることで、
孤独を感じることはなくなりますよね。
でも、それによって、もっと大切な
自分自身の気持ちをおろそかにしてしまっている状況があるかも知れません。
たとえば、本当は一緒にいてもそんなに楽しくない人とも、
「大人なんだから付き合わないといけない」って思っていること、
あなたにもありませんか?
そんな時は、実は自分の気持ちを押さえ込み、
世間の価値観に合わせているだけなのかも知れませんね。
誰かと一緒にいる時間も大切。
ひとりでいる時間も大切。
そのバランスは、あなた独自のものなのです(*^^*)
あなたが1日も早く、今の悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今の悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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