ひきこもりという悩みで苦しみ続ける理由
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているという事は、あなたは、ひきこもりという悩みを抱えて苦しんでいるのですよね・・・
本当に辛くて、毎日胸が張り裂けそうな思いをしていらっしゃるのではないでしょうか。
私も長い間その苦しみを持ち続けていた経験があるので、とてもよく分かります。
あなたは、誰のひきこもりに関して悩んでいらっしゃいますか?
私の場合は、息子の不登校・ひきこもりで悩んでいて・・・
当時の私は、どこまでも続く真っ暗なトンネルの中に、1人で座り込んでいるように感じていました。
あなたも、今まさにそういう状況の中で、立ちすくんでいらっしゃるのかも知れませんね。
「この苦しみがいつまで続くのだろう・・・」
そう考えると私は、先の不安で押しつぶされそうになっていました。
もしかしたら、あなたもそうでしょうか?
そこで今日は、ひきこもりという悩みで苦しみ続ける理由についてお伝えし
目次
ひきこもりの受容のプロセス
ところであなたは、エリザベス・キューブラー=ロスという方をご存じでしょうか。
エリザベス・キューブラー=ロスは、アメリカ合衆国の精神科医。死と死ぬことについて関する書『死ぬ瞬間』(1969年)の著者として知られる。
著書において、彼女は初めて今日では「死の受容のプロセス」と呼ばれている「キューブラー=ロスモデル」を提唱している。
※出典:Wikipedia
実は私は、息子の不登校・ひきこもりをきっかけに、本格的に心理の勉強をスタートさせました。
その学びの中で、この「死の受容のプロセス」について知ったのです。
その時、「死」を「ひきこもりという悩み」に変えるとどうなるか、と考えました。
それは、まさに私自身が通ってきたプロセスと似ていたからでした。
それでは、そのプロセスを「ひきこもりという悩み」バージョンに変えてお伝えしてみますね。
分かりやすいように、私の場合を例にして書いてみましょう。
あなたは、このプロセスを読んでどのように感じるでしょうか。
第1段階:否認・隔離
自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階である。
⇓
息子が『不登校・ひきこもり』になっていることは嘘ではないのかと疑う段階である。
まだ、まったく状況が飲み込めない状態。
私は、息子が不登校やひきこもりだと、受け容れていませんでした><
そのため、少しでも学校や外に行かせるために、無理やり息子に対してアクションを起こしていたのです。
もしかしたら、あなたもこのような状況の時がありましたか?
第2段階:怒り
なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階である。
⇓
なぜ息子が『不登校・ひきこもり』になってしまったのかという怒りを周囲に向ける段階である。
学校や担任の対応のせいにしたり、いじめがあったのではと疑ったりしている状態。
自分の内面とは全く向き合えず、自分以外に原因を求めていました。
あなたもこんな状態が、ありましたか?
第3段階:取引
なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階である。何かにすがろうという心理状態である。
⇓
なんとか息子が『不登校・ひきこもり』にならずにすむように、取引をしようと試みる段階である。
何かにすがろうという心理状態である。
病院にあちこち行って、薬を飲ませることで状況を改善できるのではないか?
カウンセリングを受けさせたらいいのではないか?
とにかく、息子を変えるための方法を探しまわっていた状態。
この頃もまだ、自分の内面とは全く向き合えず、自分以外に原因を求めていました。
第4段階:抑うつ
なにもできなくなる段階である。
⇓
なにもできなくなる段階である。
自分がどうあがいても、息子の様子に改善が見られない状態。
第1段階~第3段階までは、何とか出来るのではないか、何とかしなくてはと私はかなりアクティブに動き回っていました。
でも、どんなに私が動いても、息子は完全不登校に突入。
私自身も何をやっても効果が無いことで徐々に無気力になっていく。
息子と一緒にうつ状態へ・・・
そして、自分を責めるループにはまりこむ><
第5段階:受容
最終的に自分が死に行くことを受け入れる段階である。
⇓
最終的に自分が息子の『不登校・ひきこもり』を受け入れる段階である。
私がどんなに頑張っても、息子の首に縄を付けて学校に行かせることは出来ないと気付いた状態。
「学校に行くのも、社会に出るのも息子」ということ。
やっと、息子の『不登校・ひきこもり』という問題を、私では解決できないことに気付いたのです。
つまり、私が何とかできる私自身の問題ではなく、息子でないと解決できない息子の問題であるとの認識が生まれました。
私に出来ることは、私自身の課題と向き合うこと。
【関連記事】ひきこもりという悩みを自分で引き受ける覚悟
苦しみが長引く理由は現実逃避
この「ひきこもりという悩み」バージョンの5段階は、当然一直線にまっすぐ進んで行くというものではありません。
段階ごとの線引きも、「ここからここまで」という、はっきりとしたものはありません。
だから、各段階を行ったり来たりしながらも、少しずつ進んで行くイメージで考えてみてくださいね。
それが一番、分かりやすいのではないかなぁと思います。
ところで、ここまで読んでみた感想はどうでしょうか?
いよいよあなたにも、ひきこもりという悩みで苦しみ続ける理由が少し見えてきませんか?
どの段階にどれくらいとどまるかで変わる
エリザベス・キューブラー=ロスは、「すべての患者がこのような経過をたどるわけではない」とも書いているそうですが・・・
せっかくなので、あなたも少し客観的に自分の状態を眺めてみてくださいね。
どうでしょうか?
「自分には当てはまらないなぁ」と感じましたか?
それとも、何となく自分もこの段階を踏んでいるような気がしていますか?
もし自分もこの段階を踏んでいると感じたのなら、今どの段階にいるかの判断をしてみてくださいね。
そして・・・
あなたはもうお分かりだと思います。
第1段階~第4段階までにかかった時間が長ければ長いほど、苦しみ続ける時間も長くなる。
そして当然、第1段階~第4段階までにかかった時間が短ければ短いほど、苦しみ続ける時間も短くなるということを。
こう考えてみると、実に分かりやすくないですか?
更に、第1段階~第4段階までというのは、実は共通していることがあります。
あなたには、それが何か分かるでしょうか?
それは、『現実と向き合えず、現実を受け入れるために腹をくくっていない』ということです。
つまり、少しきつい言い方かもしれませんが、『現実逃避』をしてしまっているのです。
現実を受け入れるために腹をくくろう
もしあなたが『現実と向き合えず、現実を受け入れるために腹をくくっていない』
『現実逃避』をしてしまっている。
そのように感じたのであれば、実は先に進むことが出来るのです。
それがなぜか、分かるでしょうか?
自分の段階をちゃんと把握することで、先の見通しがついてくるからです。
トンネルの出口が、見えてくるのです(*^^*)
さぁ、あなたは今、どの段階にいると自分で判断しましたか?
判断がついたら、今あなたがするべきことはなんでしょうか?
『現実逃避』をしてしまっている自分を、しっかり認めることです。
それを認めることは、とても苦しいと思います。
とても、胸が痛むと思います。
私も通ってきた道なので、それを受け入れる苦しさ・辛さ・痛みが本当によく分かります><
そして、もちろんこの第1段階~第4段階までというのも、とても大事な時間です。
だから、そこで時間を取ったからといって、自分を責めないでくださいね。
必要なプロセスなのですから(^^♪
だけど、現実を受け入れるために腹をくくること。
今の状況をしっかり認めることが、実はあなたが先に進むための大きな一歩になるのです。
それが、第5段階へ進むためのカギなのです。
そのカギが今、あなたの目の前に現れました。
それをどうするかは、あなた次第です。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、ひきこもりという悩みで苦しみ続ける理由についてお伝えし
あなたが、ひきこもりという悩みを抱え続けること。
それは、実はあなた自身を苦しめ続けることになります。
そして、現実逃避をしている自分を認めることも、とても苦しいです。
どっちを選んでも、苦しく辛い状況であれば・・・
あなたにも、どっちを選択すればいいかの答えがもう見えていませんか?
これまでずっと、悩み続け苦しみ続けたあなただからこそ・・・
そろそろ自分の手で、あなた自身を救ってあげて欲しいなぁと私は思います。
あなたもそれを望んでいるから、もしかしたらこのブログにたどり着いたのかも知れませんね(^_-)-☆
あなたの選択を、私は応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みを抱えて苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?