ひきこもりで悩んでいる “今” からの出発に必要なこと
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたは今、ひきこもりという悩みで苦しんでいるのでしょうか?
それは、あなた自身がひきこもっているということですか?
それとも、あなたの身近な大切な人がひきこもりの状態で、悩んでいるのでしょうか?
いずれにしても、あなたにとってはとても苦しいことなんですね><
だからこそ、この先どうしたらいいのかというヒントを得るために、読んでいただいているのだと思います。
そして、今の状況から抜け出したい・・・
そんなあなたの声が、私には聞こえてきます><
実は私自身、息子の不登校・ひきこもりという悩みを、長い間抱えていた経験があります。
苦しくて辛い日々を、ずっと過ごしていました。
そして、そこから今日に至るまで、たくさん迷い悩みながらも、さまざまなことを自分で選択してここまで歩いてきました。
その結果が、今につながって・・・
かつて、息子が不登校からひきこもりになり、苦しくて辛くて泣いてばかりいた私。
そんな私が、今ではチェンジングカウンセラーとしての活動をしているのです。
それはまさに、私がひきこもりに悩んだからこそ、だということ。
では、そこから抜け出すには、どうしたらいいのでしょうか。
そこで今日は、「ひきこもりで悩んでいる “今” からの出発に必要なこと」というテーマでお伝えしていきます。
目次
ひきこもりで悩んでいる “今” からの出発に必要なこと
それでは、ひきこもりで悩んでいる “今” からの出発に必要なことを、今回は3ステップに分けてお伝えしていきます。
あなた自身が、今どこにいるのか・・・
あなたの『現在地』ですね。
それが分かれば、何をすればいいのかが見えてくるかも知れません。
ひきこもりで悩んでいる自分を認めよう
まず初めのステップは、ひきこもりで悩んでいる自分を認めること。
私たちは、何か大きな悩みがある時には、そこから目をそらして現実から逃げようとしてしまいがちです(;’∀’)
俗にいう、『現実逃避』です。
もちろん、私もそうでした><
息子が、不登校になる。
その現実を受け容れたくないがために、何とか登校させようと無理やり息子を学校に連れて行こうとする。
でもその甲斐なく、息子は高校を退学して所属が無くなり、ついにはひきこもりへ・・・
息子が、ひきこもりになる。
今度はまた、その現実を受け容れたくないがために、何とか学校以外の所属先を見つけようとする。
そして予備校だの、高卒認定試験だの、アルバイトだの・・・と、息子をせっつく(;’∀’)
こんなことばかり、していました><
だって、そうしないと息子の将来が不安だから・・・
そして、息子のことに一生懸命になることで、自分の気持ちを紛らわせてしまう。
自分の苦しみを、認めることが出来なくて・・・
でも、今なら分かります。
当時の私の行動は、息子のため・・・
だけではなく、私自身が苦しみから逃れるためにやっていたということに><
そして、その分だけ息子のことも、自分のことも苦しませてしまったのです。
もちろん、現実逃避する時間も必要です。
でも、そこに留まり続けるのではなく、ひきこもりで悩んでいる自分を、まずは認めてあげましょう。
認めるということが、ちょっと分かりにくかったら・・・
ひきこもりという悩みを持つことを、自分自身に許す、許可してあげる。
そんな風に、イメージしてみてくださいね。
自分の中にある感情を受け容れよう
ひきこもりで悩んでいる自分を認めることが出来たら、次は、自分の中にある感情を受け容れるステップです。
私たち人間には、感情があります。
でも、その感情を、私たちは勝手に2つに分けちゃってますよね(;^_^A
1つは、プラス(正)の感情。
もう1つは、マイナス(負)の感情。
そして私たちは、マイナスの感情に対して、なんとなく「感じてはいけない」というイメージを刷り込まれています。
特に、大人・・・
中でも、男性に対してはその傾向が強いですよね。
人前で泣いたり怒ったりすることが、とても恥ずかしいと思いがちです。
でも、そうではありません。
泣いたり、怒ったり、悲しんだり・・・
それがあるからこそ、私たちは人間なのです。
だから、所構わずというのは、ちょっと難しいですが・・・
泣いたり、怒ったり、悲しんだり出来る、あなたにとっての安心安全な場所を、しっかり自分で見付けてみてください。
私にとっては、ベッドの中とか、お風呂の中、車の中、カウンセリング中・・・
これらが、安心できる場所でした。
このようにそれらの感情を、無かったことにしないで、ちゃんと大切にしてあげること。
そうすれば、その苦しさや悲しみを、自分でしっかり味わい尽くすことが出来ますよね。
実は私にとって、それまでの人生の中で、息子の不登校・ひきこもりが一番辛くて苦しいできごとでした。
だから、当初は本当に私、泣きながらどん底の毎日を過ごしていたのです><
それでも、そこから抜け出せたのです。
もし、今あなたが、苦しさや悲しみの真っ只中にいるんだとしたら・・・
ちゃんと、その悲しみや辛さを味わい尽くしてくださいね。
自分の人生を生きよう
自分の中にある感情を受け容れ、味わい尽くしたら、次のステップは自分の人生を生きることです。
そして、私が悲しみや苦しみから抜け出せたのは・・・
私が、そこで一点の灯りを見つけたからです。
それは、私にとっての目標だったのです。
『息子の話をしっかり聞ける母親になりたい』という想い。
さらに、出来ることなら『後から来るひきこもりという悩みに苦しんでいる方たちの手助けをしたい』という想い。
これらの想いを持ったことが、私のチカラになりました。
目標を持ったことで、結果として・・・
『ひきこもりで悩んでいる頼りない私』に、新たな視点が加わったのです。
それは、自分の人生を生きること。
私はこの先、どうやって生きていきたいのかという視点です。
実は私たち女性にとって、『自分の人生を生きる』ということは、なかなか難しいのです。
と言うのも、女性には、家族のケア役割が期待されているから・・・
つまり、女性は『自分のことよりも、家族のことを優先して考えるべき』という考え方なんです。
今の社会には、この性別によって役割を決めていく『性別役割分業意識』が残っていて、それが私たちの中には刷り込まれている><
だから女性は、自分のやりたいことを我慢して、
家族のために尽くす、
夫のために尽くす、
子どものために尽くす、
親のために尽くす・・・
このように、自分以外の誰かのために尽くすこと。
それが、理想の女性像として、私たちの中に刷り込まれています。
だから、私たち女性にとって、『自分の人生を生きる』と言うのは、ものすごくハードルが高い><
でも、私がそのハードルを飛び越えることができたのは、まさに『息子のひきこもりという悩み』があったからこそなのです。
あなたは今、ひきこもりという大きな悩みを抱えていますね。
では、この先あなたは、いったいどう生きていきたいでしょうか。
どういう生き方を、していきたいですか?
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、「ひきこもりで悩んでいる “今” からの出発に必要なこと」というテーマでお伝えしてきました。
私が『息子のひきこもりという悩み』を手放せたのは、自分の人生をしっかり見つめ直すことができたから。
あなたが今、ひきこもりで悩んでいるということは・・・
まさに、あなたがあなたらしく、自分の人生を生きることができていないのかもしれませんね。
そしてその奥には、偏ったジェンダーの考え方があるかも知れません。
今の悩みから抜け出すために・・・
あなたがこの先、どうやって生きていきたいのか。
自分の人生を、どう歩いていきたいのか。
それを、しっかりと考えていく時期が、来ているのかも知れませんね。
だからこそ、このブログを今、読んでいるのではないでしょうか。
あなたが望むのなら・・・
あなたが、あなたとして『あなたの人生を生きる』ことを、私は応援しています(*^^*)
【参考記事】
あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?