子どものひきこもりの相談でカウンセラーを選ぶポイント
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたはお子さんのひきこもりという悩みを抱え、カウンセリングを受けようと考えていらっしゃるのですか?
そして、どんなカウンセラーを選んだらいいのか、迷っていらっしゃるのかも知れませんね。
カウンセラーって、実は『自転車の補助輪』に例えられることを、あなたは知っていますか?
どう言うことかというと・・・
ちょっと、あなたのお子さんが自転車に乗る練習をしていた頃を思い出してみてください^^
お子さん、はじめは補助輪をつけて、こわごわと乗ってませんでしたか?
それが、少しずつ上手になると片方の補助輪を外し・・・
いつの間にか、上達とともに補助輪なしでも走れるようになって^^
本当にうれしそうに、誇らしげに自転車をこいでいましたよね(*^^*)
そして、これがまさに、あなたとカウンセラーとの関係を表しているのです。
つまり、早くひとりで自転車に乗れるようになるためには、自転車に合った補助輪があればいい。
と言うことは、あなたが早くひきこもりという悩みを改善したいなら、あなたにぴったり合ったカウンセラーと出会えばいいのですよね(^o^)
実は私にも、高校1年の夏休み明けから不登校・ひきこもりになった息子がいます。
苦しみの真っ只中にいた頃は、私自身もカウンセリングを受けて来ました。
単発のケースだけでなく、数年間、継続して受けていたことも・・・
だから、複数のカウンセラーとのカウンセリング経験が私にはあります。
それでは、ここでまず、カウンセラーを選ぶポイントの大前提となる考え方を一つ^^
特にカウンセラーに関しては、「相性のいい人を選ぶことが大切」と言われているのを、あなたも聞いたことがあると思います。
私には、クライアントだけでなく、カウンセラーや相談員として、10年以上にわたって相談を受ける立場での経験もあるのです。
その両方の経験から、本当に相性が大切ということは実感しています。
だから、この相性に関しては、改めて言うまでもない大前提として捉えていてくださいね。
だけど、その上でさらに、あなたに知っておいて欲しいポイントがあるのです。
そこで今日は、子どものひきこもりの相談でカウンセラーを選ぶポイントについて、お伝えしていきます。
【参考記事】
目次
カウンセラーを選ぶ時のポイント
それでは、カウンセラーを選ぶ時のポイントについて、3つお伝えしていきましょう。
あなたは、今までにカウンセリングを受けたことがありますか?
あるとしたら、その時のカウンセラーは男性だったでしょうか?
それとも、女性だったでしょうか?
さらにそのカウンセラーは、ジェンダーの視点を持っていたでしょうか?
ジェンダーの存在に気付く視点を持っているか
1つ目は、ジェンダーの存在に気付く視点を持っているかです。
男性でも女性でも、カウンセラーがジェンダーの存在に気付く視点を持っているかどうかは、とても重要です。
実はこれが1番大事だと、今の私だからこそあなたにはっきりとお伝えすることができます。
ところで、ジェンダーってなんのことだか、あなたは知っていますか?
実は、私たちは、生まれついての生物学的性別である『男性・女性』という性別だけでなく、社会通念や文化・慣習等によって作り上げられた性別である『ジェンダー』というものを持っているのです。
つまり、ジェンダーとは社会的性別のこと。
女らしさ・・・という言葉の方が分かりやすいでしょうか。
このジェンダーの視点をしっかり持っていないと、『男は仕事・女は家庭』という考え方に代表されるような、性別によって役割を決めてしまう偏見を持ってしまうのです。
そうすると、何が起きると思いますか?
お子さんがひきこもり状態という相談をした場合、そのカウンセラーの中に出来ているあなたのイメージは・・・
『女性として期待された役割である子育てを上手く出来ず、子どもをひきこもりにしてしまった人』
つまり、『あなたが悪い』という個人の問題でしか見る事が出来ないのです><
そして、あなたが責められる。
これって、よくママ友同士の井戸端会議や嫁姑の間などでは、よく聞く話ですよね(@_@)
でも、実際にカウンセラーからこのようなアドバイスという名の指摘を受け、傷付いている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
それでは、ジェンダーの存在に気付く視点を持っているカウンセラーだとどうなると思いますか?
同じひきこもりのお子さんの悩みでも、結果は180度違ってくるはずです。
その悩みの背景までみていくため、『個人的な問題ではなく社会的な問題』として捉えていくのです。
【参考記事】
女性のカウンセラーがおすすめ
2つ目は、女性のカウンセラーがおすすめということです。
つまり、女性の場合には、一般的にジェンダーの視点を持った女性のカウンセラーがいいのです。
私たちは子どもの頃から『男らしさ』とか『女らしさ』という言葉によってイメージ出来るような、性別によって期待される役割を刷り込まれて育ちます。
それが、社会の価値観として私たちの中に取り込まれていくため、私たちの行動に無意識に影響される。
今の社会を、ちょっと見まわしてみてください。
国会議員を始めとして、物事を決めていくような重要なポジションについているのは、誰でしょうか?
大多数が男性ではないでしょうか?
その状況を見ているだけで、私たちの中には
『男性の方が、女性よりリーダーに向いている』
『男性の方が、女性より優位に立っている』
『男性が主役で、女性は補佐的役割である』
などという、偏った考え方が生じてしまう可能性がありますよね><
まず前提として、無意識にこのような価値観を私たちが持ってしまいがちであることを、理解していてくださいね。
その上でちょっと、心理学の話です。
心理学の三大巨匠として有名なのは、フロイト・ユング・アドラーの3人です。
いずれも男性ですね。
だから、カウンセラー自体も、男性が多いイメージを皆さんも持たれているのではないかなと思います。
ところが、特に日本の場合、私たちの中にある性別役割分業意識が強いため、どうしても男性カウンセラーだとフラットな関係性になれないことが多いのです><
どうしてかと言うと、男性カウンセラーと女性の相談者では、カウンセリングで向かい合った時点で『男女という性別』によって自然と上下関係が出来てしまう可能性が高いからです。
さらに、やはり今の日本の社会の現状からいくと、女性の悩みに多い家庭のこと、子育てのこと、嫁姑のこと・・・
こういった相談は、同じ立場である女性カウンセラーの方が相談しやすいし、また気持ちの共感・共有という部分でも分かり合えるという利点があるのです。
これらのことは、私自身も自分がカウンセリングを受けてきた経験者として、実感しています。
ただそれが、一概に良い悪いということではありません。
ケースバイケースなので、女性同士で何かトラウマになるようなことがあったとしたら、逆に男性カウンセラーの方が落ち着く、というような方もいらっしゃるかも知れないからです。
それでも、女性として置かれた立ち位置、当事者の立場になり得るかどうか、そこがやはり大きいと私は感じています。
あなたは、ご自身ではどのように感じられましたか?
経験者だから分かることがある
3つ目は、経験者だから分かることがあるということです。
あなたにとって、我が子がひきこもりから抜け出したという経験を持つカウンセラーであれば、さらに安心ではないでしょうか?
もちろん人間は、『想像する』という力を持っています。
イメージ力ですね。
だから当然、自分が経験したことではなくても、その状況に置かれた時の気持ちを想像することはできるわけです。
自分にとって、最大の辛さや苦しみを感じていた時を思い出してみることによって、あなたの辛さや苦しみを感じてみる。
そうすることで、同じ経験はなくても共感することは出来ますね。
そして、当然、感じ方は人それぞれだから、たとえ経験者であっても、あなたと全く同じ気持ちになれるかと言えば、それは無理だと思います。
でも・・・
長期間お風呂に入らず、髪の毛がバリバリになっていたり・・・
歯磨きをしないで、歯が歯垢だらけになっていたり・・・
着替えないから同じものを着続け、生地が薄くなって黄ばんだ下着姿・・・
そんな状態の息子を、不安と心配で打ちのめされそうになりながらも、私は見守り続けてきました。
このように、知識だけでなく、まさにそれを実体験として持っている。
私自身も、悩んでいた頃には、経験者の方達の言葉が一番胸に響きました。
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【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、子どものひきこもりの相談でカウンセラーを選ぶポイントに
お子さんがひきこもりになった背景には、いろいろな理由があるのだと思います。
だから、対処法もケースバイケース。
本当にさまざまなやり方がありますよね。
でも、今までやってきたことで、もし効果が出なかったのであれば、ちょっと方向性を変えてみるタイミングなのかも知れませんね。
何か、あなたのお手伝い出来ることが、私にあるでしょうか?
あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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