わが子のひきこもり・・・親がカウンセリングを受ける3つの効果

こんにちは。

 

《40代以上女性専門》あなたのひきこもりという悩みをチャンスに変えて、生きづらさを解消し、なりたい自分へと導いていくチェンジングカウンセラーの平井いずみです。

 

「わが子がずっと部屋にこもっている・・・」

「声をかけても返事がない・・・」

 

そんな日々が続くと、親として何をどうしたらいいのか分からず、無力感に襲われて不安と疲れがたまっていきますよね。

 

そのため、こんな状況を少しでも変えたいと思った時、まず思いつくのは「こどもをどうやって動かすか」という発想。

 

実は、私には高校1年生の夏休み明けから登校しづらくなり、休学を経た後、2年生の学年末で退学。そこから5年以上、自宅にひきこもり状態だった息子がいます。

 

息子がこのような状況になった当初、まさに私は、「息子をどうやって動かすか」ということばかりを考えていて・・・

 

でも、私が息子を動かすための言動をしている間、彼は悲しくなるほど・・・まるで、巨岩のように動きませんでした。

 

とは言え、そんな彼も今ではすっかり元気に社会人として自立。今ではひきこもりだった年数を、はるかに超えています。

 

実は、息子をここまで導くことが出来た私が、今もなおやり続けていることがあって・・・

 

それは、息子ではなく自分自身に意識を向けること。

 

そのため、

・心理学を始めとしたさまざまな分野の学び

・私自身がカウンセリングやコーチングを受ける

こうしたことを積み重ねることで、自己理解を深めながら、私自身の生きづらさの元を修正していくプロセスを歩き続けてきたのです。

 

すると、不思議なことに私の変化にリンクするように、息子も自立に向けて動き出して・・・

 

実は、「親がカウンセリングを受けること」で、親子の関係にあたたかな変化が起きていくことは少なくありません。

 

我が家の場合も、息子の自立に大きな影響を与えたのは、やはり私が学びとともにカウンセリングを受け、自己理解を深めていきながら、考え方や価値観・行動などを変化させていったからです。

 

そして、今なお私は、このプロセスを歩み続けています。

 

そこで今日は、「わが子のひきこもり・・・親がカウンセリングを受ける3つの効果」というテーマでお伝えしていきます。あなたの心が少しでも軽くなりますように・・・

 

わが子のひきこもり・・・親がカウンセリングを受ける3つの効果

それではここから、親がカウンセリングを受ける効果を、3つに分けてお伝えしていきます。

 

「ひきこもっているのはこどもなのに、どうして親がカウンセリングを受けるの?」

 

もしかすると、あなたはそう感じているかもしれませんね。

 

でも、あなたが今まさに「何をしても変わらない・・・」と行き詰まっているなら、ほんの少し視点を変えることで、思いがけない扉が開くこともあるのです(*^^*)

 

①親の心が軽くなり、家庭の雰囲気が変わる

まず1つ目は、親の心が軽くなり、家庭の雰囲気が変わってくること。

 

実は、親の心が張り詰めた状態では、どれだけ言葉を選んでも、こどもにはその“緊張感”が伝わってしまいます。

 

実際、親って、ひきこもりのわが子を前に、毎日いろんな感情を抱えながら暮らしていますね。

・この子をどうにかしなきゃ、このままでは将来が不安・・・

・こうなったのは私のせいかもしれない。もっと早く気付いていれば・・・

・こどもに何か言うたびに、家の雰囲気が重くなっていく気がする・・・

 

私もそうでしたが、これら抱えきれないほどのマイナスの思いを持ちながらも、誰にも本音を話せず「親として、しっかりしなくちゃだめ!」と、真面目な人ほど1人で頑張ってしまうことが本当に多いのです。

 

でも、実はその頑張りが、家庭の中に知らず知らずのうちに緊張感を作り出してしまうことにも・・・

 

それでは、残念過ぎますね。

 

だからこそ、そんなあなたにお勧めしたいのが、あなたの “本当の気持ち” を安心して話せるカウンセリング(*^^*)

 

実は、当時の私が抱えていたネガティブな感情は、いっぱいあって。

 

たとえば、

「息子に対してイライラしてしまう自分が嫌だ」

「何もかも捨てて、ココから逃げ出したい!」

「朝、目が覚めなければ良いのに・・・」

こんなネガティブな思いを口にしても、決して責められることはありません。

 

むしろ、まるごとの自分を受けとめてもらえた安心感で、肩の力がふっと抜けて涙がこぼれる・・・なんてこともあって。

 

これは、私だけではなく、実際の相談現場でも当たり前に起きること。

 

そして、一人で頑張り続けて来た親の中の緊張がゆるんでくると、これまでのピリピリしていた家の中が、自然と穏やかな空気へと変わっていくんです。

 

なぜかと言うと、いつの間にか親自身がギリギリの所まで、追い詰められてしまっていたからですね。

 

そんな状況から、自分のつらさを素直に出すことができた時、ようやく『親としての自分』から、『ひとりの人間としての自分』に戻れるのです。

 

そして、心がふっと軽くなると、その雰囲気は必ずこどもにも伝わっていく。

 

つまり、大切なのは、こどものことを変えようとするより、まずは自分を整え、親自身が安心できる状態を継続して作り出していくこと。

 

それが回り道に見えて、実は一番の近道なのだと、自分の経験だけではなく支援者として多くのケースに対応してきた経験からも、私はそう実感しています。

 

②関わり方の“くせ”に気づいて変えられる

続いて2つ目は、自分の関わり方の“くせ”に気づいて変えられること。

 

「こどもが何を考えているのか、まったく分からない」

「何を言っても、黙り込んで返事が返ってこない」

 

そんな時、つい私達親は、

「なんとか本音を引き出したい!」

「この子を正しい方向へ導かなければ・・・」

と焦って、口を出してしまいがちです。

 

でも、実はそこに親子関係をこじらせてしまう無意識の習慣となっている、“くせ”が隠れていることがとても多くて・・・

 

そしてやっかいなことに、あまりにも当たり前すぎて、自分1人だけでは、自分の”くせ”に気づくことが出来ない。

 

だから、同じパターンを繰り返して上手くいかないのです。

 

たとえば、

  • こどもが黙っていると、つい沈黙に耐えられずに話しかけてしまう

  • 否定しないつもりなのに「でもさ、それってさ・・・」と、自分の考えや価値観を押し付けようとする

  • 少し動き始めたら、すぐに「じゃあ次はこうしよう」と期待して、勝手にハードルを高くしてしまう・・・

 

最悪なのは、このパターンを繰り返すことで、徐々に親子関係が悪化してしまうこと。

 

カウンセリングでは、こうした親子関係を悪化させてしまうような関わり方を振り返りながら、「どうしてこのような言動をしてしまうのか」を、一緒に見つめていきます。

 

実際、フィードバックをした瞬間に「あ、確かに私、いつもこんなループを繰り返してる・・・」と、自分の癖に気付いて、ハッとする方がとても多くて。 

 

でも、気付くから、変えられる!

 

そこからは、今までとは違う言葉の選び方、関わり方を少しずつ意識していくことで、なぜか、こどもにも小さな変化が生まれて来る☆彡

 

そりゃ〜魔法のように、親子関係があっという間にガラリと変わる!

 

そんな訳ではないけれど、この小さな意識の変化が、親子の空気をふんわりとやわらかくしてくれるのです。

「最近、なんとなく家の雰囲気が落ち着いてきた気がする」

「前より目を合わせてくれるようになったなぁ〜」

こんな感じで少しずつ変化している気配を感じる方が、たくさんいらっしゃいます。

 

③「自分で決めていい」と伝えられるようになる

最後に3つ目は、「自分で決めていい」と伝えられるようになることです。

 

ひきこもっているこどもにとって、いちばん苦しいのは「自分の意思で動けないこと」かもしれません。

 

その背景には、

「親をがっかりさせたくない」

「期待されると苦しい」

「どうせ何をしても責められる・・・」

そんな思いが潜んでいることも多いです。

 

でも、親がカウンセリングを通して、

  • こどもを“コントロールしなくても大丈夫”という感覚

  • わが子の“自分で決める力を信じる”というスタンス

を持てるようになると、こどもにも自然と

「あなたのタイミングで動いていいんだよ」

「自分の人生だから、あなたが自分で選んでいいんだよ」

というメッセージを伝えられるようになっていきます。

 

また、あえて言葉にしなくても、その“信頼のまなざし”は、こどもにとって間違いなく大きな励ましや力になっていくはずです。

 

【参考記事】ひきこもりの息子に対する、私のまなざしの変化

 

まとめ

いかがでしょうか?今日は、「わが子のひきこもり・・・親がカウンセリングを受ける3つの効果」というテーマでお伝えしてきました。

 

ひきこもりのわが子を前にして、「ひきこもっているのはこの子なのに、どうして私がカウンセリングを受ける必要があるの?」と、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

でも実は、親自身がまず自分の心を整えることこそ、こどもにとっての希望になることがあるんです。

 

私はこれまで、多くの不登校・ひきこもりのご家族とお会いしてきました。

 

その中でいつも感じるのは、「こどもが動けない時こそ、親の支えが必要」

そして、「親が元気になると、こどもも不思議と変化していく」ということです。

 

あなたがご自身の不安や疲れを吐き出せる場所であり、誰にも気をつかわず、安心して気持ちを整理できる時間。

 

それが、カウンセリングという場が担える役割だと、私は信じています。

 

そして、あなた自身が少しでも安心できる時間を持てた時、きっとお子さんとの関係にも優しくて穏やかな雰囲気が生まれてくるはずです。

 

ひとりで頑張らなくても大丈夫(^ ^)

 

「このままではしんどいな・・・」と感じたら、どうかひとりで抱え込まずに、あなた自身の心の声に、少し耳を傾けてあげてくださいね。

 

そして、いつでも頼ってくださいね。

 

あなたが1日も早く、今、抱えている悩みから解放されることを願っています。

いつでも私は、あなたを応援しています♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

【期間限定】無料音声セミナープレゼント(24分34秒)

 

『脱不登校・ひきこもり!母子コミュニケーション術5選』(音声セミナー)

「なんで私はいつもこどもの機嫌ばかり取ってしまうんだろう・・・」と、
不登校・ひきこもりのわが子に、
どう接していいか分からないあなたが、
こどもと心が通いあう、新しい関係を築けるようになるコツを、
たっぷりお伝えしている音声セミナーです。

 

□ 無料でいますぐ登録する

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

メルマガ登録音声セミナープレゼント『脱不登校・ひきこもり! 母子コミュニケーション術5選』

長い間「わが子の不登校・ひきこもり」で悩み、
「女性としての役割」・「女らしさ」に囚われ、
「こうしなきゃ!」と自分を追い詰めて苦しんでいる40代以上のあなたへ

気持ちをラクにする、チェンジング・カウンセリングⓇメール講座(全9日間)

【登録特典】音声セミナープレゼント(24分34秒)

「なんで私はいつもこどもの機嫌ばかり取ってしまうんだろう・・・」と、
不登校・ひきこもりのわが子に、どう接していいか分からないあなたが、
こどもと心が通いあう、新しい関係を築けるようになるコツを、たっぷりお伝えしている音声セミナーです。

『脱不登校・ひきこもり!
母子コミュニケーション術5選』

この音声セミナーを聴き、9日間届くメール講座を毎日読み進めていくと、これまでの生きづらさの理由に気付き、自分の生き方や在り方を振り返るきっかけになること間違いなし!

すると、これからの未来が明るく見えて来る(*^^*)

あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学びましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA