息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの(前編)
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたは息子さんのひきこもりで、悩んでいるのでしょうか?
あなたの息子さんは、何歳ですか?
ひきこもりになって、どれぐらい経つのでしょうか?
これから先のことを考えると、とても不安な気持ちで毎日過ごしているのではありませんか?
実は私には、5年以上ひきこもりだった息子がいます。
当時は私も、不安で不安でたまりませんでした。
だから、あなたの気持ちが、とてもよくわかります。
息子は、高1の夏休み明けから学校に行き辛くなり、不登校に突入><
最終的に、高2の3月で退学しました。
私にとってはまさに寝耳に水で、息子の不登校・ひきこもりを受け入れられない時期も、もちろんあって(>_<)
でも、今振り返ってみると、息子のことは、決して私にとってネガティブなことばかりではありませんでした。
息子が、不登校・ひきこもりになったからこそ、得たものもたくさんあったのです。
これって、不思議ですよね^^
それだけ息子の不登校・ひきこもりは、私の人生にとって大きな影響を与えているということ。
そこで今日は、「息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの」というテーマの前編をお伝えしていきます。
目次
息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの
それでは、息子の不登校・ひきこもりで私が得たものを、今日から2回にわたってお伝えしていきます。
今日はまず、前編の3つの項目についてです。
人とのつながり
まず1つ目は、人とのつながりです。
息子が希望していた高校に合格。
良かった~と、ホッと一息ついていた私。
ゴールデンウイークには、家族旅行を計画し、1泊2日だったけれど出かけました。
まさにこの頃は、天国・・・でしたね(;’∀’)
ところが・・・
そこからほんの数ヶ月で、息子が不登校になってしまったのです。
あっという間に、私は悩みのどん底へ><
この頃の私は、まさに、天国から地獄へと落っこちてしまった感覚でした。
そんな時に、リアルの友達が心配してくれて・・・
知り合いの不登校のお子さんがいるお母さんや、病院を紹介してくれたり、カウンセラーを紹介してくれたり・・・
本当に、助けてもらいました。
とってもとっても、ありがたかったです。
また、リアルだけではなく、渦中の頃の私は、インターネットの掲示板でも、本当に救ってもらっていました。
この頃に繋がれた方たちは、日本全国いろんな場所にいて・・・
そして、私と同じように、お子さんとの関係をなんとか改善しようと頑張っている、大切な仲間だったのです。
リアルでは、また味わえない人の優しさ、
一人ではないという安心感、
仲間がいることの心強さ、
かけてもらった言葉、ひとつひとつの想い・・・
それらが、当時の私にとっては、大きな生きる支えとなっていました。
同じ境遇にあるからこそ、お互いの状況を想像し共感できる関係。
その温かさにも、気付くことが出来て・・・
本当に私は、これらの繋がりに救われました。
たくさんのエネルギーを、もらっていました。
この体験があったからこそ、私は深い悩みでも、安心して共有することの出来る居場所の大切さを知ったのです。
そして今でも、その方たちとの繋がりは、私の宝物になっています(^^♪
仕事選びでの自分軸
2つ目は、仕事選びでの自分軸です。
私には、結婚後、息子を出産する前に仕事を辞めてから、専業主婦をしていた時期があります。
2人目も授かったため、6年ほどになりますが・・・
当時の私には『子どもは、母親が育てるのが当たり前』という価値観が、思いっきり刷り込まれていて(;’∀’)
だから、子ども達を保育園に預けて働くという選択肢自体が、私の中にはありませんでした><
それでも、子ども達の成長とともに、家計の助けになるようにと少しずつ仕事を開始。
とは言え、この頃の私の仕事選びの基準は、家庭を優先出来ることでした。
・夫に迷惑をかけないこと
・子ども達に寂しい思いをさせないこと
これらの条件を満たせる仕事を、『誰に強制された訳でもなく』自分で選んでいたのです。
それくらい、
『妻となり、母となったら自分のことより家族を優先すべき』
『女性の幸せは、良い妻、良い母になること』
などという、私の中に刷り込まれていた、偏った固定観念が強固だったということ(;^_^A
そこには『良い妻』『良い母』などの、世間の価値観にグルグルと縛られている私がいたのです><
だから当然、私の『やりたいこと』ではなく、ただただ『自宅近くの短時間パート』からのスタート。
そして、子ども達の年齢に合わせて、勤務時間を延ばしながら転職したことも。
でも、いつも基準は、家族を優先できること・・・
そして収入も、夫の扶養から外れない程度に抑えて・・・
ところが、息子の不登校・ひきこもりがあってから、大きく方向転換しちゃいました。
下の子が高校生になったことも、ちょうど良いタイミングになって・・・
そして、家族優先からの脱却です(*^^*)
私自身が、やりたいこと。
私自身の、興味のあること。
つまり、自分の気持ちに正直に仕事を選ぶ、という方向へとシフトしたのです。
家族優先から、自分軸への転換。
こうして、仕事選びで自分軸を得たことが、実は、今のチェンジングカウンセラー®の活動にまでつながっているのです。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
人に頼ること
3つ目は、人に頼ることです。
それまでの私は、
『何でも、自分でやらないといけない』
と、頑張って頑張って頑張って、何とか一人でやっていました><
人に助けてもらうことは、いけないことだと思っていたのです。
それでは、自立したことにはならないと・・・
でも、息子のことがあり、私自身も体調を崩して頑張れなくなって、初めて人に頼ることを覚えました。
人に頼れるようになったのです。
「頼っても、良かったんだ」
「一人で頑張らなくても、良かったのか」
「甘えても、良いんだ」
私にとってこの気付きは、とても大きかったです。
さらに、自分から「助けて」と言えることこそが、本当は自立に必要なことだということ。
これらのことに、私は息子のことがあったから、ようやく気付けたのです(;’∀’)
あなたも、当時の私のように、何もかも一人で抱え込んで頑張り過ぎていませんか?
あなたは、誰かに「助けて」と言っていいんですよ^^
あなたは、もっと弱音を吐いても大丈夫なんですよ(*^^*)
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、「息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの」というテーマの前編をお伝えしてきました。
これをお伝えすることで、少しでも今悩んでいるあなたの希望になったとしたら、とっても嬉しいです^^
当時の私には、今、私がやっている活動を、想像することすら出来ないでしょう(;’∀’)
それくらい自分の想定外のことが、起きてしまう。
だから、人生っておもしろい^^
あなたの想定外の未来って、どんな状態でしょうか?
あ、想定外なら分からないっか~(;’∀’)
でも、ほんとうに今のあなたでは、想像すら出来ないような面白いことが、この先待っていて・・・
そしてそれが、あなたの覚悟と行動で、もしかしたら手に入るかも知れませんね(^_-)-☆
それでは、次回は「息子の不登校・ひきこもりで私が得たもの」の後編をお伝えします。
あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
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