子どもがひきこもりから抜け出すには何が必要?
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたには、ひきこもり状態のお子さんがいるのでしょうか?
お子さんは、おいくつですか?
どれぐらいの期間、ひきこもりの状態が続いているのでしょうか?
心配ですね・・・
先のことを考えると、本当に、不安で不安でたまらないのではないでしょうか?
もしかしたら、今のあなたの中は、お子さんに対する心配や不安で、ほとんど埋め尽くされてしまっているかも知れませんね。
実は今のあなたが、まさに何年か前の私なのです><
私にも、5年以上ひきこもりの状態だった息子がいるからです。
だから私には、あなたの気持ちがとてもよくわかります。
でもその息子も、今では元気に社会に出ているんですね^^
それでは、あなたの願いはなんですか?
もちろん、お子さんがひきこもりから抜け出すことですよね?
だから、このブログにたどり着いたのだと思います。
そこで今日は、子どもがひきこもりから抜け出すには何が必要?という内容についてお伝えしていきます。
目次
ひきこもっている子どもの状態とは?
まずは、ひきこもっている子どもの状態を考えてみましょう。
息子は、高1の夏休み明けから、少しずつ学校を休みがちになっていき・・・
朝が起きられない、食欲がない、無気力などの状態が始まりました。
高校受験が終わってホッとしたのもつかの間、新しい環境の中で徐々に疲弊し、自信を無くし・・・
何をやってもうまくいかず、自己否定に陥っていったのです。
そして同時に、外に出ていくだけのエネルギーも失っていきました。
あなたのお子さんは、どうでしょうか?
以前は、問題なく学校や職場など、社会との関わりが持てていたはずですよね。
ということは、今あなたのお子さんがひきこもっている背景にも、何らかの理由があるはずです。
だから、『ひきこもり』という現状があって・・・
そしてその理由が何であったとしても、外に出られずにひきこもっているということは、お子さんは自信を失い、自己否定に陥っていると言えます。
それによって、外に出ていくだけのエネルギーを失ってしまっている。
つまり、今は心がしぼんでしまって、外に出ていくだけのエネルギーがない状態だと考える必要があります。
【参考記事】
ひきこもりから抜け出すには安心して過ごせる環境が必要
それでは、あなたのお子さんがひきこもりから抜け出すには何が必要なのでしょうか?
もちろん、理由によっては学校や職場、社会の課題を改善していくといったことも必要でしょう。
ただそれらに関しては、あまりに大き過ぎて、すぐにどうこうできるわけではありません><
そこで、あなたが今すぐ家庭の中で出来ることを、お伝えします。
それは、お子さんが安心して過ごせる環境を作ること^^
自分の居場所が守られてこそ、お子さんは枯渇したエネルギーを貯めることが出来るのです。
息子が不登校になっていった当初、親としても、初めは何が起きているのか分からなくて><
我が家では、とにかく何とかして学校に行かせようと、親子でのバトルが続きました。
なだめたり、すかしたり・・・
あるいは、怒って無理矢理ベットから引きずり出す・・・
そんなことまで、やっていました><
なぜなら、親として『普通というレール』から外れかけている息子を、もとのレールに戻さないといけない、と必死だったからです。
でも、そうしている間、どんどん息子の状態は酷くなっていったのです。
そして、親子関係までも崩れていきました><
家が、息子の安心出来る居場所では無くなっていたからです。
あなたのお子さんは、今どんな生活を送っていますか?
家の中では、比較的自由に過ごしているのでしょうか?
それとも、自分の部屋に閉じこもったままなのですか?
もし部屋からあまり出てこないのであれば、お子さんにとって家が安心できる環境ではない可能性があります。
でも、逆にそこをあなたが整えていくことで、お子さんが元気になっていくきっかけにもなっていくのですよね。
ところであなたは、『自己実現理論(欲求5段階説)』というものを、ご存知でしょうか?
これは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものです。
【参考】『自己実現理論』
※出典:wikipedia
第1段階:生理的欲求
⇒生命を維持するための本能的な欲求で、食事・睡眠・排泄など。
第2段階:安全の欲求
⇒安全性、経済的安定性、良い健康状態の維持、良い暮らしの水準、事故の防止、保障の強固さなど、予測可能で秩序だった状態を得ようとする欲求。
第3段階:社会的欲求 / 所属と愛の欲求
⇒生理的欲求と安全欲求が十分に満たされると、この欲求が現れる。自分が社会に必要とされている、果たせる社会的役割があるという感覚。
第4段階:承認(尊重)の欲求
⇒自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。
第5段階:承認(尊重)の欲求
⇒自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。
この5段階は、1から順番に高次の欲求になっていきます。
そのため、低次の欲求がある程度満たされることによって、より高次の欲求が芽生えて行動を起こすと言われています。
息子もまさにそうでしたが、今のお子さんもエネルギーが欠乏し、心がしぼんだ状態。
そこで、この考え方を踏まえると、まず第1・第2段階をしっかりと整えてあげる必要がありますね。
それが結果として、お子さんが安心して過ごせる環境を作ることになり、エネルギーが貯まっていくことにも繋がっていくのです。
安心して過ごせる環境を作るためには?
ただ、このお子さんが安心して過ごせる環境を作るためには、実は高いハードルがあります><
そしてそのハードルを、あなたは乗り越えなければいけません。
それは・・・『あなたが今持っている価値観』。
それを手放すという高い高いハードルを、あなたは乗り越える必要があるのです。
これまであなたは、世間でいう所の『理想の母親』になるために、頑張って一生懸命子育てをしてきたのではないでしょうか?
自分のことよりも、家族のこと、お子さんのことを優先し、場合によっては自分を犠牲にしてまで頑張ってきた・・・
だって、それが母親の役割だと信じていたから。
だから、お子さんがひきこもりになったことで、『子育てに失敗しただめな母親』というレッテルを自分に貼ってしまった。
そして、自己否定に陥っているのではないでしょうか?
そうだとしたら、本当に辛くて苦しいですよね・・・
実は、私もそうでした。
息子が不登校・ひきこもりになったことで、自分を『母親失格』だと考えていたのですから><
でもそれを手放したことで、私は自由になっていけたのです。
だから、あなたにも手放すことを試してみてほしいのです。
たとえお子さんが今ひきこもっていたとしても、あなたが真面目に一生懸命子育てしてきたことに、何ら変わりはありません。
それに、まだあなたは子育ての途中なんですよ^^
これから先も、子育ては続いていきます。
そして私たちは、日々変化しています。
逆に、同じ状態でいることの方が、かえって難しいですよね。
変化していないように見えても、変わっているのです^^
だから、“自分の子育てが失敗だった”とか、“ひきこもりの子どもじゃダメ”といったようなレッテルを、自分たち親子に貼らないでください。
まだ、子育ては途中経過なんですよ。
これからどう変わっていくのか、それを楽しみにしていましょう^^
私もそうでしたが、あなたが苦しいのは、世間の価値観にとらわれているからなのです。
でも、私たちがこの世間の価値観にここまでとらわれてしまうのは、それを社会から刷り込まれてきたからです。
だからそのことで、あなたが自分を責める必要はありません^^
気付いた時に、必要ないなら手放せばいいだけなのです。
『世間の正しいというレール』から外れてしまったとしても、その状態がお子さんにとって必要だとしたら・・・
それを守ってあげるのが、あなたに今出来ることですよね。
あなたにとって、1番大切なものはなんですか?
世間の価値観ですか?
それともお子さんですか?
私自身も、世間の価値観にとらわれて、息子を苦しめてきました><
だからこそ、あなたに伝えたいのです。
あなたにとって1番大切なものは何なのかを、しっかり自分の中に落とし込んでくださいね。
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、子どもがひきこもりから抜け出すには何が必要?という内容に
今日お伝えした、マズローの自己実現理論(欲求5段階説)。
これは子育てにおいては子どもで例えられるけれど、実は母親自身もこの段階をきちんと辿っていく必要があると思うのです。
あなたは、毎日安心した環境の中で過ごせていますか?
まずはあなた自身の安心・安全も、守られていることが必要なのです。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
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