人間関係で悩まないために必要な2つのステップ
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
私たちの悩みの多くは、人間関係が発端になっていることが多いですよね。
特に身近な人・・・
たとえば、家族との人間関係に悩んでいる人は、とても多いと感じます。
子どものこと、パートナーのこと、親(義理親)や兄弟姉妹とのこと等での悩みですよね。
おそらくあなたも、これまでに上記のいずれかで悩んだ経験があるのではありませんか?
と言うか、今まさにその悩みの真っただ中にいらっしゃるかも知れませんね><
もちろん私自身も、息子の不登校・ひきこもりという悩みで苦しんだ経験があります。
でも、不思議なことに、それがきっかけで心理等の学びを積み重ねるうちに、
少しずつですが、息子だけではなく、その他の人間関係もラクになっていきました。
それは、私の中であることを手放し、別のものに置き換える練習をし続けたから。
そこで今日は、
「人間関係で悩まないために必要な2つのステップ」
というテーマでお伝えしていきます。
人間関係で悩まないために必要な2つのステップ
そもそも、私たちが人間関係で悩むのはどうしてなのでしょうか?
そこにはケースバイケースで様々な背景が考えられますが、
今日は、私が実践してきたことを2つのステップに分けてお伝えしてみます。
『期待』を手放す
まず1つ目のステップは、『期待』を手放すこと。
と言うのも、考えてみると私たちの悩みの多くは
自分の『期待』通りに相手が動いてくれないことによるものが多いのです。
あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。
※出典:goo辞書から抜粋引用
『期待』するのは、相手のことを認め、評価していることでもあるから、
もちろんポジティブな側面もあります。
それがお互いに合致していれば、プラスのサイクルがうまく回って行くかも知れませんね。
相手の期待に応えようという気持ちが原動力になって、実力以上に頑張れることもあります。
でもそうではなく、私たちはどうしても相手に対して
「もっとこうして欲しい」「きっとこうしてくれるはず」などのように、
一方的に自分の思い通りに動いてもらうことを期待してしまいがちです。
しかも、過剰な期待をすることすらありますね(;’∀’)
あなたにも、そういう面がありませんか?
分かりやすくするために、ちょっと私と息子の関係でお伝えしてみましょう。
私は、息子が良い高校に入って、どこか名の知れた大学に行き、
しっかりした職業に就くことこそが彼の幸せだと信じて、子育てをしてきました。
まさに私の育った昭和の価値観では、子ども達が通っていく「普通」のルートです。
だから、そのルートを息子が進むことは、私にとっては当たり前のこと。
私は当然それを期待して、息子がやりたくないようなことも頑張らせていました><
もし息子自身も望んでいたら、相乗効果となっていい結果が出ていたかも知れません。
ところがそうではなく、彼にとって私のこの期待は重過ぎて・・・
結局息子は、高校1年の夏休み明けから登校し辛い日が続き、
不登校から外出しなくなって、高校2年で退学しました。
そして在学中も含め、5年以上のひきこもり状態が続いたのです。
今考えると、私の期待と息子の望むものが違っていることをちゃんと理解出来ます。
だって、私の期待は、息子の個性や特性を考えてではなく、
「普通はそうするよね」、「一般的にこうだよね」という価値観や考え方から来ていたからです。
しかもそれに執着し、過剰な期待を息子に持っていました。
だからそこに、息子との考え方や価値観のズレが生まれてくるのは当たり前。
ところが当時の私は、私の期待通りに動かない息子に対してイライラし、
そのルートに戻そうとして頑張り、それが大きな悩みへと変わっていきました。
このように、私が息子に『期待』したからこそ、大きな悩みになっていたのです。
だからまずは、自分の中にある相手への『期待』に気付き、
それを手放すことが大切になってきます。
あなたも、今人間関係で悩んでいるとしたら、
自分の中にちょっと意識を向けてみてくださいね。
もしかしたら、相手に対して何らかの期待を持っていないでしょうか?
『信頼』する
次に2つ目のステップは、『信頼』すること。
私たちが期待するのは、相手が大切だからですよね。
通りすがりの人に対して、期待することはまずありません。
それだけ自分にとってその人が大切だからこそ、私たちは期待するんですよね。
でも実は期待って、相手のことを信頼してないからこそ出てくることもあるのです。
たとえば私の場合、息子がどんな道に進み、どんな人生を歩いていくかを
息子の判断に任せておけないから、私の望む方向に進ませようとしていたのです。
そのため「こうしていれば安心だよ」、「こっちの方向がいいよね」
こうやって息子に、私の期待する方向へとコントロールしていたのです。
これはある意味、完全に息子を信頼していないと言うこと><
特に私の場合は「母親として、しっかり子育てしなきゃいけない」という思いが強かったため、
よけいに息子を信頼することが出来なかったのかも知れません。
だから、いちいち口出しをしていたんです。
息子のやることを、だまって見守っていられなかったのです。
ここが、逆転の発想でした。
だから私の期待する息子像はいったん横に置き、息子の持っているチカラを認める。
息子を信頼する。
息子の判断に任せる。
たとえ失敗したとしても、それもまた大切な息子の経験と受け止める。
これを親子で練習しながら、積み重ねていった先には息子の自立がありました(*^^*)
【参考記事】信用と信頼の違いを知ると在り方が変わる
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
いかがでしょうか?
今日は、
「人間関係で悩まないために必要な2つのステップ」
というテーマでお伝えしてきました。
相手に期待することは、決して悪いことだけではありません。
でも、そこに「自分勝手な思い込みや、一方的な押し付けになっていないか」を意識すること。
それが大切なのだと感じます。
そして、その期待は手放した方がいいと判断したら、今度はそこを『信頼』に変えていくこと(*^^*)
私たちは、親子であっても夫婦であっても、誰もが別々の存在です。
だからこそ、考え方や感じ方・価値観などの違いがあるのです。
そこを理解して、お互いに尊重し、歩み寄りながら人間関係を築いていくことが出来れば、
きっと円滑なコミニケーションが取れていくのではないでしょうか。
もし今の方法でうまくいっていないのなら、
『期待』から『信頼』へのチェンジを、あなたも試してみませんか?
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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