ひきこもりの息子を何とかしたい!どうしたらいいの?
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
このブログを読んでいただいているということは、あなたは息子さんのひきこもりで悩んでいるのでしょうか?
どうしたらいいのかわからなくて、不安な毎日を過ごしているのではありませんか?
夜、眠れていますか?
体調は、いかがですか?
まずは、あなた自身の体調を整えていくこと。
これが、とても大切です。
難しいかもしれませんが、こんな時だからこそ、どうぞセルフケアにも意識を向けてくださいね。
そのためにも、あなたが今、囚われていること。
つまり、息子さんのひきこもりをなんとかしたい、という思い><
それを、手放すことが必要になってきます。
とは言え、分かっていても、それって本当に難しいですよね><
私にも、息子の不登校・ひきこもりで、とても苦しい思いをした時期があります。
その時には、息子のこと以外は何も考えられない状態に陥っていました(-_-;)
ある意味、パニック状態ですよね。
でも、そこを通り過ぎてきた私が、今あえて言いたいことは、そこからまずあなたが抜け出すということの大切さです。
そこで今日は、「ひきこもりの息子を何とかしたい!どうしたらいいの?」というテーマでお伝えしていきます。
目次
ひきこもりの息子を何とかしたいのはなぜか?
それでは、まず、どうして当時の私は、ひきこもりの息子をなんとかしたい、と思ったのでしょうか?
それを、息子への思いと、私自身の立場という2つの視点でお伝えします。
息子自身の将来のため
まず1つ目は、息子自身の将来のためです。
これはおそらく、あなたもそうなのではないでしょうか?
ひきこもっている息子が、将来どうなってしまうのか、私は不安で不安でたまらなかったです。
私たち夫婦が、いつまでも息子の面倒をみる訳にはいきません。
そのため先のことを考えると、心配な気持ちがムクムクと湧き上がり、それが頭から離れなくて><
今の日本では、まだまだ『ふつう』とか『当たり前』といった状況、『みんな同じ』が、好まれていますよね。
私にとって強烈だったのは、まさにこの考え方です。
もしかしたら、あなたもそうではありませんか?
だから私は、息子が『学校というレール』から外れてしまったこと。
それによって、息子の将来に対して、すべての希望を失ってしまったと感じていたのです(-_-;)
ほんとうは、学校に行かなくても、ほかにいろんな選択肢があるのに・・・
視野が狭くなっていた私は、そんなことを考える余裕もなく、息子の将来についての不安から逃れられない状態が続きました。
そして、この状態が長くなればなるほど、また社会に出ていくのにも時間がかかるのではないか?
もしかしたら、このままずっと家に居続けるのだろうか?
こうして、答えのないことを、ひたすら一人で悩み続けていたのです><
『いつまで』という期限のないことが、当時、私にとっては一番の苦痛でした。
私自身の評価のため
でも、実はこの『息子の将来が心配』という気持ちの奥には、また別の思いがありました><
それが、2つ目の私自身の評価のためということ(-_-;)
実は私は、当時多くの女性がそうしていたように、何の疑問も持たずに結婚退職をして、専業主婦になりました。
その後、子ども達の成長に合わせて仕事をスタートしましたが、それらはすべて短時間のパートのみ。
つまり、自宅近くで夫の扶養の範囲内で働けるもの。
私は、家族の世話に支障がないことを優先して、仕事を選んでいました。
そんな生活で、私の中にはいつの間にか『子育てこそが、私自身の評価の物差し』と認識する思考が、出来上がっていたのでしょう。
なぜなら・・・
悲しいことに、私自身の中身が空っぽだったからです><
だから、子育てに依存するしかなかったということ・・・
これに気付いたのは、息子のことで悩んでからスタートさせた、さまざまな学びに繋がったことがとても大きかったです。
その中で私は、『息子を不登校・ひきこもりにしてしまったダメ母』と、自分を責めていること。
それは、社会から期待された『良い母親』という役割を、私が過剰に背負っていたから苦しかったこと。
そして、それでもなお『良い母親』という評価にしがみ付こうとして、ひきこもりの息子を何とか立ち直らせようと、必死になっていたこと。
こんな、私自身の『エゴ』としか思えないようなことまで、あぶり出していきました><
これを認めるのに、どれだけ苦しかったことか・・・
どれだけ、ココロが痛かったことか・・・
あなたは、どうでしょうか?
私のように、『子育てこそが、自分の評価の物差し』と、考えていませんか?
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
ひきこもりの息子を何とかしたい!どうしたらいいの?
それでは、ひきこもりの息子を何とかしたいというあなたの思いを、いったいどうしたらいいのでしょうか?
先に結論からお伝えすると、ぜひあなたには、その思いを手放す努力をして欲しいです。
それは、どうしてでしょうか?
実はこの、息子を何とかしたいという気持ち。
これは、私の中に『子どもは、親の言うことを聞くべき』という、凝り固まった価値観があったからでした(-_-;)
当時の私にとっては、これが『ふつう』であり『当たり前』のこと。
“子どもは親の言うことを聞くべき、先生の言うことを聞くべき、大人の言うことを聞くべき”
当時は考えてもいなかったけれど、こういう価値観が私の中には確かにありました。
そして言うことを聞かせることで、息子を私にとっての『良い子』にしようとしていたのです(-_-;)
あなたは、どうでしょうか?
でもやはり大切なのは、~すべきという考え方で、息子を縛ることではありませんでした。
だって、結果としてこの状態は、私の価値観を押し付けていただけ><
しかも息子を何とかしたいという思いは、言い換えるとどうなると思いますか?
「息子を、私の思い通りに動かしてコントロールしたい」ですね(-_-;)
なんということでしょうか・・・
強烈な言葉ですが、私が無意識にやっていたことはこういうことでした><
しかも、とても大事なことが、これでは抜け落ちている。
それは、『息子には、息子の価値観がある』ということ。
それを、大切にしていくこと。
それが、息子自身を認めていくこと。
さらに、息子がひきこもりであろうとなかろうと、息子の存在そのものを認めていくことに繋がっていく^^
これが、大切なのです。
ところが、息子を何とかしたい。
この思いに囚われていた時、私は自分のことしか考えていませんでした。
自分の辛さや苦しさにばかり焦点を当てて、息子の気持ちを思いやることが出来なかった・・・
だからこそ、息子を何とかしたいという思いを、私は手放さないといけなかったのです。
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、「ひきこもりの息子を何とかしたい!どうしたらいいの?」というテーマでお伝えしてきました。
今の日本では、まだまだ性別役割分業意識が、根強く社会の中に残っています。
それによって、『男は仕事、女は家庭』のように、性別によって役割が決められていて・・・
そして『女性である』からこそ、私たちは過剰に子育ての責任を1人で背負っている、という状況があります。
だから、子どもをコントロールしてまで、何とか、まっとうな子育てをしようと、必死に頑張ってしまう。
これでは、苦しいはずですよね><
心身ともに、疲れ切ってしまうはずですよね・・・
そんなあなたに、私から伝えたいこと。
あなたの息子さんが不登校・ひきこもりの状態だったとしても、その責任をあなたが1人で背負う必要はありません。
これも、一つの生き方なのです。
今、やっと『多様性』という言葉が聞かれるようになって来ていますよね。
私たちが、お互いの違いを認め、尊重するという姿勢です。
『ふつう』という視点から見ると、今の息子さんの状態はおかしいのかも知れませんね。
そして、そう思っているからこそ、あなたは息子さんを何とかしたいと思ってしまう・・・
私もまったく同じ状況にあったので、あなたの苦しさは手に取るように分かります。
でも、息子さんを一人の人として尊重すること。
息子さんが、自分の意志で今の状態を選んでいるんだ、と認めてあげること。
まずは、息子さんの価値観を認めること。
それが出来たら、少しずつあなたの気持ちも楽になっていくはずです^^
そうすると、やがてあなたの生き方は、大きく良い方向へと変わっているかも知れません。
まずは焦らず、自分のペースで・・・ね(*^^*)
あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
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