ひきこもりの息子と会話をするために大切なこと

 

こんにちは。

 

《40代、50代女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

このブログを読んで頂いているということは、

あなたは息子さんと会話が出来なくて

悩んでいらっしゃるのかもしれませんね。

 

そして、あなたの息子さんも、

もしかしたらひきこもっていらっしゃるのでしょうか?

 

心配ですよね・・・

 

この先どうなるのかと考えるだけで、

胸がドキドキしてきて

不安でたまらないのではないでしょうか?

 

私もそうだったので、

本当によくわかります><

 

実は息子がひきこもっていた当初、

私は息子のことが気になって、

ついあれこれ

口出しばかりしていました。

 

そうすると、当然うるさがられて

息子との会話がなくなっていって・・・

 

こんな状態では、

親子関係が改善していくはずも

ないですよね(-_-;)

 

その結果、息子との関係性は

悪化するばかりで、

どうしたらいいのか

途方に暮れていたこともありました。

 

あなたも当時の私と同じように、

まさに今、どうすればいいのか

悩んでいらっしゃるのでしょうか?

 

その状態では、いつまでも

出口の見えないトンネルにいるようで

辛いですよね><

 

息子さんがひきこもってから、

どれくらい経っているのでしょうか?

 

せめて親子で会話が出来るようになると、

少しはあなたの気持ちも

落ち着くかも知れません。

 

そこで今日は、

「ひきこもりの息子と会話をするために大切なこと」

について、お伝えしていきます。

 

 

私が息子と会話出来なかった理由

 

息子と会話が出来ないとは言っても、

たわいもない日常会話は交わしていました。

 

特に高校を中退したあとは、

ある意味『凪』の状態に入っていた感じで・・・

 

それなりに落ち着いた毎日で、

息子は家から外に出ないこと以外は

ごく普通の生活を送っていて。

 

家族と一緒にご飯を食べたり、

テレビを見て笑ったりして、

そこまで重苦しい雰囲気ではなかったのですね。

 

でも結局、それは

うわべだけの会話でした。

 

あなたの息子さんは、

どうでしょうか?

 

あなたに本当の気持ちを、

しっかり話してくれているでしょうか?

 

我が家の場合、会話を交わしていても、

息子は本当の気持ち・・・

 

つまり、

本音の部分を見せてはくれなかった

ということ(-_-;)

 

これは、残念なことに、

当時の私が、

親として信頼されていなかった

ということだと思います><

 

では、それはいったい、

なぜなのでしょうか?

 

あなたは、どう思いますか?

 

今振り返ると、

私はずっと子育ての中で、

自分が正しいと思うことを

息子に押し付けてきました。

 

自分が正しいと思うこと。

 

それって、あくまでも

私の価値観の中において、正しい

ということなのです(-_-;)

 

しかもその価値観というのは、

当然私の生きてきた中で

培われてきたもの

 

要するに、世間一般の

『普通』という枠の中に入った

価値観です。

 

ということは、

息子の価値観や気持ち

そこにはありません。

 

一番大切なものが、

置き去りだったのです・・・

 

私は、息子の大切な

価値観や気持ちをおろそかにして、

世間の物差しを

優先していたのでした。

 

息子が、

やりたいことでも・・・

 

息子が、

いやがることでも・・・

 

それが、私の価値観に

合っていなければ、

認めませんでした><

 

つまり、私は

息子を自分の価値観に合わせて

コントロールしようと

していたのです。

 

そんなことが重なれば、

「どうせ言っても無駄だな」

そう思いますよね(-_-;)

 

「どうせ、お母さんの

望む通りのことしか

やらせてもらえない」

 

そんな風に、

息子が感じていたとしたら、

本音など

話してもらえるはずもありません><

 

「どうせ否定されるなら、

言わないほうがマシ」

 

そういう思考に、

きっとなっていきますよね。

 

それなのに、息子が

高校生になってもまだ私は、

自分の価値観の枠の中に

息子がいると思っていたのです。

 

息子には

息子の価値観や気持ちがある、

という当たり前のことに

気付いていませんでした。

 

それが、

息子の成長の証なのに・・・><

 

なんて、うざい親

だったのでしょうね(;’∀’)

 

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息子と会話をするために大切なこと

 

このように、私は

息子の嫌がることばかりやっていました。

 

はたしてそんな人に、

本音を話すでしょうか?

 

あなただったら、どうですか?

 

あなたの価値観や気持ちを

大切にしてくれない人に、

素直に話をするでしょうか?

 

もちろん、そんなこと

したくないですよね~(;’∀’)

 

私だってそうですもん><

 

でも、こんな簡単なことも分からずに、

私は子育てをしていました。

 

そして今ではそんな私に対して、

息子に突き付けられたNO!

『不登校』であり

『ひきこもり』だったのではないかと

感じています。

 

それでは、ここから

息子と会話をするために

大切なことを

2つ、お伝えしていきます。

 

 

自分の価値観を押し付けない

 

まず、1つ目は、

自分の価値観を押し付けない

ということです。

 

息子のことで悩みだしてから、

格的にスタートした

心理の学びの中で、

実は、自分が良かれと思って

やっていたことが、

逆に、だめだったのではないかと

私は、少しずつ

気が付き始めたのです。

 

そしてそこから、

私の修行始まりました。

 

私がそれまでやっていた、

『自分の価値観を押し付ける』

ということ。

 

それは、

『私と息子は違う人間なんだ』

というところが

理解できていなかったか

起きていました。

 

赤ちゃんの頃から

成長するにつれて、

少しずつ、息子との間に

引いていかないといけなかった

心の境界線(バウンダリー)が、

しっかり

引けていなかったのです。

 

と言うか、以前の私は

息子と自分との間に

境界線があることすら

知らなかったのです(-_-;)

 

違う人間であれば、

当然、考え方も違うし

感じ方も違います。

 

という事は、

私が感じることと

息子が感じること、

それだって、当然

う可能性があるんですよね。

 

息子にも、

成長する中で培ってきた

息子なりの価値観が、

ちゃんとあったはずなのです。

 

だからこそ私は親として、

その息子の

価値観・感じ方・考え方・気持ちなどを

尊重する必要がありました。

 

ところが、そんな考えは

当時の私には全くなかったので、

母親としての自分の価値観を

押し付け続けて来たのです><

 

でも遅ればせながら、

やっとそのことに気付いたことで、

親子関係の改善へと

向かうことが出来ました。

 

ただ、頭では理解していても、

ついつい息子に対して

自分の価値観でジャッジをして

口出ししそうになる私が、

色んな所で顔を出してきて・・・

 

本当に私の中では

『自分との闘い』

を、延々とやっていました><

 

【参考記事】

子どもを黙って見守る方法

 

 

息子の価値観を認める

 

そして、2つ目は、

息子の価値観を認めることです。

 

実は、私は、

子育てに関して、典型的な

過保護・過干渉タイプでした。

 

息子が不登校になった当初に

相談したカウンセラーには、

『あなたは、もう一生分

子どもの面倒をみてきてるから、

いい加減手を離しなさい』

と言われたほど(>_<)

 

そこで私が、

子の価値観を認めるため

やっていたのは、

命にかかわること以外は

『黙って見守る』ということ。

 

これは私にとって、

苦行以外の何物でもありませんでしたが

頑張りました。

 

自分の価値観はいったん横において、

息子に対してのジャッジをしない練習を

ひたすら続けたのです。

 

初めのうちは、

イライラしたりモヤモヤしたり・・・(-_-;)

 

慣れるまでは

本当に大変でしたが、

その結果、

親子の関係性が劇的に改善していきました。

 

更に息子に対して、

穏やかでいられるようになったのが

私にとってすごく有難かったです^^

 

息子の価値観を

認めることが出来ると、

イライラしたり怒ったりする必要が

不思議と、無くなるんですね。

 

そして、自然に深い会話も

出来るようになっていきました。

 

そのうち、息子にも変化が表れ、

結果として、

ひきこもりから

抜け出すことが出来たのです(*^^*)

 

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【参考記事】

チェンジング・カウンセリング®のカリキュラムの内容とは?

チェンジング・カウンセリング®があなたに必要な理由

チェンジング・カウンセリング®とは何か?その全体像とは?

 

いかがでしょうか?

 

今日は、

「ひきこもりの息子と会話をするために大切なこと」

についてお伝えしてきました。

 

ポイントとなるのは、

息子が私とは別の人間であると言うこと。

 

あなたは私と同じ、

子育てに対して過保護・過干渉タイプですか?

 

そして、もしかしたら私みたいに、

あなたも息子さんに

自分の価値観でジャッジしては、

口出ししたりしていませんか?

 

そうだとしたら、

今日から息子さんに対して

あなたの価値観を

いったん封印してみてくださいね。

 

私と息子が

別々の人格を持った人間であるように、

あなたと息子さんも

別々の人格を持った人間です。

 

そこをしっかり頭に入れて、

息子さんには息子さんの価値観が

あることを認めること。

 

そして、もしあなたが、

過保護・過干渉の子育てをしてきたと

感じているのなら・・・

 

どれだけ頑張っても

今のやり方では

うまく親子関係が構築できないと

感じているのなら・・・

 

子さんの価値観を認めるために、

命にかかわること以外は

『黙って見守る』ということに

チャレンジしてみるのも

一つの方法ではないでしょうか?

 

あなたが息子さんと

しっかり本音で会話が出来るように、

私はあなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

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