あなたの『正義』を人間関係に持ち込まない方法
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
先日『あなたが自分の価値観を変えるのは誰のため?』という記事を書きました。
そこで今日も、価値観つながりです。
社会の中で生きている私たちは、
常に自分以外の他者との関係性の中で日々を過ごすことになります。
それは、家族だったり、友達だったり、職場だったり、趣味の仲間だったり・・・
このように、常にいろいろな人間関係の中で私たちは生活しています。
そうすると、どうしても意見や考え方の違いでぶつかることもありますね(;’∀’)
そんな時に必ず顔を出すのが、実は『正義』(正しさの剣)です。
そして、それを相手に押し付けてしまい、場合によっては大ゲンカに発展することも><
たとえば、あなたが「宿題は帰ってきたらすぐにやるもの」という正義を持っているとしましょう。
それに対して、子どもは「まずは遊んで楽しんでから宿題やろう!」と思っている。
すると、どうなるか?
あなたは、帰って来てすぐに遊んでいる子どもを見て、いらっ~~~~~~~~~><
そして「早く宿題やりなさぁぁぁ~~~い!!!」と怒鳴り散らす(;’∀’)
対して、子どもは「うるせぇ~遊んでからやるつもりだったのに!!!」と反撃。
「カ~~ン!」バトル開始のゴングが鳴り響き・・・本戦に突入(;’∀’)
これって、よくある日常の風景ですよね。
もちろん私も、子育て中はしょっちゅうこんなことをやってました><
だって、このメカニズムを知らなかったから(;’∀’)
要するに、こんな感じで私たちは、
色んな場面で自分の正義を使いながら相手を攻撃していくのです。
「1回会っただけで、もう2度と会う必要はないよ」
相手が、こんな関係性の人だったら特に問題は無いかも知れません。
ところが、これから先もず~っと関係が続くような場合、これでは大きなストレスになっていきますね。
あなたは、どうでしょうか?
自分の『正義』に従って正しさの剣をぶんぶん振り回し、人間関係でトラブルを起こしたことはありませんか?
これが続けば、人間関係もうまくいかなくて困りますね(;’∀’)
それではこんな時、自分の『正義』をどうしたらいいのでしょうか?
そこで今日は、
「あなたの『正義』を人間関係に持ち込まない方法」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
『正義』の押し付けで人間関係がうまくいかない理由
まず初めに、私たちが自分の正義を押し付けることで、
人間関係がうまくいかなくなる理由をお伝えしていきます。
それは、私たちにとっての正義がみんな同じとは限らないからです。
私たちは一人ひとりが必ず、自分の中に自分にとっての正義を持っています。
実はこの『自分にとっての』というところが大きなポイント!
あくまでも、自分にとっての『正義』であり、
それに基づいた自分にとっての『正しさの剣』なのです。
これは、「私には私の正義」があり、
「あなたにはあなたの正義」があるということ。
実は、それらの私たちの中にある正義は、自分が生まれてから成長する中で、
周囲の大人たちから刷り込まれてきた価値観によって出来上がってきたもの。
つまり、一人ひとり育ってきた道が違う・・・
出会った人や、教えられてきたことは人それぞれということ。
だからその中で作られてきた正義は、
みんなと同じこともあるかも知れないけれど、当然違っていることだってあるのです。
ところが私たちは、なぜか自分の正義を
『1番優先すべきもの、絶対に正しいもの』と勝手に思い込んでしまいがち(;’∀’)
そして、周りに押し付けていく><
だからこそ、人間関係で揉めてしまうのです。
その最大の揉め事として、戦争や紛争、内戦などがありますね><
最悪の事態です!
今も実際に、私たちのような一般市民が、
それらの闘いの真っ只中で苦しんでいる現状が、世界のあちこちで起きている><
と言うことは、それだけ自分の中の正義は、場合によっては
相手に対して、とてつもなく大きな影響を与えてしまう可能性があるということです。
そしてそんな正義が、私たちの中には、
数えきれないほどいくつも、いくつもありますね(;’∀’)
実は私は、子育ての中でこれを息子にやってきました><
私の正義による正しさの剣で、息子をガシガシ切ってきたのです><
私には、高校1年生の夏休み明けから学校に行き辛くなり、
高校2年の3月に退学した息子がいます。
息子は、今はもう社会人として元気に働いていますが、
高校退学以降そのままひきこもりになり長い年月を家で過ごした時期がありました。
その背景には、もちろんさまざまな要因があります。
でも、私が「良かれと思って」、私にとっての『正義』を
息子に押し付けてきたこともその要因の1つだと私は考えています。
息子には息子の正義があったのに・・・
息子には息子の考えがあったのに・・・
息子からその大事なものを、私は奪ってきたのです><
あなたはどうでしょうか?
周囲の人たちとのさまざまま人間関係の中で・・・
あるいは親子関係の中で、以前の私のようなことをやっていませんか?
あなたの『正義』を人間関係に持ち込まない方法
それではここから、あなたの『正義』を人間関係に持ち込まない方法をお伝えしていきます。
それは、ニュートラルな状態を保つために、正義を手放すことです。
【ニュートラル】
① (形動) 争っているいずれの側にもつかないこと。また、そのさま。中立。
※出典:精選版 日本国語大辞典 より抜粋
実は、私たちが自分の正義による正しさの剣を振り回している時。
それは、自分の価値観に従って相手や起きたことをジャッジしているのです。
だから「それではダメ!」「それは間違っている!」と、正義の剣を振り回し、
相手を批判したり非難してしまう。
でも、『これをやっているからこそ、相手との戦いが終わらない』ということに、
私たちはそろそろ気付いていく必要があります。
だって、相手には相手の価値観に沿った『正義』があるのだから・・・
右(自分)に片寄ると、左(相手)を批判する。
左(自分)に片寄ると、右(相手)を批判する。
ということは、ニュートラルな状態になれば、この批判のループから抜け出せるということ。
とは言え、ニュートラルってどんな状態?ですよね!
こんな時に分かりやすいかなぁと思うのが、昔懐かしい『シーソー』(笑)
昔の公園に置いてあった、『ぎったんばったん』しながら遊ぶ遊具ですね。
実は、このシーソーの中央、支柱の部分に立っているイメージです。
私は子どもの頃、よく真ん中に立って、
バランスを保ちながら、ぎったんばったんしても落ちないように頑張ってました(*^^*)
あなたも、そうやって遊んでいたことありませんか?
まさに、その状態です^^
真ん中に立ってるとどっちにも片寄らず、なおかつ両サイドがよく見えますよね!
何よりも、高い位置から俯瞰(ふかん)してみることが出来るのです。
そして、“清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)”という状態を目指していく!
心が広く、善でも悪でも分け隔てなく受け入れる。度量の大きいことのたとえ。
※出典:goo辞書より
その状態になるために、私たちは正義を手放していく必要があるのです。
自分の正しさの剣を振り回している間は、人間関係のまさつは続きます。
「私の方が正しい!」と、お互いに争い合うことになるからですね。
実は、この闘いの意識こそ、自分の中の『正義』が生み出してしまっているということ(;’∀’)
だから日常生活の中で、私たちがしっかりこれを意識しておくことが必要になるということですね。
そして、実践練習を繰り返すこと。
でも、今まで数十年かけて育ててきたやり方です。
そう簡単には変わりません(;’∀’)
とは言え、始めることで少しずつでも変わっていけるのです^^
「宝くじも買わなければ当たらない」って、言いますよね!
失敗してもいいから、まずはやってみること^^
その「行動の一歩」を踏み出すことで、あなたの意識の変化が始まるのです。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「あなたの『正義』を人間関係に持ち込まない方法」
というテーマでお伝えしてきました。
『正しさの剣』だったら持っていて当たり前!
それがあるから、社会は回っているんだ!
あなたは、そんなふうに考えているでしょうか?
それなら、あなたの周りを見回してみてください。
色んな所で、それぞれの正しさを押し付け合い、揉めている人たちがいませんか?
と言うことは、この激動の社会に必要なのは、
お互いジャッジをし合って闘うのではなくお互いが歩み寄る努力をすること。
そして、ニュートラルな状態を目指す!
そうすることで、新たな視点が生まれてくるのです(*^^*)
人間関係の中に、正義による『勝ち負け』は必要ありません^^
だからこそ、あなたも少しずつあなたの正義を手放していきましょう。
まずは、気付いた人からスタート!
今まさに私たちは、混沌とした社会を生き抜いていく必要があります。
だからこそ、私たち一人ひとりが、
まずは自分の意識改革から始めていくことが大切ですね(*^^*)
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング®』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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