『子どもを何とかしなきゃ!』と苦しんでいるあなたに出来ること
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
この記事を読んでいただいているということは、
あなたは子育てで悩んでいらっしゃるのでしょうか?
お子さんの不登校・ひきこもり・・・
あるいは、その他さまざまな問題行動だったり・・・
子育ての悩みってケースバイケースのため、
本当にいろいろありますよね。
今、あなたは、どんなことで悩んでいらっしゃいますか?
ちなみに私自身は、息子の不登校・ひきこもりという悩みを抱え、
どん底に落ち込んで、もがき苦しんでいた経験があります。
息をするのも苦しい日々。
この感覚は・・・息子が
5年以上の不登校・ひきこもりという状態を抜け出してから10年が過ぎ、
すでに家を出て、社会人として自立している今でも、
私の中になお鮮明に残されています。
そして、そのどん底から何とか抜け出したくて、
息子のことを「何とかしなきゃ!」と頑張っていたのが当時の私><
だからこそ、今のあなたの気持ちがとてもよく理解できるのです。
でも、ちょっと待って下さい!
実は私がそう考えている間、息子の状態は全く変わらなかったのです。
それでは、いったいどうすればいいのでしょうか?
そこで今日は、
「『子どもを何とかしなきゃ!』と苦しんでいるあなたに出来ること」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
『子どもを何とかしなきゃ!』と考えてしまうのはどうして?
私たち母親は、『子どもをなんとかしなきゃ!』と考えてしまうからこそ苦しむわけですよね。
そこで、まず初めに、その理由についてここから2つお伝えしていきます。
子どもを世間の価値観に沿って育てなければという思い込みがある
まず1つ目は、私たちの多くが、
世間の価値観に沿った『ふつう』とか『当たり前』の子育てをしなきゃいけない
という思い込みを持っているからです。
たとえば・・・
学齢期になれば、学校に行くこと。
中学や高校、大学に進学すること。
学校を卒業したら、社会人として自立すること。
これが、いわゆる世間でいう所の『子どものあるべき姿』なわけです。
これらの思い込みが強ければ強いほど、
そのレールから外れてしまった我が子を認められず、
『子どものあるべき姿』に戻すために『なんとかしなきゃ!』と、もがき苦しむ・・・
今振り返ると、まさに私自身はこうでした。
もしかしたら、あなたもそうではありませんか?
つまり、真面目に子育てに取り組み
【我が子を、まっとうに育てないといけない】と思って頑張れば頑張るほど
逆にそこに囚われてしまい、子どもの状態をより問題視して苦しんで身動きが取れない
という負のスパイラルに突入していくのです><
そして「子育てに失敗した母親」というレッテルを自分に貼って、更に辛い思いをしてしまうことも・・・
あなたは大丈夫ですか?
母親一人に子育ての責任が負わされている
次に2つ目は、母親一人に子育ての責任が負わされているからです。
だからこそ、私たち母親が追い詰められてしまう><
あなたは今の日本では、【子育て】に
【孤育て(こそだて)】という字を当てることがあるのを知っていますか?
それくらい今の社会において、
『孤立した中での子育てを母親一人が強いられている』ということが見て取れますよね。
ただでさえ女性は、
育児だけでなく家事全般や介護などの家族の世話に加え、
社会で働くことも期待されています。
シングルマザーで頑張っている女性達も、本当にたくさんおられる。
まさに、“スーパーウーマン”状態ですよね><
それなのに、悩んだり困ったりした時に
誰かに助けを求めることもままならずに一人で抱え込んで苦しむ。
そして、自分を責めながら『私が子どもをなんとかしなきゃ!』ともがき苦しむ><
あなたもそうではありませんか?
『子どもを何とかしなきゃ!』と苦しんでいるあなたに出来ること
それではここからは、
『子どもを何とかしなきゃ!』と苦しんでいるあなたに出来ることを
2つお伝えしていきます。
肩の力を抜く
まず1つ目は、肩の力を抜くことです。
今のあなたは、毎日必死にがんばり続けていませんか?
お子さんの様子を一喜一憂しながら見つめ続け、
仕事や買い物等の必要最低限のこと以外、
自由に出かけることもできない状態ではありませんか?
そんな緊張状態ばかりでは、きっと身体はガチガチですよね><
そして、それが続けば、
あなた自身が身体を壊してしまうことにもなりかねません。
そこで、ちょっとしたことでいいんです。
何か、自分がホッとできるようなことをやって、肩の力を抜いてみてくださいね。
お気に入りの近所のカフェに行ってみる。
友達とおしゃべりをしながら、散歩するのもいいですね。
もちろん1人で散歩もOK。
5分でいいので、家でコーヒータイムの時間を取るのもいいですね~
お風呂に、ゆっくり入ってリラックス。
それすら出来ない時は、深呼吸だけでもしてみてくださいね。
肩の力を抜いて身体をゆるめると、あら不思議!
心も一緒に緩んでくる~~~(*^^*)
【参考記事】ストレス解消に効果のある3つのR
自分に焦点を当てる
次に2つ目は、自分に焦点を当てることです。
私たちは人間なので、
一人ひとり性格が違うし考え方や受け取り方、感じ方も違います。
もちろん、子どもだってそうですよね!
ということは、あなたがお子さんに望んでいる状態を
お子さん自身も望んでいるとは限らないのです。
だって、あなたとお子さんは別々の人格を持った人間同士なのだから。
子どもの年齢にもよりますが、親子だからといって、
無理やりお子さんを動かそうとするのは難しいということです。
だからこそ、自分に焦点を当てることが必要なのです。
そして、こんな質問を、自分自身に投げかけてみてください。
「どうして私は、こんなに子どもを何とかしなきゃ!と頑張ってしまうのだろうか?」
きっと色んな答えが、あなたの中から生まれてくると思います。
そうしたら自分のことなので、あなた自身が自分で何とかできるはず(*^^*)
よく名言で出て来ますよね!
【過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる】
(カナダの精神科医エリック・バーン氏)
お子さんではなく、自分に焦点を当ててみることで、
必ず見えてくるものがあるはずです。
そしてそれは、きっとあなたの次のステップに繋がっていると私は考えています。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「『子どもを何とかしなきゃ!』と苦しんでいるあなたに出来ること」
というテーマでお伝えしてきました。
私は、ほんとうに誰よりも強く、ひきこもりだった息子を
「なんとかしなくちゃ」「このままだと最悪の状態になる」と考えていたと思います。
だから、なんとかして息子を動かそうとしていました。
でも、そうすればするほど、息子との関係はどんどん悪くなっていく><
何度もバトルを繰り返しましたが、そんな中で
一番大事なことは「息子が生きている」ということだと気付けたことが、
私にとっての大きな転機になりました。
そこでやっと、私は腹をくくることができたのです。
そして、息子を何とかしようと執着していた自分を手放し、
自分に意識を向ける練習を繰り返してきたことが、今の私に繋がっています。
そして私の変化につれて、なぜか息子も動き出し、
いつの間にかひきこもりから抜け出していきました(*^^*)
あなたも、今まで試して来たことがうまくいっていないのなら、
お子さんに執着している手を少しずつ緩めていき、
自分に焦点を当てる練習をしてみるのもありかも知れませんね。
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?