『不満』を味方にするための2ステップ
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
あなたは今、自分の置かれている状況や環境、
あるいは自分自身に対して満足していらっしゃいますか?
実は私たちは、多かれ少なかれいろんなことに対して、
不満を感じている状況がありますよね(;’∀’)
それは、あなたも同じだと思います。
それでは、不満を持つことって悪いことなんでしょうか?
あなたはどう思いますか?
以前は私自身もそうでしたが、今まで相談を受けていく中で、
多くの方たちが不満を悪いこととして捉えている状況が見受けられます。
でも、本当にそうでしょうか?
そこで今日は、
「『不満』を味方にするための2ステップ」
というテーマでお伝えしていきます。
目次
『不満』を持ち続けるとどうなる?
それでは、私たちが不満を持ち続けるとどうなるのかについて、考えていきましょう。
当然不満があると、グチが出てしまいますね。
そして、グチを言い続ける状況が延々と続いていく。
それを誰かに話すことで何とかやり過ごしていれば、まだいいです(;’∀’)
ところが誰にも話せないときには、自分の中にドロドロの塊のように腰を据えてしまって><
これでは辛いですよね、苦しいですよね・・・
この状態が、何ヶ月・何年・何十年と続いてしまうと、それこそ心身への影響も生じかねません。
もちろん、マイナスの影響です。
これでは、『不満は悪いもの』と考えてしまうのも当たり前ですね。
私たちは、不満やグチを軽く考えてしまいがちですが、
それを長期間持ち続けることで私たちの中に起こる変化も、しっかり考えていく必要があります。
そしてこの場合、問題なのは『不満があること』ではありません。
ずっとそのまま『不満を持ち続けている』という状況です。
もし、あなたが今そういう状況にいるのであれば、
実はその状況を選んでいるのはあなた自身かも知れません。
ということは、あなた自身の選択次第で状況が変わっていく可能性があるということ。
それでは、不満を悪いものではなく味方にするにはどうしたら良いのでしょうか?
『不満』を味方にするための2ステップ
それではここから、不満を味方にするための方法を
2つのステップに分けてお伝えしていきます。
不満の原因や理由を振り返って考えてみる
まず初めのステップは、その不満の原因や理由を振り返って考えてみること。
不満があるからには、必ずその原因や理由があるはずです。
ところが私たちは、そこを考えることなく
現状に対する不満をグチにしてたれ流していく状態が続いてしまいます。
頭の中でグルグルと考えているだけで、「仕方がない」とあきらめてしまう。
これ、私も長い間やり続けていました(;’∀’)
あなたはどうでしょうか?
では具体的に、こんなケースで考えてみましょう。
結婚生活20年を迎えたAさん。
夫婦共働きなのに、これまで家事・育児のほとんどをAさんがこなしてきました。
こんな状況って、不満が溜まっていきがちですよね><
本当に、よくあることだと思います。
Aさんは、もう夫に期待することはやめて淡々と生活を送っているつもり。
でも実は、不満はどんどんAさんの中に積み重なり溜まっていく一方です。
そして「期待はしない」とあきらめていても
「せめて、毎朝のゴミ捨てぐらい行ってくれたら助かるのに・・・」と考えてしまう。
こんな時、ずっと不満を持ち続けてしまっているAさんが出来ることはなんでしょうか?
あなたがこういう状況だったら、どうしますか?
それでは、ここで大切なポイントをお伝えします。
Aさんがやるべきことは、自分を振り返って考えてみること。
じゃ、なにを考える?
まず初めに、Aさん自身の価値観についてです。
共働きの中で、ずっと一人で頑張って来たAさん。
もしかしたら「家事・育児は女性である私の仕事」として、
過剰に受け止め過ぎている可能性がありますね。
だからこそ、一人で抱え込んで苦しんでいるのかも知れません。
そのためAさんが、自分の価値観に縛られて苦しんでいたことに気付き、
それをゆるめていったらどうなるでしょうか?
夫に頼ることを自分に許可して、SOSを出してもいいんだと思える。
その結果、
「あれっ、そう言えば私、(夫に)ゴミ捨てに行って欲しいって伝えたことあったかな?」
と、気付いたらしめたものです(*^^*)
不満を少しでも解消できるような行動をする
次に2つ目のステップは、不満を少しでも解消できるような行動をすること。
最初のステップでAさんが、
夫にゴミ捨てについて伝えていなかったことに気付いたとします。
夫に対して不満があるのに、それを自分の中に溜めていた状態です。
そこに気付いたら、夫に「ゴミ捨てに行ってほしい」と、実際に頼んでみることができますね。
これは、Aさん自身の行動です。
でも、夫が実際にゴミ捨てをするかどうかは、夫の考えによって夫が決めること。
だから伝えた結果がどうなるかは、夫次第なのです。
「あ~そっか!じゃぁ、ゴミ捨ては毎朝ぼくが行くよ」と快く引き受けてくれるかも知れません。
あるいは「朝からそんな時間ないよ!無理言わないでくれ!」と拒否されるかも知れません。
つまり夫の行動に対しては、Aさん自身は何もできないのです。
ただ、ここで大切なのは、夫の反応ではなく
『夫に対して自分がしっかりと伝えられた』という事実です。
自分の不満を解消するために、ちゃんと行動できたということ。
これがポイントです。
自分のために、自分を守る行動をとれたこと。
結果的に夫がごみ捨てを引き受けてくれれば、最低のハードルではあるけれど、
もんもんと持ち続けていた不満の一つが解消されますね!
うまくいけば時間はかかっても、もっと他の家事も夫に渡していけるかもしれません^^
そして、もし拒否されたとしても、
「自分で行動できたこと」で、Aさん自身の自己肯定感が上がるのです(*^^*)
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、
「『不満』を味方にするための2ステップ」
というテーマでお伝えしてきました。
私たちは頭で考えているだけでは、なかなか行動につなげることができません。
また、行動につなげていくために必要なものの一つが、エネルギー。
「今の状況から抜け出したい!」
「今の状況を少しでも改善したい!」
「自分の心を守りたい!」
こういう、前に進むためのエネルギーですね。
そしてなんと、不満は行動するために必要なエネルギーになっていくのです(*^^*)
「私さえ我慢していれば・・・」が、限界に来ると
「もう、いや~~~~~~~~~~」という思いが生まれ、それが原動力になっていくから。
もちろん、その手前で気付ければもっと良いですね^^
ところが現状というのは、自分にとっては当たり前の状態。
だから、一人では気付きにくいのです(;’∀’)
不満が溜まっていて苦しい!
でも、どうしていいのか分からない><
よく相談の中でも出て来るワードです。
もしあなたもこういう状況だったとしたら、
その不満を味方にして、今のあなたに出来ることを私と一緒に考えていきませんか?
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング®』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
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~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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