母親とひきこもる子どもの背景にある共通点

 

こんにちは。

 

《40代、50代女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

このブログを読んでいただいているということは、

あなたのお子さんはひきこもりの状態なのでしょうか?

 

そして、あなたもそれを、

とても大きな悩みに感じている><

 

親子で、苦しみの波に

のみこまれていませんか?

 

お子さんの将来のことを考えては、

不安で眠れない夜を過ごしていませんか?

 

お子さんは、どれぐらいの期間

ひきこもっているのでしょうか。

 

新聞・テレビなどで、

ひきこもりに関する報道がされるたびに、

大きなプレッシャーを

感じてしまうかも知れませんね。

 

大丈夫ですか?

 

私にも、高校1年で不登校になり、

そのままひきこもりになってしまった息子がいます。

 

長い間ずっと、

毎日辛くて本当に苦しい日々でした。

 

先のことを考えると不安で不安で、

眠れない夜をどれだけ過ごしてきたでしょう。

 

あなたもきっと、

今はそんな状態なのでしょうか?

 

だから、あなたの先の見えない不安な気持ちが

とてもよく分かります。

 

実は息子のことがあってから、

私は自分自身がさまざまな学びを重ねています。

 

そうするうちに、

あることに気付いたのです。

 

それは、私自身のココロ(気持ち)が

楽になるにつれて、

息子も元気になっていくこと。

 

まるで、私のココロ(気持ち)と息子の行動が、

リンクしているかのように・・・

 

そして、1つずつステップアップしながら、

結果的に彼は、5年以上の

ひきこもりから抜け出すことが出来たのです^^

 

そこで今日は、

「母親とひきこもる子どもの背景にある共通点」

というテーマで、お伝えしていきます。

 

 

母親が感じる子育てへのプレッシャー

 

私たち母親は、個人差はあれども、

一般的に、子育てへのプレッシャーを

感じていることと思います(-_-;)

 

それは、どうしてなのでしょうか?

 

母親が、我が子を

「良い子に育てること」

「まっとうに育てること」に

神経を遣っているからです。

 

そして、そこに

自分の存在価値を見い出していることが

多いのです。

 

私たち女性は、

子どもが生まれた瞬間に、

特に子育てに関する知識もないまま

母親になります。

 

そこから初めて、

母親としての歩みがスタートしますσ(^_^;)

 

まさに、

手探り状態での子育て><

 

昭和の時代は、

まだ地域の交流も活発で、

お互いに助け合いながら子育てをしていましたよね。

 

3世代同居の家庭では、

子育て経験のある

祖父母の協力も得られていました。

 

ところが、今は

核家族化が進み、

隣近所との交流もあまりない。

 

未婚や離婚のため、

シングルで子育てをしている人も・・・

 

となると、

子育て経験の乏しい母親が、

1人で子育ての責任を

担う状況が多くなっていきます。

 

母親1人に、

過重に背負わされた子育ての責任><

 

そのプレッシャーに

押しつぶされそうになりながら、

子どもに向き合い1人でがんばる母親。

 

そんな構図が、見えてきませんか?

 

あなたは、どうでしょうか?

 

お子さんを

しっかり育てないといけないと思って、

ここまで必死に

1人でがんばってきたのではありませんか?

 

本当に、大変だったですね><

 

 

なぜ母親だけに子育ての過重な責任がかかるのか

 

それでは、なぜ母親だけに

子育ての過重な責任が

かかってしまうのでしょうか?

 

それは、世の中にある

『理想の母親像』とか

『3歳児神話』など、

女性を苦しめる価値観が

根深く残っているからです。

 

あなたも、聞いたことがありませんか?

 

そこにあるのは、

『男は仕事、女は家庭』という

性別役割分担意識です。

 

これは、性別によって

役割が決められてしまう考え方。

 

男らしさ、女らしさという言葉だと、

その期待されている役割が、

よりイメージしやすいのではないでしょうか?

 

男性は外に働きに行き、

給料を貰って経済的な面で家族を支える役割。

 

女性は家で家族の世話をして、

給料を貰わずに家事・育児・介護等を行う役割。

 

このように、性別だけで

画一的に役割を当てはめてしまうのが、

性別役割分担の考え方です。

 

でも、私たちの中には、

女性でも、料理が苦手とか、

掃除が嫌いなんていう人だっているんです。

 

男性でも料理上手や・掃除好き、

子どもと過ごすことも大好き

という人も、もちろんいますよね。

 

男性でも、細かい気遣いの出来る人もいれば、

女性でも、力持ちで頼りがいのある人もいる。

 

だけど・・・

 

その人のその人らしさよりも、

性別によって役割が決められてしまう><

 

今の私たちの社会は、

このような性別による偏見が

根深く残っています。

 

そして、特に女性の場合、

自分を犠牲にしてでも家族の世話、

ケア役割をすること。

 

暗黙の了解のもとに、

私たちにはそれが期待されているのです。

 

これが、理想の母親像であり、

3歳児神話などの考え方に表れています。

 

でも、たとえば

3歳児神話に関しては、

厚生労働省のホームページ、

『平成10年版厚生白書の概要』の

第2章 自立した個人の生き方を尊重し、お互いを支え合える家族

の中で、次のように書かれています。

 

三歳児神話(子どもは三歳までは、常時家庭において母親の手で育てないと、子どものその後の成長に悪影響を及ぼす)には、少なくとも合理的な根拠は認められない。

 

また、女性に期待されている役割に関しても、

同じく『平成10年版厚生白書の概要』の

第2章 自立した個人の生き方を尊重し、お互いを支え合える家族

には

 

妻が常勤(フルタイム)就業で夫と均等に家計費を負担している場合でも、家事は妻が中心。

○ 育児についても母親がその大半を担っており、「夫は仕事、妻は家事も育児も仕事も」といった女性が二重、三重に負担を負う状況。

子育てにおける「母性」の果たす役割が過度に強調され、絶対視される中で、「母親は子育てに専念するもの、すべきもの」という社会的規範が広く浸透。 

 

このように、書かれているのです。

 

これを読んで、

あなたはどう感じたでしょうか?

 

第2章 自立した個人の生き方を尊重し、お互いを支え合える家族

 

ここには、もっと

あなたに知って欲しいことがたくさん書かれているので、

ぜひあなた自身が主体的に、

このページを読んでみてくださいね。

 

このように、

「女性としての役割」「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き

ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが

チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。

 

あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、

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【参考記事】

チェンジング・カウンセリング®のカリキュラムの内容とは?

チェンジング・カウンセリング®があなたに必要な理由

チェンジング・カウンセリング®とは何か?その全体像とは?

 

 

母親とひきこもる子どもの背景にある共通点

 

2章で、今の社会では、

子育ての過重な責任が、

母親1人にかかっている現状について

お伝えしました。

 

それでは、

母親とひきこもる子どもの背景にある共通点とは、

なんでしょうか?

 

それは・・・

 

世間の価値観に縛られているということ><

 

子育てへの責任を1人で背負い、

プレッシャーを感じている母親が、

子育てで結果を残そうと頑張るのは、

ある意味当然のことです。

 

それしか、

自分の価値を見出せない状態に

追い込まれていることが多いからですね。

 

ということは、

子どもはそのプレッシャーを、

丸ごと受け止めなければいけないわけです><

 

社会に期待されている理想の母親になるために、

自分を犠牲にして苦しみながら頑張っている母親。

 

そしてその母親の期待に応えるために、

今度は子ども自身も

自分を押し殺して良い子になろうと頑張るのです。

 

本来の自分ではなく、

母親の望む良い子、つまり

世間の価値観に合った良い子になろうとするのです。

 

そのうちに、

いつの間にか、

疲れ切って苦しくなっていく・・・

 

そして、ついには

力尽き外に行けなくなってしまう><

 

母親が、本来の自分のキャパシティーを超え、

一生懸命がんばって、立派な子育てをしようとする。

 

それは、極端に

『理想の母親像』にとらわれてしまうこと。

 

これが、子どもへのプレッシャーに

なりかねないということを、

私たちはしっかり意識しておく必要があります。

 

私自身、息子を

世間の価値観に合った良い子の枠にはめようと、

怒ってばかりいました><

 

息子の良い面を、

見ようとしていませんでした・・・

 

息子の個性を、

矯正しようとしてばかりいたのです。

 

それは、私自身が

『良い母親という肩書き』を求めていたから><

 

自分に自信がなく、

そんな自分を守るために、

子育てで評価を得ようとしていた。

 

それこそがまさに、

『理想の母親像』に捉われた結果です。

 

子育てに自分の価値を見い出すと同時に、

私は、我が子に対して精神的に依存していた><

 

それによって、悲しいことに

親子で苦しむ結果になっていたのです・・・

 

【参考記事】

ひきこもる前の子どもに戻って欲しいと願うことの意味

子どものひきこもりで母親が辛いのはどうして?

 

いかがでしょうか?

 

今日は、

「母親とひきこもる子どもの背景にある共通点」

というテーマで、お伝えしてきました。

 

あなたがもし、私のように

『理想の母親像』に捉われて

子育てをしていたとしたら・・・

 

『母親である前に、

まずは1人の人間としてしっかり生きる』

 

そのことの大切さを、

あなたは知らなかったのだから・・・

 

そんなことをしてもいいって、

あなたは知らなかったのだから・・・

 

だから、そんな自分を責めるのではなく、

これから前を向いて

精神的な自立を目指していくこと。

 

それが、お子さんとの

適切な距離感を持つことであり、

またあらゆる人間関係において、

良い距離感を持てることにも

つながっていくはずです。

 

そして、それはきっとあなたの生き辛さや、

人間関係での悩みを減らしていってくれるはず(*^^*)

 

周りの人に対して

変わるように求める事は、楽ですよね。

 

自分は、何もしなくていいのですから(;’∀’)

 

でも、周りの人に求めても、

それをやってくれるかどうかは、

あなたではなくその人の判断であり、

選択ですよね。

 

あなたに出来ることは、

あなたが自分で決められること。

 

あなたの責任において、

自分が出来ることだけなのです。

 

あなたはまず、

何からやってみますか?

 

あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~

 

 

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導くチェンジング・カウンセリング®

「女性としての役割」や「女らしさ」に囚われ、
「こうしなきゃ!」と自分を追い詰めて苦しんでいる
40代・50代女性のあなたへ

あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?

ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。

あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?