旦那の機嫌取りに疲れた人にこそジェンダーの視点を

 

こんにちは。

 

《女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

このブログを読んでいただいているということは、

あなたは毎日、

旦那さんの機嫌をとるのに

疲れ切っているのかも知れませんね。

 

しかも、ひきこもりという

悩みまであるのでしょうか?

 

あなたが

『旦那さんとの関係性』と

『ひきこもり』という、

ダブルの悩みを抱えているとしたら、

本当に辛いことだと思います。

 

毎日、生活をするだけで、

精一杯なのではないでしょうか・・・

 

体の疲れと心の疲れが、

少しでも取れていますか?

 

ときには何もかも忘れて、

ゆっくりできる時間があるといいですね。

 

私たちは複数の悩みを

同時に抱えてしまうと、

全部が絡みあい、

こんがらがってどうしていいかわからない、

という状況になりがちです(-_-;)

 

そんな時にはとりあえず、

1つずつ別々に考えていくことが大事。

 

そしてもし、あなたのひきこもりという悩みが、

お子さんのことだとしたら・・・

 

もしかするとお子さんのひきこもりに、

あなたの夫婦関係が

影響を与えている可能性もあります。

 

だから、まずは夫婦関係について

少し整理をしてみませんか?

 

そこで今日は、

「旦那の機嫌取りに疲れた人にこそジェンダーの視点を」

という内容について、お伝えしていきます。

 

 

 

旦那の機嫌取りに疲れる理由

 

あなたが、旦那さんの機嫌取りに

疲れるのはどうしてか?

 

その一番大きな理由は、

子どもの頃から刷り込まれてきた

女性はケア役割を担うべきであるという意識が、

あなたの中に

深く根付いているからかも知れません。

 

その視点で、これから

2つの背景をお伝えしていきますね。

 

 

旦那との上下関係

 

まず1つ目は、

旦那さんとあなたとの上下関係です。

 

以前、義母との間の上下関係に関して

書いた記事がありました。

 

あなたにとっては

無意識かも知れませんが、

実は旦那さんとの間にも

それはあるのです。

 

ここでちょっと、

配偶者の3種類の呼び方の意味を、

goo辞書から引用してみましょう。

 

旦那 商家の奉公人などが男の主人を敬っていう語。「店の大―」

     妻が夫をいう語。他家の夫をいう場合もある。「お宅の―」

 

主人 自分の仕える人。雇い主など。「主人の不興を買う」

     妻が他人に対して夫をさしていう語。「主人は出張しております」

 

:配偶者である男性。結婚している男女の、女性を「妻」というのに対し、男性をいう語。亭主。「―のある身」⇔妻。

 

※出典:goo辞書から抜粋引用

 

改めてこうして確認すると分かる通り、

あなたが呼んでいる『旦那』には、

『商家の奉公人などが男の主人を敬っていう語』

という意味があるのです。

 

ところが、

「うちのダンナがさぁ~」

「うちの主人ったらね~」

「お宅のご主人って~」などの会話が、

私たちの日常では

普通に飛び交っていますよね。

 

それがあまりに当たり前過ぎて、

あなたはなんの違和感も

持たないかも知れません。

 

だけど、

よ~く意味を考え直してみると、

すでに呼び方からして上下関係・・・

 

というか、実際に夫婦間で

主従関係が出来上がっている可能性が

あると思いませんか?

 

そうすると、奉公人は

旦那様に仕えるのが仕事なので、

その方の機嫌を損ねるなんて

とんでもないこと。

 

だから、あなたは

旦那さんの機嫌取りに一生懸命で、

疲れ切ってしまうのです><

 

だって旦那様の機嫌を損ねると、

奉公人は家を追われてしまうのだから・・・

 

なんていうイメージが、

浮かんできませんか?

 

【参考記事】義母にひきこもりの子どもへの対応を口出しされていや!

 

 

ジェンダーバイアスという視点

 

それでは、なぜあなたに、

配偶者のことを

『旦那』と呼ぶような意識が

根付いているのでしょうか?

 

それこそが、

『ジェンダーバイアス』による考え方です。

 

では、ジェンダーバイアスとは

なんでしょうか?

 

あなたは、この言葉を

聞いたことがありますか?

 

ジェンダーとは、

性別によって社会的に

期待される役割などの社会的性差。

 

そして、バイアスとは

偏見・先入観。

 

つまり、ジェンダーバイアスとは、

男女の役割について

かたよった固定的な観念を持つことです。

 

社会の、女性に対する評価や扱いが低く、

差別的なことでもありますよね。

 

だからこその

「旦那」や「主人」という

呼び方なのです><

 

そして私たち女性は、

旦那様やご主人様が

日々心地よく過ごせるように、

身の回りの世話をしたり

機嫌を取ったりする役割を、

期待されているのです。

 

こうやって考えていくと、

あなたが、なぜ旦那さんの

機嫌取りに疲れているのかが、

理解しやすいのではないでしょうか。

 

 

【参考記事】

家族の機嫌をとることに疲れている人の対処法

 

 

旦那の機嫌取りに疲れたときの対処法

 

それでは、旦那さんの

機嫌取りに疲れたときには、

どうしたらいいのでしょうか。

 

その対処法について、

ここから2つお伝えしていきます。

 

 

対等な人間関係を築く

 

まず1つ目は、

旦那さんとの対等な人間関係を

築くことです。

 

1章で、あなたの夫婦間で、

無意識に主従関係が

出来上がっている可能性がある、

ということをお伝えしました。

 

あなたは、日常の

旦那さんとのやり取りの中で、

自分ではどのように感じていますか?

 

もしかしたら、あなたの頭の中に

「養ってもらっている」

「食べさせてもらっている」という考えが

フッと浮かんだりすることがありませんか?

 

そうだとしたら、

それはまさに主従関係を

表しているということかも知れませんね。

 

そこで、あなたが

意識しないといけないことは、

『夫婦は互いに対等な関係性である』

ということです。

 

それでは、あなたが

いろいろな公的な書類を書く時のことを、

ちょっと思い出してみてください。

 

書類上の『続柄』という欄が、

結構色んな書類にはありますよね。

 

そこにあなたは、

なんと書き込んでいますか?

 

そこには、

旦那とか主人ではなく、

『夫』と書いているのではないでしょうか。

 

このように公的な機関で、

配偶者に対して慣用として使われているのは、

『夫』なのですね。

 

つまり、先ほどの

3種類の配偶者の呼び方のうち、

対等な関係の呼び方は

『夫』なのです。

 

とは言え、あなたにとって

長年親しんできた

『旦那』という呼び名を、

突然変えることは

難しいかも知れません。

 

何だか、恥ずかしいような気持に

なっちゃいますよね^^

 

私だって、いまだにそうですから(;’∀’)

 

そこで、まずはあなたの意識の中だけでも、

旦那さんと

対等な人間関係を結んでいるというふうに、

上書きをしていってみて下さいね。

 

あなたの中の、意識改革です^^

 

何度も何度も、繰り返し繰り返し、

自分に言い聞かせてあげてください。

 

あなたと旦那さんは、対等な関係なんだと・・・

 

こうして意識が変わっていくと、

少しずつ行動も変わっていきます(*^^*)

 

 

『良い妻』をやめる

 

2つ目は、『良い妻』をやめるということです。

 

私たち女性の中に刷り込まれている、

『理想の女性像』

 

これは、本当に強固です><

 

そのために、たくさんの女性たちが

苦しんでいる現状があります。

 

『良い妻』

『良い母』

『良い嫁』

『良い人』・・・

 

そういう枠組みの中に

自分を入れ込もうとして、苦しむのです。

 

でも、私たちは一人ひとり、

考え方も価値観も違います。

 

性格だって、それぞれ違います。

 

だから、あなたが

旦那さんの機嫌取りに疲れているのなら、

その状態はあなたにとって

“ やり過ぎ ” だということ。

 

あなたのキャパシティーを、

すでに越えているのです><

 

だったら、そろそろ

『良い妻』という縛りから、

自分を解放してみませんか?

 

良い妻の証である機嫌取りを、

少し減らしてみませんか?

 

いきなりやめるには、

すごく勇気がいると思います。

 

だけど、ちょっと減らすくらいだったら、

練習しながら少しずつ

出来るようになるのではないでしょうか。

 

そして、空いた時間で、

疲れ切ってる自分をいたわり、

ねぎらってあげて下さいね。

 

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【参考記事】

チェンジング・カウンセリング®のカリキュラムの内容とは?

チェンジング・カウンセリング®があなたに必要な理由

チェンジング・カウンセリング®とは何か?その全体像とは?

 

いかがでしょうか?

 

今日は、

「旦那の機嫌取りに疲れた人にこそジェンダーの視点を」

という内容についてお伝えしてきました。

 

近年、大きな社会問題となっている

DV(ドメスティックバイオレンス)という

夫婦間暴力のことを、

あなたは知っていますか?

 

ドラマでも、よく題材として

取り上げられているので、

見たことがあるかも知れませんね。

 

実は、子どもの前でDVがあると

『面前DV』として

児童に対する心理的虐待

とみなされるようになりました。

 

それくらい、家庭における父母の関係性は、

子どもにも大きな影響を及ぼすのです。

 

そのDVにおいての問題点は、

片方が強大な力を持つことによる

支配やコントロール。

 

あなたの家庭は、

もちろんそんなことは無いと思いますが、

夫婦が対等な関係であることは、

お子さんにとっても

家庭が安心・安全な守られた場

ということなのです。

 

そのことを、

しっかり意識していてくださいね。

 

まずは、夫婦関係を見直してみること。

 

そこが改善されることによって、

安心したお子さんが

自然と元気を取り戻していけるかも知れません。

 

行動あるのみですね^^

 

あなたが1日も早く、ひきこもりという悩みから解放されることを願っています。

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

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