動き始めたひきこもりの息子が心配な時の対処法
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
私には、高校1年で不登校になり、
高校2年の学年末に退学し、所属がなくなって、
ひきこもりへと移行した息子がいます。
当時の私は、息子が家にずっといることで、
はじめのうちは、ものすごくストレスを感じていました。
「いつまでこうして家にいるんだろう」
「いつになったらこの子は、動き出すんだろう」
このように、家から外に出ないことが心配で、
息子の将来をとても不安に感じていました。
ところが、そのくせ、
いざ息子がアルバイトに行き出すと、
今度は、動き始めたからこその心配が顔を出し
苦しくなっていく(;’∀’)
そんな私みたいに、
ひきこもりの子どもが動き出したことで、
心がざわざわしてしまっている方も
多いのではないでしょうか?
そこで今日は、
「動き始めたひきこもりの息子が心配な時の対処法」
というテーマでお伝えしていきます。
動き始めたひきこもりの息子が心配な時の対処法
それでは、ここから
動き始めたひきこもりの息子が心配な時は
どうしたらいいのかを
3つのステップでお伝えしていきます。
なにが心配なのかを自分に聞いてみる
まず1つ目は、なにが心配なのかを自分に聞いてみること。
ただ漠然と、
「心配だ、心配だ」と思い悩んでいるだけではなく
何が心配なのかを具体的に知ることで、
何らかの対処法が分かってくるのです。
あなたも、自分自身に
ちょっと聞いてみてくださいね。
どんな心配の種が、見つかったでしょうか?
たとえば私の場合は、
「バイトに間に合うようにちゃんと起きられなかったらどうしよう」
「バイト先でしっかり働けなかったらどうしよう」
「同僚と、ちゃんとコミニケーションが取れるのかな?」
という心配。
さらに、バイト先で
仕事仲間ともめごとがあったりしたら、
息子が傷付くのではないかなぁという不安や心配。
だから実際に、バイト先でイヤなことがあったり
仕事の内容が気に入らなかったりした息子が、
帰ってきてからグチを言っているのを聞くと
私の不安や心配もマックスに><
それでも、自分に対して
質問を重ねていくことで見つかったもの。
結局、根底にあったのは、
「せっかくいっぽを踏み出した息子が、
また挫折してしまうのではないか」
という恐怖でした><
自分の問題と息子の問題を分ける
2つ目は、自分の問題と息子の問題を分けること。
自分に対して質問をしていくと
「せっかくいっぽを踏み出した息子が、
また挫折してしまうのではないか」
という恐怖が見つかりました。
でも、だからと言って、
どんなに私が心配しても、
実際にバイトに行くのは息子です。
もし、寝過ごして遅刻しても、
無断欠勤しても、
仕事仲間とのコミュニケーションがうまくいかなくても、
仕事で失敗しても、
怒られても・・・
それら全てが、息子の選択と行動の結果なのですよね。
つまり、私には何もできないと言うこと。
しかも、忘れてはいけないのは・・・
実際には、
まだ、起きていないことなのですよね(;’∀’)
そして、もし現実にそういうことが起きたとしても
その結果をどう受け取るかは、息子自身が決めること。
だから、私は、私にできるサポートとして
黙って見守ることに徹していました。
息子の話すグチは、
気持ちに共感しながらただひたたすら聴く。
私自身の不安は、自分の中にしっかり仕舞い込み、
息子に背負わせない。
こうして私は、
『まだ起きてもいないことを心配している』という
自分の問題に取り組んだのです。
【参考記事】
自分のことに集中する
最後に3つ目は、自分のことに集中すること。
5年以上、家から
ほとんど出ない生活をしていた息子にとって、
バイトをするというのは、
本当に高いハードルだったと思います。
だから、こうして
息子のことが心配でたまらないことも
母親なんだから当たり前だよねって
そんな自分を、受け入れつつ、
私は、その心配を手放すために自分に集中しました。
そして、自分の中にあった
『母親だから、私が自分で何とかしないといけない』
『子育ては、母親の責任』などの、
強い思い込みも手放していきました。
そのために、さまざまなことを試しながら
自分なりに日々過ごすことで
少しずつ、色んなものを
手放していくことが出来たのです。
手放すごとに、黙って見守るのが
楽になっていきました。
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
いかがでしょうか?
今日は、
「動き始めたひきこもりの息子が心配な時の対処法」
というテーマでお伝えしてきました。
結局、私は、
息子のことを、息子のチカラを
信じていなかったのです。
だからこそ、過剰に不安になる。
心配をする。
そして・・・
挫折して苦しむ息子を見ることが辛い、という思い。
家でずっとひきこもっていれば、
ある意味そういう心配はありません。
だけど、息子はもう家から出て、
バイトを始めたのです。
それ自体が、息子にとっては大きなチャレンジであり、
そのチャレンジをするだけのチカラを
息子は取り戻したということ。
そこに、気付かずにいたからこその
取り越し苦労でした。
そして、もし挫折したとしたら、
そこからまたやり直せばいいだけのこと。
だから、私がやらないといけないことは、
『息子を信じることができない自分をしっかり見つめ直すこと』
だったのです。
実は、息子を信じられないということは、
自分を信じられないということでした><
私自身が、自分を信じることができていなかった。
だから、“自分作り”をやったのです。
自分探しではありません。
私はもう、ここにいるのだから(*^^*)
自分を作るために、
たくさん水や栄養をあげました。
まさに、自分に全集中!
結果としては、
私自身が自分作りをしていたことで、
息子の心配をすることも減りました。
そして息子も、1年間バイトを続けることができ、
その後、専門学校に2年間通い、
卒業と同時に社会人として働き始めたのです。
あなたも、自分作りをしていますか?
まずは、あなた自身が自分を信じられるようになること。
そうすると、「私の子だからね(*^^*)」と
お子さんのことも
信じて見守ることができるようになるはずです。
だから、あなた自身に水や栄養をあげることを
しっかり実践してみてくださいね^^
あなたが1日も早く、
今、抱えている悩みから解放されることを願っています。
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、今、抱えている悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
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