『ゆるすということ』を読んで思うこと
こんにちは。
《40代、50代女性専門》
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、
チェンジングカウンセラーの平井いずみです。
今日は、私からあなたへおすすめの本を1冊ご紹介したいと思います。
私には、高校1年生の夏休み明けから学校に行き辛くなり、冬休み明けには完全不登校へ・・・
そして、2年生の学年末に高校を退学し、その後、家にひきこもり状態だった息子がいます。
この出来事は、私にとって、とてつもなく辛く、苦しいものでした><
でも、その息子のひきこもりという悩みをきっかけに、私はさまざまな学びをスタートしたのです。
「エッ?なんで、それが学びのスタートにつながるの?」
って、不思議ですよね(;’∀’)
実は、ある日突然、辛くて辛くてたまらないこの悩みを私から切り離し
「この出来事で、いったいこの子は私に何を伝えたいんだろう」
こんなふうに、少し客観的に捉えられたことが、私の学びの旅の始まりでした。
そうは言っても・・・
何をしたらいいのか、自分では全く分からない状況><
そのためスタートは、私自身がクライアントとして、コーチングやカウンセリングを受け始めたこと。
そうするうちに、心理学に興味を持ちはじめ・・・
いろいろ思う所もあって、カウンセラーの資格を取ったり、心理学を学んだりしました。
もっと、知りたい。
もっと、学びたい。
するとその中で、不思議なことが起こりました。
私の学びのきっかけは、『息子をどうにかしたい!』という思いだったのですが(;’∀’)
時とともに、息子よりも、私自身に目を向けていくことになっていって・・・
すると自分の中にあった、今まで見ようとしていなかったものに、気付いてしまったのです(;’∀’)。
そこには、実にさまざまなテーマがありました><
そしてその中の1つが、まさにこの本のタイトルでもある『ゆるすということ』でした。
これは、
の5つ目にあげてあります。
自分に目を向け始めた私は、セミナーに行ったり、本を読んでワークをしたり・・・
こうして『ゆるす練習』を繰り返すことで、私は少しずつ変わっていたのです。
もちろんその練習は、いまもまだまだずっ~と継続中(;^_^A
だって、私は人間だもの^^
それでは、今日は私が読んでいる『ゆるすということ』という本について、ご紹介していきます。
この本に書かれている内容とは
この本は、なんといっても『ゆるす』という内容に特化して1冊にまとまっているため、とても読みやすいです。
そして、この本に書かれている内容は、まさにタイトル通り『ゆるすということ』
目次を見ると、一目瞭然ですね。
第1章 なぜ不幸になるのだろう?
第2章 「ゆるし」ってなに?
第3章 「ゆるさない」ということ
第4章 ゆるさない20の理由
第5章 ゆるせない理由を取りのぞく
第6章 ゆるしは奇跡を起こす
第7章 ゆるすためのステップ
また、これらの各章の終わりのページには「ゆるすためのヒント」が書かれています。
そのヒントを、日々の瞑想や、カードなどに書き写して毎日何度かながめる、などの利用の仕方も紹介されています。
さらに、もしあなたがやろうと思うのであれば、自分でワークが出来るような進め方になっています。
たとえば、『読者のみなさんへ』というところに、このように書いてあります。
本書を読むとき、小さなノートか日記帳を
手元に置いてみてください。
ピンときたことや心に浮かぶ思いを書きとめるのです。
【出典:ゆるすということ 27ページから抜粋】
これはとても重要な作業だと、私は感じています。
頭の中で考えるだけでなく、しっかりと自分の気持ち、自分の心、自分の感情・・・
それらと向き合い、実際に手を動かしながら文字にして、ノートに書き出すことでの気付きがとても大きい。
しかも、思考は一瞬で消え去ることもあるけれど、文字として残っているといつでも読み返せるのです。
だから、『ゆるすということ』と、真剣に向き合おうと考えているあなたは、ぜひ試してみてくださいね。
それではここから、私が特に感銘を受けた部分をいくつか抜粋して、あなたにお伝えしていきます。
まずは、『第1章 なぜ不幸になるのだろう?』のページには、このように書かれています。
虹の向こうに黄金の宝物を探しているせいで、自分自身が虹であり黄金の宝物であるということが、わからなくなってしまうーこんな簡単なことに、なぜ気づけないのでしょうか。
【出典:ゆるすということ 36ページから抜粋】
ここを読んだとき、私は
「ギャ~降参!助けて~~~~」
という感じでした(^◇^;)
耳が痛い!
まさに『隣の芝生は青い』ということですよね(;’∀’)
『第5章 ゆるせない理由を取りのぞく』には、
『何を考え、何を信じるかで人生が決まるということを、忘れてはなりません』
なぜゆるすのかといえば、自分を過去から自由にするためです。
【出典:ゆるすということ 84ページから抜粋】
ここも、どっきりでした><
ゆるすということは、まさに過去から自由になることなのですね。
本当に過去に縛られて、苦しい思いをしていた私でした><
あなたは、どうでしょうか?
過去から自由になりたいですか?
『第7章 ゆるすためのステップ』には、
ゆるしは選択です。ゆるさなければならないという決まりはありませんし、ゆるしの意義を信じる必要もないのです。ただ、ゆるすかゆるさないかは自分の心に決めさせて、ゆるすと何が起きるか、ゆるさないと何が起きるかを、じっくり観察してください。
【出典:ゆるすということ 129ページから抜粋】
結局、自分のことなんですね。
だから、自分がその選択の責任を負うこと。
私にとってはゆるすもゆるさないも、ほかの誰の選択でもなく私自身の選択で決める。
そして、あなたにとってはゆるすもゆるさないも、ほかの誰の選択でもなくあなた自身の選択で決める。
全ては、自分次第ということですね^^
『ゆるすということ』を読んで思うこと
それでは最後に、この本を読んで私が思うことをお伝えしていきます。
『ゆるす』ということを、以前の私は『誰か他の人をゆるす』と捉えていました。
ところが、1番ゆるしていかなくてはいけなかったのは、自分でした><
私自身を、ゆるすこと。
この視点を持ったことは、私にとって大きな変化のきっかけになりました。
私たちは、誰1人完璧ではありません。
それなのに、完璧であろうとがんばり、完璧にできないことを責める。
これって、ある意味矛盾してることなんですよね。
それが分かっていても、ついつい自分を責めてしまう。
きっと、長い間無意識にやってきたことで、もうある意味クセになっているのでは、と私は考えています。
『なくて七癖』なんて言いますよね。
あなたももしかして、私のようにその七癖の中に、自分責めを入れていませんか?
そうだとしたら、ちょっと『自分をゆるす』ということを、あなたの中に意識してみてくださいね^^
そうしたら、きっと何かが変わっていくはずだから(*^^*)
このように、
「女性としての役割」や「こうしなきゃ!」に過剰に囚われている自分に気付き、
ものの考え方や価値観を振り返りながら、行動を変えていくのが
チェンジング・カウンセリング®独自の特徴です。
あなたも、あなたの抱えている悩みの解消に、
チェンジング・カウンセリング®を取り入れてみませんか?
【参考記事】
いかがでしょうか?
今日は、『ゆるすということ』という本についてご紹介してきました。
あなたの中に、自分を責める癖、見つけちゃいましたか?
「それは、おめでとうございます(^_-)-☆」
今夜はぜひ、乾杯してください^^
見付かったということは・・・
自分で気付いた、ということです。
自分で認めた、ということです。
だからこそ、私たちは変わっていけるのです(*^^*)
その切符を、あなたは手に入れたということですね。
さぁ、それをあなたは、これからどうしますか?
気付いたけど・・・
気付かなかったふりをして、使うことをやめますか?
それとも、気付いちゃったから、その切符を使って新しいあなたへの一歩を踏み出しますか?
その選択をするのは、あなた自身です^^
いつでも私は、あなたを応援しています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~あなたが、ひきこもりという悩みで苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~
この記事を書いた人
-
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。
現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。
最新の投稿
- 不登校2024年11月16日共働きでも無理なくできる不登校のこどもを支える6つの工夫
- ひきこもり2024年11月5日ひきこもりの本人と家族がストレスを軽減するための5つの対処法
- 不登校2024年10月24日不登校は本当にデメリット?現状を見直す5つの視点
- ひきこもり2024年10月17日ひきこもり状態でも無理なく始められる体力作りの方法5選
こちらの記事もよく読まれています
ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導くチェンジング・カウンセリング®
「こうしなきゃ!」と自分を追い詰めて苦しんでいる
40代・50代女性のあなたへ
あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?
ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。
あなたも自分の中に隠れているその視点に気付き、ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分を目指していく方法を学んでみませんか?